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話のコレクション
興味深い話の収集。現代の「千夜一夜物語」

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   前の記事でも書いたが、人気アイドルグループのSMAPが解散する。
 しかし、ここまでよくもったのではないか。

 SMAPがまだ10代で、人気がなかった頃、あるテレビ番組に出演した。
 その時、メンバーの1人が、
 「僕たちは、しょっちゅうケンカしています」
と語っていたのを覚えている。

 ただ、メンバーのうちの誰が言ったかまでは、記憶にない。
 10代の男子といえば、血気盛んな頃だ。
 お互いの主張がぶつかり、ケンカする事は、特に変な事には思わなかった。

 ただし、昨年SMAPに独立騒動が持ち上がった後、こういう話もマスコミから漏れて来た。

 まだ木村が結婚する前の話だ。
 木村が、他のメンバーに合わせない事に腹をたてた中居が彼の住むマンションに出かけた。
 そして、木村が部屋の扉を開けたとたん、中居がいきなり殴った。
 その後、二人はしばらくケンカしたという。

 マスコミが言う事なので、どこまで本当の事だかはわからない。
 しかし、10代の頃、SMAPのメンバーの1人が、
 「自分達はケンカをしょっちゅうしています」
と、テレビ番組で語った事からすると、まったくのガセネタだとも言い切れない。

 SMAPも成人後は、自分達のイメージを崩すような事は言わなくなった。
 だから、メンバーの内輪の事は、ファンもわからなくなった。

 作家の堺屋太一が、昔NHKの歴史番組でこんな事を言ったのを、私は思い出した。
 「伸びる組織というものは、必ず調停役がいます。例えば、豊臣秀吉の政権というのは、弟の豊臣秀長がいた頃は上手くいっていた。ナンバー2の秀長が、豊臣家の家臣がもめる度に調停を務めていたからです。例えば、秀吉が天下を獲った後、石田三成がこれはするなという掟ばかり振り回すようになった。前田利家は、『三成が、これはするな。あれはするなとうるさくて仕方ないわい』と不満を漏らした。すると秀長は、三成を呼び出し、注意をし坊主にさせた。それで利家を納得させた。しかし、その後も三成には好きなようにさせた。秀長の死後、豊臣家は家臣団の対立などもあって、バラバラになった」
 すると、作家の阿刀田高がこう言った。
 「今回のテーマは、豊臣家のナンバー2で、候補が黒田官兵衛、石田三成、豊臣秀長の3人出てきました。でも、本当のナンバー2は秀長だけだったんですね」

 SMAPの木村、中居が本当に、15年も20年も前から不仲だったとして、香取、稲垣、草なぎらは、仲裁に入る事はしていなかったのではないか?

 例の敏腕女性マネージャーが、メンバーがもめる度、調停役を上手くつとめていたのではないか?
 しかし、このマネージャーは、ジャニーズ事務所を離れ、SMAPは、仲裁役を失った。

 結局、ジャニーズに留まりたい木村と、出てゆきたかったあとの4人の溝は埋まらなかった。
 だから、メンバー全員ジャニーズに留まったのに、なぜかSMAPは解散という妙な形になったのではないか。

 今回の解散に反対したのも、SMAPの中では、やはり木村だけだという。
 あとの4人からすると、世話になった女性マネージャーといっしょにジャニーズ事務所を出てゆきたかったのに、土壇場で木村に裏切られて、できなかった。
(もうこいつとは、いっしょにやってられねーよ)
という気持ちが芽生えたか?

 今回の解散は、香取が強く望んだという話もマスコミから伝わってきた。
 例の敏腕女性マネージャーを、母親の様に慕って、行動を共にしたかった香取だが、木村に阻まれた。
 それが不満だった香取は、番組収録前は4人と行動を別にして、特に木村と対立するようになったという。
 木村とはまったく口をきかず、あまりにも険悪な雰囲気なので、この様子をスタジオに来た観客に見せないように、番組関係者は心がけたという。

 香取は、ジャニーズ事務所をやめたい、とも言いだし、これは周囲の者に説得され、翻意したようだ。

 その香取と、草なぎは、仲がかなり良いと言う。
 草なぎも、「解散したい」と強く言い出した香取に、深く同調したという。
 草なぎもまた温和な性格らしいから、いざこざの多かったグループに嫌気がさしたか?
 草なぎは、かなり前、「笑っていいとも」に出演した際、タモリに向かって、
 「ジャニーズ事務所に入った頃、年上の中居君から、いじめられたりして、結構辛かったんですよ」
と語っていた。
 笑顔だったが、冗談ではなく、本当の話のようだった。

 くどいが、SMAPというグループは、元から一枚岩じゃなかったのは、確かだ。ここまでよくもったのではないか?

 

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   キムタクの人気が最高にあったあたりから、これまでしばしば解散するのでは?という噂が流れてきたSMAP。
 結局解散しないまま来ていた。

 だが、とうとう解散の噂が現実になる時がきた。

 ジャニーズ事務所が発表したところでは、
 「2016年12月31日をもって解散する」
という事である。

 皆さんもご存じの通り、SMAPは昨年の終わり頃から今年の春にかけて、ごたごた続きだった。
 昨年の終わり頃、世話になったマネージャーが、ジャニーズ事務所を離れるにあたり、SMAPも行動を共にしようとした。

 しかし、木村拓哉が、
 「ジャニーズ事務所に残る」
と言いだし、他のメンバー4人も、ジャニーズから離れ、独立する事をあきらめたようだ。

 この事がマスコミに漏れた為に、大騒動になった。
 SMAPが、番組の中で謝罪する一幕もあった。

 だが、これで事態は収拾しなかった。
 その後も、マスコミは、
 「事務所を怒らせたSMAPは、今後仕事をもらえなくなるのではないか。干されたら、また独立騒動を起こすのではないか?」
 「中居だけは、いまだに独立を画策している」
などと伝え、事態の深刻さがうかがえた。

 グループ内のぎくしゃくは、やはり取れなかったようだ。
 最近、事務所は、SMAPに、
 「休養してみたら?」
ともちかけた。
 だが、メンバーの数人はこれを受け入れず、
 「休むぐらいなら、解散したい」
と返した。

 これを受け入れる形で、事務所も遂に解散を了承したという。

 20年以上、いっしょに活動をしてきたSMAPのメンバーだが、深くなった溝はやはり埋められなかったのだろう。
 世の中には、熟年離婚する夫婦も多い。

 密接につきあえばつきあうほど、仲が良くなっていくとは限らず、逆もありえるのが人間関係だ。

 今年の大みそかに行われる紅白歌合戦も、SMAPは出場しない可能性が大というのが、芸能界通の見方だ。

 ただし、SMAPの5人は全員、今年9月以降の事務所との契約を更新した。
 だから、2017年以降も、ジャニーズ事務所に残りつつソロで活動してゆくらしい。

 けど、これは私の見方だが、ソロになれば、今以上に仕事量にかなり差が出てくるのではないか?
 つまり、たくさん仕事がある者もいれば、予想以上に仕事がめっきり減る者もいる。

 仕事がめっきり減った者は、やがてジャニーズから出てゆく事もありえるのではないか?
 逆に、仕事がたくさんある者も、
 「ジャニーズから離れても、やっていけるわい」
なんて、結局ジャニーズ事務所から離れる事ってありえるのかも。

 私のブロ友さんには、SMAPの熱心なファンが数名いるが、現実は現実として受け止めた方がいいとアドバイスしたい。

 「もうコンサートに行けないな」
とあなたががっかりするその陰で、SMAPのメンバーには、
 「やっと、グループから抜けられた」
と、ほっとしている者もいるんだろうから。


  

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