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「チェックメイト・K2・・・こちらホワイトルークどうぞ!」
(Checkmate King 2, this is White Rook, over.)
「どうぞ!・・・こちらキング・2・・・応答せよ!」
(This is King 2, roger, out. All right, that's it - let's get outta here !)
斥候サンダース軍曹ですです!
生まれ育って暮らした札幌の南区は澄川と真駒内エリアはボクにとって一番お馴染みでおちつける場所なのだが、関東は東京圏に10年暮らし、その後は各地を転々と暮らしているが、東京の杉並区に1985年から1990年まで暮らしていて、ボクはこのエリアも懐かしく心おちつく思いで深い場所なのである。
『ここ・杉並』 谷川俊太郎
生まれてからずっとここに棲んでいる
もう七十年を超えたが
根を下ろしているかと問われると心もとない
言の葉は空へとひろげているかもしれないが
若いころここは無限の宇宙の一隅だった
界隈には名だたる文人たちもおられたようだが
私はケヤキの枝越しに青空見つめて
火星人からの通信を待っていた
いまではそれなりに居心地のいい巣穴
かつて田んぼいま建売のこの地の下に
縄文以来の祖先の暮らしも埋まっているが
他意はないけど私は多分ここに骨は埋めない
燃えないゴミに燃えるゴミ資源ゴミに粗大ゴミ
集積所を通り過ぎる日々の流れの無常迅速
腕白だった川は飼い慣らされても
昔ながらの速度を保っていて
その堤に春になれば桜も咲いて富士も霞んで
行きつけの床屋 顔見知りの宅配青年
イタリーやインドやタイの出店もたくさん
並木道に異国の言葉も聞こえてくる
阿波踊りや七夕祭りの雑踏を抜けると
四つ角の塀のうえ野良猫がアクビしている
とまれ私はここから世間に打って出て
毎夜ここの巣穴で幸せに眠る
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上記に掲載した詩は谷川俊太郎の作である。この詩人が住み暮らすご近所で生活をしていたボクなのだが、昔の双子山部屋とか、かつてアーケードのあったすずらん通り商店街の熊谷突撃商店とか、都立和田堀公園や、ビートたけしのネタで有名な高千穂大学のあるエリアだ。この地域で最も特筆すべき神域は大宮八幡宮であり、初詣はあたりまえだが、よく参拝に訪れたものである。
この八幡さまは、康平6年(1063年)に源頼義が前九年の役の帰途に、石清水八幡宮から分霊して当地に創建したと伝わる。武蔵国の三大宮の一つで「多摩の大宮」とも呼ばれ、境内は15,000坪もあり、都内でも3番目の広さを持つのですヨ。
和田掘公園に隣接する釣堀屋の武蔵野園で、釣りはせずによく鯉こくを食べて酒を飲んだのも思いで深い。この辺りを渡辺えり子が杉並の秘境と言っていたのだが、夜はここが東京かと思うくらい鬱蒼として暗かった場所でもあった。この閑静な佇まいは居心地がとてもヨカッタものである。・・・あぁ〜八幡さまに初詣に行きたいなぁ〜。
・・・・・・こちらホワイトルークでした!
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