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 「小林司」、「東山あかね」という文字を本の背表紙で見て、てっきりあの「ホームズ物語には著者ドイルさんの家庭の苦悩が色濃く反映されている」という趣旨の心理分析が展開されている本だと思って借りてきました。

 しかし、読み始めて気づいたのは、これはジョン・ラドフォードさんというイギリスの心理学者の方が書いた、伝統的シャーロッキアン視点の読み物でした。つまり、ホームズは実在し、実際に友人ワトスンが事件簿を執筆、出版代理人のドイルが自分の名で出版したという基礎設定に立った、知的ゲームとしてのホームズ論です。小林さんと東山さんは熊谷彰さんと共に、翻訳者として名を連ねているだけでした・・・。

 まあ、この本はこの本でそれなりにおもしろかったし、ホームズ物語全編を思い出しながらおさらいすることもできて有意義といえば有意義でしたが、特に新鮮味や驚きはありませんでしたね。ただ、この本にも言及されていたように、ホームズ物語の周辺は一大産業になっていて、正典はもちろんのこと、その多種多様なパスティーシュとこの本のような評論、解説本が山のように出版されていることを改めて実感しました。

 やっぱり、小林さん+東山さんのドイル分析の本を借りてこなくっちゃ。


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