戯れ言ちゃんねる

ここは、主に放送中のアニメの感想を書くブログです。(3/11)twitterのID:tobizaregoto

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 どうも、管理人です。これまた久々の更新になってしまったということで、お詫び申し上げます。本当は最近書き始めた分が一個あるんですけど、それがいつ上がるのやら…

 さてさて、本題に入る前に、ちょっとだけ近況報告をば。前回(場合によっては前々回)の更新の際に、指を骨折して手術することになったという話をしたと思いますが、その後について。まず結論から言わせてもらうと、先週ようやく固定用のピンが抜けて、リハビリが始まりました。とりあえず、日常生活にあまり支障が出ないレベルでは手を動かせるものの、リハビリ中の右薬指は全然曲がらなくて、いざ握ろうとすると微妙に力の入り方が弱かったり、中々難しい感じ。とはいっても、少しづつ可動域が戻りつつある感覚はあるので、せめて季節が変わるまでにはどうにかなるかなと。というか、イベントとかライブ行ったときにサイリウム握ろうとするときに地味に大変なんですよ。ストラップで固定しないと、危なくて振り回せない…。


 と言う話をしたところで、そろそろ本題に移ります。先日、というか昨日の話なのですが、「不思議の国のカンタータ」という作品の楽曲ライブ「カンタータ THE LIVE」に参加してきました。「不思議の国のカンタータ」は、元SUPER☆GiRLSのみやりちゃんこと、宮崎理奈さんがプロデュースを務めた舞台作品で、2017年の初演「不思議の国のカンタータ〜泣き声混じりの空想歌〜」、2019年の再演「不思議の国のカンタータ 2019」と、2回全16公演に渡って上演されました。どういう話かという話題にするとちょっとしたネタバレになるのであえて伏せますが、第一部が演劇・第二部がライブ という珍しい構成になっていて、またコンセプトの都合上メインキャストを始め、名前ありのキャストのほとんどがアイドルユニット経験者で占められているという、グループ縛りの演劇以外ではちょっとレアなキャスティングとなっていました。
 自分は、確か前にも一度書いたような気がしますが、今年2月にやっていた再演版で初めて見たのですが、そのきっかけも、メインキャストの一人:其原有沙さん のご出演を知ったため。其原さんは、自分が初めてお金を出して見に行った舞台「城下町のダンデライオン」で五女:光 を演じられていて、それがすごく印象的で、以来折に触れてチェックしてるんですが、その繋がりでこの作品を知るに至りました(「ウルトラマンR/B」 も今度まとめて観ます・・・)

 そして、そんな再演から数か月が経ち、「不思議の国のカンタータ」という締めくくりと言う意味合いも込めて、開催されたのがこのライブイベント。構成としては、舞台版と少し被せるような形で、本編はそれぞれが役柄を演じている体で進行するライブ、アンコールからは演者として進行するトーク&ライブパート という感じになっていて…とにかくエモさが爆発して、死にそうでした。というのも、本編パートというのが作中で描かれるアイドルグループ:カンタータ の解散ライブという設定でのお話で、実質的に舞台版の後日談なんですよね。作品の終焉に合わせて、マジもんのラストエピソードという符号がまずやばい。おまけに、作中の活動期間が「5年」という設定なんですけど、舞台版の裏設定が「結成から3年目を迎え、解散の危機を迎える中での出来事」ということになっていて、実際初演が行われたのが約2年前で、計算的にはほぼぴったり一致する上に、5年という年数がアイドル業界的にはすごい生々しいわけですよ。もちろん、例外はいくつもありますけど、基本的にアイドルやれるのって若い頃だけで、アイドルファンと言うのは短い時間の中で儚くも輝く彼女たちの姿にどうしても惹かれるものなので、そういう意味でも最後に相応しいエピソードにして、それを体感してきたみやりちゃんを始めとしたキャストだから描けるものだと、強く思わされました。
 また、楽曲に関しても、相変わらず素晴らしかったです。基本的には、舞台版のライブパートで披露された楽曲がメインなんですけど、そこに新曲が加わったり、ダブルキャストで昼夜別人が同じ楽曲を唄ったり、はたまたオリジナルキャストが揃わないところを追加メンバーを加えて披露したり、セットリストと見せ方で舞台版とはまた違った、新鮮な気持ちで堪能できました。楽曲自体は普段から結構ヘビロテしてるんですけど、本当ひと味もふた味も違っていて、興奮が止まなかったです。

 それ以外の話をしますと、やはり生の演者さんといいますか、パフォーマンス力の高さと愛され力がすごかったです。開幕初っ端こそ、ドロシー役の増井みおさんのイメチェンっぷり(舞台版からのビフォーアフター)に驚かされたものの、リハーサルが三日間しか取れない中でしっかり振り付けとパフォーマンスを仕上げてきたメンバーの動きに釘付けにされました。その中でも特に印象深かったのは、メイリーことメイ役の渡邉ひかるさんのソロパートでの動きが本当キレッキレだったのと、歌姫エレーナことエレナ役の溝手るかさんが抜群に歌が上手かったこと。溝手さんに関しては、メインの中では唯一再演で出演されていなくて、今回初めて見させてもらったんですけど、役柄の肩書きに全然負けてなくて、本当御見それしました…。

 あとは、何といっても、新曲「夢を見た」に込められた想いが、色々と考えさせられましたね。先ほども少し触れましたが、本編がカンタータの解散ライブという設定で、作中で各メンバーが今後の進路を語るシーンがあります。そこで、みやりちゃん演じるカナの語る進路、その答えが「夢を見た」という楽曲そのものであると語っています。みやりちゃん本人としても、「『カンタータ』という作品を通して、夢を見せてもらっている」 という事あるごとに語っているように、この作品のテーマの一つがいろんな意味での「夢」なんですよね。眠っているときに見る「夢」というのもそうですし、アイドルとして、誰かに「夢」を見せる というのもそう。そして、自らの心の中に抱いて、指針となる「夢」…「夢」と一言で括っても、これだけの解釈があります。そして、「夢を見た」という楽曲にも、いろんな意味での「夢」がかかっていて、これが一つの終わりではありながらも、どれもがネガティブな意味では描かれていないように感じました(歌詞を完コピしてないので、個人的な感想)。なので、この先の話が描かれることはないけど、これが決して終わりじゃなくて、これからもカナはカナとしての人生を歩んでいくはずで、演じているみやりちゃんも、新しい夢を携えて、これからも活躍を続けてくれるはず。そう信じさせるには十分なメッセージを受け取らせてもらいました。


 ちょっと長々と書いてきましたが、これを書いてる間に軽く二時間近く経とうとしてるので、そろそろ締めたいと思います。再演から入って約半年、作品ファンと語るにはあまりににわかが過ぎるとは思いますが、最後にライブという形で機会を与えてくれたことも含め、最高に楽しい夢を見せてくれたこの作品が大好きでした。原案を生み出してくれたみやりちゃん、そこから最高の形に仕上げてくれたキャスト・スタッフの皆様に感謝の意を込めて、最後締めたいと思います。

 みなさん、最高の舞台をありがとうございました!!

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夏コミ当落

 どうも、管理人です。またしても一週間空いてしまいましたが、とりあえずせこせこ更新と。


 さて、先日夏コミの当落が発表されました。うちのサークルも、とりあえず前回に引き続き申し込みをしたのですが無事当選ということで、2回目のサークル参加が決まりました。サークルの場所は

3日目 西こ-14b

となります。今回は4日開催なので、3日目と言われても何かピンと来ないかもしれませんが、分かりやすく言えば日曜日です。ちなみに、いつもお世話になってるアニ☆ブロさんも無事当選したみたいで、そちらは2日目になります。今回もクロスレビューのレビュアーとして参加してますので、詳細はまた後日。

 そして、今回の頒布物についてですが、実はちょっと悩んでます。というのも、前回のコミケのときに、新人賞レビューの総集編を出す予定だったのが制作上の都合で流れたので、今回はそれ+今年の新人賞レビュー本を出すつもりだったのですが、今回原稿の進みが異常に遅くて、全然進んでないわけで。一応、レビュー書く予定の本はほぼチェックできたんですが、いざレビューとしてまとめるとなった時にかなり辛口評価になってしまい、上手いこと纏まらないという。なんで、今回は総集編メインで、そこに一部今年のレビュー+おすすめ本 を紹介する1冊だけにしようかなというのが現状有力な感じです。まあ、いずれにしても、これからやるべき作業が山積みなので、間に合えばって感じですけど…


 とまあ、こんな感じで告知は以上です。来週は、こないだ報告した骨折の件でちょっくら手術を受けないといけなくなったので、それが一番のダイジェストになりそうです。出来れば手術前にもう一回くらい更新したいな…(願望)

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久々の更新

 どうも、管理人です。気づいたら、5月はろくに更新できないまま6月突入ってことで…ちょっと放置しすぎたなという感じで軽く更新。


 ということで、最近の管理人ですが、微妙に視聴が滞りしながらも、どうにか回収してるって感じですかね。一応、鬼滅もぼく勉も遅れてるわけではなく、単純に感想を書く余力と気力がないと。何か、こういう書き方するとブロガー的にはどうなんって言われそうなんですけど、書けるときに書くっていう意味ではそれはそれでスタンスとしては成立してますし、ヤフーブログとしてはあとわずかの期間もだいたいこんな感じになりそうな気配

 そして、これはリアルの話になりますが、先日仕事中にうっかり負傷してしまいまして、右手の指を骨折しました。なんで、地味にタイピングを始めとして、作業諸々がやりづらくなってるので、早く治したい…


 と言った感じですかね。ひとまず、アニメ感想の方はせめて最終回直前位までには復帰するとして、ブログの更新ももう少し出来るように努力します。

 それではまた、次の更新で!

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舞台あれこれ

 どうも、管理人です。またしても間隔が空いてしまい、誠に申し訳ないです。で、申し訳なさついでに言わせてもらうと、今回はアニメ感想じゃなかったり(一応、アニメ感想ブログっていう名目なのにw)


 そんなわけで、本日の更新ですが、今月に入ってから舞台の観劇が続いてるので、まとめて感想を書こうかなと。ほぼほぼ会期終了になっていて、宣伝にならないってのがちょっと勿体ないですけど、そこは勘弁と言うことで。


1.舞台 やがて君になる
 まずは1本目。こちらはGWまっただ中に会期が始まって、本日千秋楽を迎えた公演でした。管理人は5/4に当日券で見てきました。で、内容に関してですが、アニメ化もされているタイトルなので、今さら説明も不要かなとも思ったりもしたのですが、簡単に解説を。メインとなるのは、「好き」という感情が分からない高校一年生の侑 と、一見完璧超人だけどどこか掴みどころのない高校三年生の燈子 の二人で、この作品自体は二人の変化と、彼女たちが彼女たらしめる「自分」になるまでを描いた話となっています(あくまでも、個人的な解釈です)。
 で、この作品で一つ、大きな要素として描かれているのが、女の子同士の恋愛・・・俗な言い方をすれば「百合」という点でしょうか。ぶっちゃけ、舞台を見に行くにあたって、ここがいろんな意味でネックになるんじゃないかと言う危惧はありました。というのも、百合ってNLよりも描き方が難しいというか、より心情描写に繊細さが求められて、それをしくじると生理的に受け入れられないって可能性が高いわけで。ですけど、この作品に関しては、原作の時点でそこは一応クリアしていて、いざ舞台化するときにどこまでやれるのかっていうのが課題だったのですけど、まあ本当上手くやりましたね。この作品のオチといいますか、「やがて君になる」ってタイトルがどこにかかってくるかと考えた時、直前の生徒会劇での燈子先輩そのもの というのはもちろんとして、ラストシーンの侑にもかかっていて、そこを結びつけたのが「百合」という要素で、必然性は十分あったのかなと。

 そして、侑と燈子先輩にばっかり目が行きがちですけど、他のキャストさんもすごくいい演技をしていたなと。舞台ではちょっと割を食った沙弥香先輩にしても、原作よりも愉悦感マシマシで描かれていた槙くんにしても、そしてチャラさ全開の堂島くんにしても、原作と舞台、立っているステージは違いますが、それでも確実にシンクロしていて、これが作品世界そのものだなと思わされる雰囲気を作っていたのは本当すごかったです。
 あと、見ていた時は全然気づかなかったんですが、侑の友人のこよみをやっていた方が、何か妙に聞いてて安心する声質だなと思ったら、A応Pのメンバーで、新人声優さんだったんですね。wikiで見ても、まだ出演作は少ないみたいですけど、なぜか納得した自分がそこに…。他にも声優として活躍されている方も何名かいたのに、それを感じたのがこの人だったのは不思議。まあ、そういうのも込みで、素晴らしい出来で、そのうちBD化されるらしいので、興味がある方はググって予約するのが吉です!


2.父、踊る
 一本目で大分長くなりましたが、ひとまず予定通り続けます。こちらは、声優の皆口裕子さんが主宰する演劇ユニット「ラーニング・ラパン」の最新公演で、演目としては2016年に上演されたものの再演という形になります。ちなみに、こちらは今週の金曜日にスタートして、今これを書いてる時点であと2日間公演が続くので、もし興味を持っていただけたら、中目黒のウッディシアターに足をお運びいただけるとありがたいです。

 で、作品の話に戻すと、とある一家の父親と4人の娘たち、それを取り巻く人々を描いた作品になっていて、ざっくりと内容を説明すると、「家族」とか「夫婦」とか、そういう繋がりを描いた話でした。あえて、ネタバレを極力排した書き方をするとすごい難しい…いや、仮にネタバレ全開だとしても難しいんですが、とにかく「理屈ではない」んですよね、こういうのって。例えば、夫婦げんかが絶えない夫婦がいたとして、奥さんが度々実家に帰ってきていて、その度に旦那さんが迎えに来ていて、でもすぐにまた喧嘩して…(以下エンドレス) という状況を、果たして夫婦仲が悪いと取るか。例えば、一見円満な家庭に見えて、でも喧嘩の一つもしたことのない夫婦を理想的と言えるか。それらはぶっちゃけ明確に答えが定まってるものではないのですけど、そういう小さな問題というのはどこの家庭でも抱えていて、それを一つ一つ乗り越えていくことで「家族」になっていく、そういうものだと思います。本作の場合ですと、そこに加えて、これから新たに家族になっていくカップルという視点、さらにそれを乗り越えて、男手一人で娘たちを育て上げてきた父親という視点が加わって、非常に分かりみが深い。いや、そんなこと言っても、管理人自身に全く経験がないので薄っぺらく思えるかもしれませんけど、でも分からなくても、それを考えるだけで思わぬ泣けちゃうわけで。それこそ、一見してわかるわからないを問わず、それぞれ抱えている問題を、それぞれの答えで乗り越えていく姿だったり、経験の差で解きほぐしていくお父さんの言葉がすごく胸に刺さる。
 しかし、この作品って、作中の時間に換算すると、ほとんどのシーンが一日の出来事に集約されていて、それを考えると情報量が半端ないんですよね。ざっくり説明すると、1話の中で三女が実家に出戻りして、次女も出戻りして、三女と次女の旦那が迎えに来て、お父さんが二人の旦那と酒を飲んで、四女が彼氏を紹介して、結婚の挨拶をして、長女がずっと抱えていた亡き旦那への想いを解きほぐして…これだけのイベントを一日の出来事として処理するテンポの良さがすっごい。実際、劇を見ながら、ふと思い返してみた時にびっくりしたくらいでしたし。まったくそれを感じさせないシナリオのクオリティの高さは、是非必見です。


3.舞台 ヤマノススメ
 最後がこちら。こちらも、本日千秋楽を迎えた公演となります。内容的には、原作及びアニメの中から細かく話を区切って、全7部で構成した もう一つのヤマノススメ という感じですか。これまた真面目な話をすると、舞台化の話を聞いたときはちょっと目を疑うほどで、どうやって落とし込むんだろうと思ったものですけど、いざ本番を迎えてみると、ちゃんと「ヤマノススメ」という作品世界を再現した内容になっていて、いい意味で誤算でしたね。特に、あおい役の高橋紗妃さんが出てきた瞬間から あおい になっていて、舞台の幕開けからすぐヤマノススメの世界に浸ることが出来ました。
 また、他のキャストさんにしても、基本的には作品のイメージに沿った役作りが出来ていて、時折アニメ版のキャストさんの演技だったりキャラそのものとシンクロするかのような錯覚を覚えるくらいでした。それでいて、作品舞台となっている飯能市をフィーチャーしていた聖地巡礼要素はちゃっかり入れながらも、上演時間をやや短めにして、且つ全体的にコミカルな内容に仕上げたってところが中々面白いところ。これは主観なんですけど、この舞台ってそもそも外から来る人に向けた内容でもあるんですけど、それ以上に地元の人にもっと作品を知ってほしい、楽しんでもらいたいって要素が強くて、現に客席には招待チケットをもらったと思われる子供連れとか年配の方がかなり多かったです。天覧山に置いてある交流ノートとかを見ても、明らかに子供が書いたと思われる書き込みもちらほらあって、飯能市民にとってもヤマノススメがすごい身近なものなんだなと改めて感じた次第です。

 あと、それ以外で言えば、今回落語家の人がキャストとして参加してたせいか、ギャグ要素と言うかコント要素が無駄にクオリティ高かったなと。その最たる部分が、第6部の誕生日会の話と第7部のマーケットの話で、話が微妙に噛みあわない系のコントが大好きな管理人的にはめっちゃツボでした。そのくせ、最後がギャグかと思ったら真面目な話で落としてきて、そこでもびっくりでしたよ…。

 まあ、とにもかくにも、今日で千秋楽だったということで、キャストスタッフの皆様に感謝とお疲れ様の意味を込めた感謝の言葉を書いて、この場を締めようと思います。良い作品に仕上げてくださって、本当ありがとうございました!!



 と、何か締めっぽく書いたものの、何かこれで終わらせると変な感じがするので、もうちょっとだけ書いて、記事を締めようと思います。思えば、すでにこの時点で去年見に行った本数を超えていて、いよいよ何クラスタの人か分からなくなってきましたが、とりあえず気持ちだけは今まで通りなので、どうかそのつもりで。次は多分いつもの感じで感想記事を書ける…かな?

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 どうも、管理人です。年号が変わってから1日が経過して、ようやく令和一発目の感想となります。つか、自分で言ったことと言っても、更新頻度あげようとするとネタ探しがつらい!


 ということで、今回紹介するのは、MF文庫J より刊行されている「ライアー・ライアー 嘘つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです」。作者の久追遥希さんは、第13回MF文庫Jライトノベル新人賞で佳作を受賞した「クロス・コネクト」でお馴染みの方で、本作が2作目となります。ちなみに、担当絵師は前作と同じく『きのこのみ』のkonomiさんということで、まあMFのいつものやつってことで。


 そんな話はそこそこに、感想に参ります。まず、本作の内容を簡単に説明すると、うっかり学園島最強の生徒に勝ってしまったせいで、偽りのトップを演じざるを得なくなった主人公:篠原 が、それをサポートするメイドの姫路や、実は偽お嬢様だった元最強こと西園寺 らとともに決闘(ゲーム)に勝ち抜いていく、そんな話になっています。前作の
「クロス・コネクト」が大枠として、一つのゲーム世界があって、それをクリアするという目的が在ったのに対し、本作は括り的にはもっと大きく、しかし一つ一つは細かく と言った感じで、読み応えとしては大分違った感じがしましたね。というか、モチーフとしてるものが前作と対極でして、ある意味ではシリーズ化を念頭に置いて話を作ってるのがより顕著になったシリーズかなと思いました。

 そして、作品そのものに関してですが、読んでて色々と既存の作品を影響を感じさせるところがありましたね。例えば、星の奪い合いって設定は「はやて×ブレード」、ゲームで序列が決まるというシステムは「賭ケグルイ」などなど。まあ、個人的に頭をよぎったのは、「エム×ゼロ」でしょうか。といっても、この作品は性質上、どうやっても正攻法での戦いじゃなくて、イカサマを前提とした戦いなので、その辺の作品からの読み味を想定すると何とも言えなくなるわけで。あえて言うなら、「ノーゲーム・ノーライフ」を比較的現実寄りに落とし込んだ結果とも。
 結局、何が言いたいって話をすると、前作における「綱渡りで細い糸を手繰り寄せるような勝ち筋」っていうのは健在なんですけど、一方で方法論が別物と。なので、非常に歯がゆい気持ちになるところもあります。が、イカサマによるサポートを受けてるとしても、主人公に余裕があるわけじゃないのと、あくまでも勝ちを取りに行く・そこに妥協はしない という姿勢を早々に表明しているので、主人公があまり嫌味に映らないのはプラス材料。ここは前作主人公と同様で、圧倒的に強いわけでなく、圧倒的不利からどうにか勝ちを拾っていくという縛りがよい方向に働いていると言えるかと。

それ以外の話ですと、ヒロインについて。一応本作ではダブルヒロインという形になるわけですが、いい意味でテンプレ的で自分は好きです。一見お嬢様だけど一皮剥けば全然そんなことはない西園寺、チート性能で口数は少ないけど身内思いの姫路、前作の春風がイマドキいないであろう良い子ちゃんだった分、やや現実的な方向に寄せてきたように思えますし、ギャップ萌えの破壊力よ…。特に、西園寺の素の状態がめっちゃ好きなわけで(語彙力)


とまあ、こんな感じですか。前作から好きな自分的には結構好きではあるんですが、続くかどうかは正直未知数。最近流行りの(?)ギャンブル系作品とはいえ、オリジナリティは低めで、癖も弱い。この中で、どこまで人気を勝ち取れるか。前作も、思い返せば小さくまとまった感が否めないので、シリーズ化を意識したときにどこまで突き抜けられるか、それ次第かと。

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