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ようやく、読み終わりました。これは短編集ですので、何度か途中で感想を書いています。ハニーのブログのこちらも読んでみて下さいね。
http://blogs.yahoo.co.jp/honeyconfectionary/17130505.html(われはロボット)
http://blogs.yahoo.co.jp/honeyconfectionary/18601284.html(ロビィ)
http://blogs.yahoo.co.jp/honeyconfectionary/18749868.html(堂々めぐり)
http://blogs.yahoo.co.jp/honeyconfectionary/19404643.html(われ思う、ゆえに・・・・・・)
http://blogs.yahoo.co.jp/honeyconfectionary/22751898.html (うそつき Liar!)
短編ごとに、ロボットがどんどん高性能になっていく感じですね。子守ロボットや宇宙での作業用ロボットから出発して、最後のお話では、マシンと呼ばれる超スーパーコンピューター的なものになっていきます(現代ではこういうのなんていうんでしょうね)。
ロボット心理学者のスーザン・キャルヴィンは、最初はロボットの心理状態を探るのに必死でしたが、最後の方では自然にロボットの考え方ができる人間になっていますね。彼女は八十二歳で亡くなるまで、ロボットの心理を見続けていましたが、彼女がもっと現役で長く生きられるようであれば、完全にロボット側の立場で行動したかも知れませんね。
ハニーが読んだのは、早川書房の決定版というものでしたが、巻末にSF作家の瀬名秀明さんの解説が載っていました。「『ロボット学』の新たな世紀へ アシモフ<ロボット工学>の三原則の受容と発展」と題されており、19ページもあって読み応えたっぷりでした。
この解説をひとことで言うと、「実装」ということかな、と思いました。瀬名さんはこのことばを何度も使われるのですが、ハニーは今まで日常的に聞いたことはありませんでした。彼の説明によれば、「実装」というのは「アイデアをシステムとして機能させる」ことのようです。
「ロボット工学の三原則」は工学者にとっては、「人間」、「危害」などのことばの定義が難しく、「実装」への道がまるで見えないのだそうです。アシモフの作品中でも、このあたりの定義をめぐってロボットが悩んだりしていたような・・・。三原則は参考のため、もう一度書いておきますね。
ロボット工学の三原則
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
アシモフの一連のロボット作品が発表されてからは、ロボットを描くSF作品の発表者は、この三原則を取り入れるにしろ入れないにしろ、とにかく大いに意識せざるをえなくなったでしょうから、影響は計り知れないですよね。
次は、アシモフの『ロボットの時代』というのを読んでみようかな〜と思っています。いつになるかは、わかりませんが・・・。
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内容をあまり覚えていなくて、この本を読み返そうと買っておいたら、娘が持っていってしまって・・、返してもらおう。
2008/5/4(日) 午前 9:54
1940年代に書かれた未来のお話なので、古くて新しい感じが不思議です。この本のようには、ロボットも宇宙も現実には開発が進んでいなくて残念です。
2008/5/4(日) 午後 1:28
この200年ほどの知的集約度の級数的なアップは、AIという形で次のステージを実現するのかもしれません。怖いのは、一部の人間が一部の者の利益のためにAIを利用することだと思います。
2008/5/5(月) 午前 5:28
うう、難しいな。「知的集約度の級数的なアップ」、「AIという形で次のステージを実現」、なんとなくわかるようなわからないような・・・?(*^_^*)
やはり、この本のようにAIにものすごく賢くなってもらって、一見一部の者の利益のために動くと見せかけて、実は人類全体のために動いてもらえたらいいですね〜。でも、それもAI頼みのようでちょっと怖いかな。
2008/5/5(月) 午後 8:27