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日刊ゲンダイ&東京新聞
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このあからさまな情実人事を目の当たりにすれば、安倍政権が続くかぎり忖度官僚は増える一方だろう(日刊ゲンダイ)
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会見で組織委の森泰夫運営局次長は「現時点では会場変更の検討はない」と強調。競技を運営した日本トライアスロン連合の大塚真一郎専務理事は、水質悪化が台風10号の降雨などによる一時的なものとし、「絶対にここではできない、という課題はない」とした。
組織委の計画では、テスト大会で汚水流入防止に張った「水中スクリーン」を、本大会では三重にする。降雨による水質悪化が予想される場合は、競技日の前倒しも検討する。
テスト大会では十七日にスイムコースの大腸菌数が競技実施基準の上限を超え、障害者部門をバイクとランのみのデュアスロンとして行った。暑さのため初日の十五日は女子のランを十キロから五キロに短縮し、フランス選手が熱中症の疑いで病院に搬送された。
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性接待「私は満州で1度死んだ」 中傷、差別恐れず実名公開「悲劇語り継がねば」〈つなぐ 戦後74年〉2019年8月14日 16:55東京新聞 敗戦直後の旧満州(中国東北部)で、岐阜県の黒川村(現白川町)周辺から渡った黒川開拓団の女性が、団幹部の指示でソ連兵に性的な「接待」をさせられた。今月一日には地元から遺族会が中国の同団跡地へ墓参。中傷や差別を恐れ、口を閉ざしてきた女性や遺族らは近年「悲劇を語り継がねば」と、行動を続けている。(秋田佐和子、平井一敏、浅井正智)
◆「あんたら娘だけ、犠牲になってくれんか」 「(夫がいる)奥さんには頼めん…。あんたら娘だけ、犠牲になってくれんかと言われた。団の幹部にですよ」
当時二十歳だった佐藤ハルエさん(94)=岐阜県郡上市=が、自身の体験を公に語り始めたのは二〇一三年。長野県阿智村にできた満蒙(まんもう)開拓平和記念館で講演した。接待をさせられた女性十五人のうち四人が性病などで現地で亡くなっている。今、存命者の中で、佐藤さんだけが実名で取材などに応じる。「満州で一度死んだ。どう思われたっていい」と前を向く。 吉林省陶頼昭(とうらいしょう)に入植した黒川開拓団は一九四五年八月の敗戦で現地住民らからの略奪に遭った。団の男たちは侵攻してきたソ連軍に警護を頼み、代償に未婚の若い女性を差し出した。 「怖くても嫌とは言えなかった。女は命を守るために性を提供することもある。そう教えられていた」。性の接待は二カ月ほど続いたという。
◆「罪深い歴史を後世に伝える責任感じて」 元団員で、敗戦時は十歳だった安江菊美さん(84)=白川町=は、佐藤さんと同時期に証言し始めた女性から、亡くなる前に、語り部になるよう託された。現地で接待をする女性たちのために風呂たきなどを手伝っていた。性病予防と称し、医務室で女性が薬品をかけられていた様子など、見たままを伝える。
七月二日には岐阜大から近現代史の研修に訪れた学生十二人に、町内に立つ「乙女の碑文」の前で説明。高校の社会科教諭を目指す井戸文哉さん(20)は「重くデリケートな問題だが、自分たちが伝えていかないといけない。使命感を覚えた」と神妙に話した。 白川町でこうした動きを始めたのは、一一年に四代目の遺族会長となった藤井宏之さん(67)。父は開拓団の団員だった。町では満州で亡くなった四人を悼むため、八二年に会が「乙女の碑」を建立したが説明書きはなかった。語ることがタブー視されていたからだ。 「罪深い歴史を後世に伝える責任を感じていた」と昨年十一月、会により性被害の実態を詳細に記した「乙女の碑文」を建てた。十五人もの関係者から意見を聞き、四千文字を費やして何があったのかを明らかにした。 遺族会は今月一日、二年ぶりに墓参りのため旧満州の跡地を訪れた。藤井さんは「子どもたちに二度とつらい思いをさせたくない」と、暗い歴史と向き合う決意を見せている。 <満蒙開拓団> 国策として旧満州と内モンゴルに1932年から終戦までに約27万人が入植した。疲弊した農村人口を減らし、北方警備の盾とする目的もあったとされる。45年8月9日に始まったソ連軍の侵攻、敗戦による混乱の中で約8万人が死亡。多くの中国残留孤児を生んだ。 |
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参院選での党首らによる遊説日程を巡り、各党の対応が分かれている。自民党の安倍晋三首相(党総裁)は二〇一七年の衆院選に続き、やじや妨害を警戒し直前まで非公表。過去にやじに反論した姿が繰り返し報道された「トラウマ」(周辺)が背景にありそうだ。野党は「支持基盤の見劣りをカバー」(幹部)しようと、数日前から周知を図り盛り上げを狙う。
苦い記憶
「安倍辞めろ」。七日、東京・JR中野駅前。首相が応援演説のため姿を現すと、「国難はオマエ」などと書かれたプラカードを手にした聴衆の一部からやじが起きた。演説後、首相は側近に「あの人たちも変わらないね」とこぼしたが、やじに反応しなかったことに周囲は「よく耐えてくれた」と安堵(あんど)した。

安倍首相が応援演説を行った会場で掲げられた、政権批判のメッセージ(手前)と支持(奥)のメッセージ=7日、東京・JR中野駅前で
首相には苦い記憶がある。一七年七月、東京都議選での演説時に「こんな人たちに負けるわけにいかない」とやじに反論した場面がテレビで繰り返し放映された。国会で野党の追及を受け「不徳の致すところだし大変残念だ」と釈明に追い込まれた経緯がある。同年十月の衆院選では一時、日程を非公表とした。
事前告知を側近注意
今回の参院選も自民党幹部の日程は数日前に公表しているが、総裁日程は当日朝に報道機関に発表し、ホームページには掲載していない。
聴衆を多く集めたい候補者側は悩ましい。中野駅前の演説も候補者陣営が新聞広告などで事前に周知。広告を見た首相側近は陣営を注意したが、反対派が集まる結果となった。首相が八日に訪れた岩手県では、候補者が事前にツイッターで遊説日程を掲載したが、混乱はなかった。
野党は公表しているが…
一方、自民党を除く六党は前日までに党首らの日程を公表している。立憲民主党の枝野幸男代表は記者団に「誰に投票するか決めていない不特定多数の方に支持を呼び掛けるのが選挙だ。首相はそういう選挙をしようと思っていないのだろう」と語った。
与党に比べ動員力が乏しいという野党の事情も見え隠れする。国民民主党が七日に秋葉原で開催した玉木雄一郎代表のトークイベントの聴衆は約二十人にとどまった。選対幹部は「民進党分裂で組織が小さくなり、早めに周知しないと人が集まらない」と打ち明ける。演説の妨害を受けたこともある共産党の小池晃書記局長は「首相は正面から政策を語り、審判を仰ぐ覚悟も自信もないのだろう。よほどやじが怖いのでは」と皮肉った。
「組織的な妨害ある」萩生田氏
自民党の萩生田光一幹事長代行は九日、参院選で安倍晋三首相(党総裁)の遊説日程を党ホームページで事前に公表していない理由について「あらかじめ公表すると、組織的に演説を妨害する人もいて、まじめに演説を聴きたくて集まった人たちに迷惑をかける」と説明した。党本部で記者団の質問に答えた。
萩生田氏は、七日に東京・JR中野駅前で行われた首相遊説について、自民党候補が事前に告知したため「そういう方たちが大挙してお見えになり、会場が混沌(こんとん)として『話が聞けない』という苦情もあった」と指摘。「(首相を)批判する権利はあるのだろうが、演説会は候補者の政策を聴いてもらうためにやっている。選挙妨害と思われるような行動は厳に慎んでほしい」とも話した。
首相の公務日程が直前まで決まらないとも説明し、「残念だが、この(事前に公表しない)スタイルでしばらく続けてみたい」と理解を求めた。 (清水俊介)
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