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 今回の一般質問から、「環境について」と言うテーマで質問した部分を掲載致します。(質問本文は言いまわし等実際とは多少異なります。)
 
 ダイジェストで解説すると、
 
 古い最終処分場がどこなのかという質問と、通称「福祉会館跡地」と言われている学校給
食センター建設予定地の一部が旧最終処分場であった事を取り上げゴミの撤去や安全性を確認する質問でした。
 本庄市の答弁は概ね、法令などに則って進めている、推移を見守る、問題が発生した場合は適切に対応するというものでした。
 実際のゴミの上には受水槽や配管が設置されますが、ゴミの範囲確認はしていないため建物との位置関係は正確に把握されていません。
 ゴミを撤去しないまま建設を進めると言う事自体現在の一般常識では考えられませんが、吉田市長は答弁の中で「ゴミの上に自分の家を建てるかどうかもケースバイケース」であるとしていました。
 
 私には社会通念上、ゴミの上に給食センターを建てる事が許されるとは思えません。
 
 

 

(質問)
 環境への意識が世界的に高まっております。
今回はゴミの問題に焦点をあてて質問致します。
 本庄市では現在、昔のゴミ埋め立て地がどのような現状にあるか現状を御答弁下さい。
 また古いものでは資料が存在せず、具体的な位置が特定できないものもあるかと思いますので、その際には伝聞などによりゴミの埋め立てを行っていたらしいと思われるゴミの地下埋設や廃棄が疑える場所、また当該土地の現状についてもご説明願います。
 次に具体的な場所についてお伺い致します。
 現在本庄上里学校給食組合により建設が進められている学校給食センターの建設用地となっている通称福祉会館跡地で御座いますが、工事着工したところ実際に地表からわずか70センチの所から昭和40年代頃埋め立てた思われるゴミの山が出てきたと給食組合から聞いております。
 埼玉県から伺った話ではこの場所は以前は砂利の採掘場で、そこに空いた大きな穴に昭和40年代の一般ゴミを廃棄していた跡であると報告を受けているとのことで御座いました。
 本庄市は学校給食組合側とその土地の賃借契約を結ぶ際には、「土地は安全である」と議会に説明しておりましたがやはり根拠は無かったことになります。
 議会などからもゴミの埋め立てが指摘されていたのにもかかわらず何の調査もせず、工事に入ったところ実際にゴミが出てしまった。その為今年に入って簡単な調査をしたと聞いております。
 その調査の内容及び特に調査項目等を決定した理由、そして今現在この土地の安全性について本庄市はどのように考えているのか御答弁をお願い致します。

 


(再質問)
 埼玉県の建築審査会が今回の土地に開発許可を出す際、ゴミが埋まっている上に給食センターを建設するという事については大変大きな問題になりました。
 結果的に、開発について賛成した委員の多くから、ゴミが出た場合には適切な対応をするべきであるという条件付きのような議論がなされておりました。
 しかしながら適切な対応とは何かと言う事になると、こんどはアドバイスしてくれるのが開発許可を担当した建築指導課ではなく県の環境部になってしまう。
 ここである種の論理の飛躍が結果的に生まれてしまっていると私は考えるのですが、埼玉県の環境部では、もともと本庄市では最終処分場の跡地に学校給食センターを建設したいのだからその為にクリアーするべき条件は何なのかという観点で指導をしているわけです。
 つまりもともとゴミをすべて撤去うんぬんではなく、昔のゴミの最終処分場の上にものを建設する場合の条件について検討しているわけで御座います。
 ここでさらに大きな問題点が生じます。
 実は今回のように昔の最終処分場の上に建物を建てるにあたっての法律的な問題点といった場合、現行法では適切に対応できる法律が無いのです。
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律、通称廃棄物処理法には、ゴミの上に何か作る場合には届出をする様にと言っていますが、3年前の法改正以降埼玉県はいまだに一つとして届出が必要な区域の指定を行っておりません。
 土壌汚染対策法も、そもそも工場の廃止に際する調査義務を規定するものであり指定している有害物質も限られており、今回のケースには当てはまりにくいのが現状です。
 まさに環境についての近年の意識の高まりに、法律が実態に追いついていないと言う事が出来るのです。
 
 県の職員は私にこう言いました。
 昭和40年代、分別と言う概念がまだ無かった時期に収集された一般ゴミに、たとえ注射器などの医療ゴミなどが含まれていたとして実際にそれが出てきて汚染が確認されたと言う事でもなければこちらの問題ではないのだと。
 埼玉県からすれば、法律や県の条令に違反しているかどうかについては指導するけれども、そこから先は本庄市の問題だとなるのも仕方がないことかもしれません。。
 
 
 しかし法律上問題がなければ 何をやっても良いのかというとその様な事が許されるはずがありません。
 たとえば最近話題になった築地市場の移転問題に関しても土壌汚染対策法の附則、これは国会議員からも築地移転問題のためにあえて作った抜け穴だと指摘されておりますが第3条「この条項は法律の施行以前に使用が廃止された土地には同法を適用しない」とあるため、法的には問題がないとされてしまっているけれども、世論はこれを許しはせず、結局東京都は670億を超える新たな汚染対策費を強いられる状況となっています。、
 今回の本庄市の件も法的には問題がないとして進めていても、健康被害が予想され、とうてい市民感情を納得させることは出来ないのであります。
 道義上はもとより、将来の危険が予測される今回のようなケースにおいては住民の不安を取り除くことがまさに自治体の役目であると考えます。

 検査の内容についても本庄市は考え方をあらためるべきです。
 法が整っていないと私は述べましたが、真に安全な街を作りたいと願うのであれば、国は今回のことに関しても、運用基準や省令といった形で指針を示してくれているのです。
 先ほどの県の土壌汚染防止対策マニュアルもその一つでしょう。
これらによれば土壌環境基準は少なくとも27項目有り、そのほかにも地下水等の検査が義務づけれているのです。


 本庄市の今回の調査では開発エリア全体ではなく用地のごく一部のみを調べていることからして検査を行い場合の一般的な基準からずれているわけですが、調査位置に関して言うならば
 今回のようにゴミが地下に埋め立てられているケースでは、先日実施した地表から一メートルの所を調査したのでは全く意味がありません。
 なぜなら土壌汚染対策法が示唆する地表から一メートルの地点という考え方はそもそも、上に立っていた工場で使用した有害物質が地表から浸透していったケースを想定しているからです。
 今回のケースでは調査した部分はまさにゴミの上に他からもってきてかぶせた覆土にすぎず、汚染が検出されないことは容易に想像がつきます。
 調査項目に関しても、重金属系汚染物質の溶出試験のみで、生ゴミなどに含まれる窒素系の化合物の検査は行っていない。含有試験も行っていない。これではそもそも、一般ゴミからでやすい汚染物質の調査は行っていないも同然です。
 たとえばその他にも腐敗に伴って発生するメタンや硫化ガスなどは、温度などの様々な条件が整ったときに発生しやすいもの、つまりいつ発生するか分からないものであります。
しかもこれらのガスは発生したと分かったときには付近の酸素を押し上げてしまっており、非常に注意が必要な物質であると言えるのです。
 付近を掘削したり、杭を打ったりする作業によって、それらの物質が刺激され、いつ被害が出る分からない状況にあると言えます。
  
  総合的に考えた場合、私は福祉会館跡地のゴミはすべて撤去するべきだと考えますが、本庄市はすくなくともこれらの基準に則った検査をし、ただちに安全性の十分な確認をするべきであると考えます。
 その様な状況を考えたとき、それでも本庄市は福祉会館跡地は安全なので給食センター建設に供することには全く問題がないと考えておるのか、御答弁お願い致します。

 


 (再々質問)
 法律を守っているから良いという判断は非常に不十分な判断です。 最近では建築基準法などを巡る最高裁判断でも、法律で示しているのは最低限の基準である、安全上それ以上の配慮が求められることが予測される場合には、法を満たしていてもその責任を問われ裁判では負けると言うのが一般的になってきております。

 また、先ほど答弁の中で引用されていた土壌汚染防止対策マニュアルですが、私も読んでおります。
 それによると、これは大変重大な事実なのですが、廃棄物の種類と有害物質という項目に 今回のような一般廃棄物から検出される物質として「揮発性有機化合物」「ダイオキシン」に○がついており、本庄市が調査した重金属類には検査しても検出されることが稀であるとしてチェックがなされていないのです。
 もし本庄市がこれを知った上で、事実を隠蔽するためにあえて検出される可能性が少ない重金属のみの調査を行ったのだとすると、そこには悪意があるとさえ思えてしまうのですが、この点について如何お考えか御答弁お願い致します。
 また先ほどからゴミの上でも安全だと御答弁を繰り返しておられますが、では市長はゴミの上だと分かっていても自分の家を建てるのかお答え頂きたくよろしくお願いいたします。

閉じる コメント(6)

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給食センターのHPからセンターの建設進行状況の写真のUPが削除されたのは、見せたくない事情が有るのでしょうか?

ご存知でしたらお教えください!
また、図面に関しては設計変更等があったのでしょうか? 削除

2008/4/1(火) 午前 0:45 [ 自校式 ] 返信する

自校式様>書き込みありがとう御座いました。
これまでも調理器具の上に天井から伸びてくるダクトが突然消えていたりと、ちょっと?と思っている場面もありました。
わたしからするとゴミの問題だけとってみても十分”見せたくない事情”ですが...。

受水槽はゴミの関係で、地下に10メートル以上の杭を打つことになりました。

2008/4/1(火) 午後 7:45 [ honjoishin ] 返信する

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給食センターは誰のためにどういう目的で作られるのか改めて市長に聞いてみたいです。子供たちに安全な食べ物を、という一番大切なことを無視して大金を使い莫大な給食センターを作るというのは許し難いことではないでしょうか?

2008/4/3(木) 午後 10:25 [ envy_masa ] 返信する

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本庄台地

西限は神流川、北限は利根川、東限は身馴川により境されており、松久丘陵の北東縁部に発達する孤立状台地である。本台地は北東端に本庄の市街地を発達させ、東西最大巾5.5km、南北最大巾11kmに及ぶ、扇形の広がりを呈し、扇頂部の神流村池田で海抜高度120m、本庄市諏訪町で50mと下降するこの扇状地性台地は本庄市街地から急断崖を伴って妻沼低地に至る。扇状地性台地上にしばしば閉曲線的な谷地田が発達している。傾斜区分図で明らかなように、3゜未満の傾斜からなるため、台地の平坦性は良好といえよう。表土下には淡黄褐色の色調で南関東地域に見られる立川ローム層に対比される関東ローム層(上部ローム層)が1〜1.5m層厚で発達している。その下位に、武蔵野ローム層時期に対比される暗褐色粘土が0.5〜2m層厚で、礫層が更に2m層厚でそれぞれ発達している。

と言うことは『砂利穴は深い』よってゴミも沢山って事ですか? 削除

2008/4/3(木) 午後 10:41 [ 西川君 ] 返信する

envy_masaさま>書き込みありがとう御座いました。
地下にゴミがあっても建設が適当かという問いに対し、仮に安全であるといえるのだとしても、社会通念上は建設は認められないと考えるのが現在の環境に対する一般的な認識です。
もし環境について少しでも意識があれば、安全だから今回の件は大丈夫だとは発言できないでしょう。

2008/4/4(金) 午前 10:20 [ honjoishin ] 返信する

西川君さま>ご推察ありがとう御座いました。
一定期間ゴミを埋めていた穴ですし、結構大きなサイズだと想像できますね。
ゴミは撤去するのが当然だと思います。

2008/4/4(金) 午前 10:25 [ honjoishin ] 返信する

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