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アリと共生する事で知られている、アリアカシア の花が見たくて、京都府立植物園 へ行ってみました。
今日は 五月末に 京都府立植物園 の温室 で見た 植物からです。
上の2枚は、アリアカシア(マメ科) のお花の写真です。原産地はメキシコで中南米に分布する様です。
思っていたよりとても小さくて、小指の先ほど、1〜2 cm位の可愛いお花でした。
三枚目の写真はアリアカシアの棘と葉っぱの写真です。トゲは草食動物から植物の身を守るためについている様ですが、このアリアカシアでは、アリがトゲに穴を開けて、その中に住み着き、他の動物がやってくるとアリ達が集まって撃退してくれる様です。その代わり、若葉の根元にある蜜腺から甘い汁をもらったり、二枚目の写真をよく見ると、小さな葉っぱの先に白い粒の様なものがついていますが、栄養のあるものが入っていて、アリが収穫して幼虫のエサなどにするそうです。木が大きくなると、トゲも大きくなり、アリの住める空間も広がって行くようです。ここではアリ達の姿は見えませんでしたが、可愛いお花が見られて嬉しかったです。
これは ウンカリーナ・グランディデイエリ(ゴマ科)、シャンプーの木 とも言われる マダガスカル島 原産の植物です。以前 咲くやこの花館 の ピンク色のお花の シャンプーの木 を紹介しましたが、これも葉を水に浸すと粘液が出て、現地の方達はシャンプーとして利用するそうです。実には鋭いトゲがあって、英名では、マウス・トラップ・ツリー(ねずみ獲りの木) とも言われるそうです。
これは イチベンバナ(マメ科)という植物で原産地はガイアナ だそうです。花弁は一枚しかなく、それで一弁花 という名がついたようです。幹から直接、花茎が出ている面白い植物です。
最後のお花は ホウガンノキ(サガリバナ科) です。南米原産の高木だそうです。以前 砲丸のような拳位ある茶色の実をいくつもつけているのを見ましたが、お花は初めてでした。これも幹から直接花茎の伸びる面白い形です。このお花の写真を撮った直後、お花がハラリと散ってしまいました。びっくりして説明板を見ると、ホウガンノキのお花は朝7時頃から咲き始め、午後四時頃までには落下する と書かれていました。写真を撮ったのが、3時を回った頃だったので、本当なのですね!
まだまだ面白いお花があったのですが、今日はこの辺で。
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昨年は見られなかった トビカズラ(マメ科)の花が見たくて、尼崎市にある、上坂部西公園 へ行ってみました。昨日は 春の花と緑のフェスティバル をしていて、ものすごい賑わいでした。花壇の美しい中を通ってトビカズラのアーチに近付いてみると、見えるのは緑の葉っぱばかり。今年もダメだったのかな、と思ってがっかりしながらもっと近づいてみると、アーチの根元で写真を撮っている方達がいました。私も根元に近づいてみたら、咲いていました!!
更に上を見上げると、緑のアーチの下にもお花がいっぱい! とても感激でした。
トビカズラは中国原産のつる性のマメ科の植物で、熊本県の相良(あいら)で一本だけ自生しているのが発見されたのに因み、アイラトビカズラ とも呼ばれている様です。なかなか咲かない花なので、源平合戦に関わる伝説とか、世に異変が起きる時に咲く花 とか、色々言われて来た様です。でも今では各地の植物園などでも栽培され、花の咲くのが見られる機会が増えていて、嬉しいです!
公園の中には、なんじゃもんじゃの木 も美しい白い花をいっぱい咲かせていました。これはヒトツバタゴ というモクセイ科の木ですが、ウィキペディアなどによると、なんじゃもんじゃ と愛称で呼ばれる木は、ヒトツバタゴの他にも楠、ニレ、イヌザクラ、菩提樹 など、色々ある様です。
公園の入口には、チューリップ型の可愛い花を付ける、ユリノキ(モクレン科) もいっぱい花をつけていました。葉っぱの形から、ハンテンボク(半纏木) とも呼ばれる木です。
アメリカフウ(マンサク科)の幹にちょこっと顔を出した葉っぱもとても可愛かったです。
最後の写真は、アイラトビカズラの花の真ん中の尖った部分に入っていた、雄しべと雌しべのついた所です。落ちていたお花を頂いたので、花の中を覗こうとしたら、分解してしまいました。
珍しいお花が見られ、とても嬉しい1日でした。
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前回 紅白のパウダーパフの様なお花を紹介しましたが、今回は黄色のパフの様な植物からです。
(今回も 咲くやこの花館 で、昨年と今年一月末に見たお花からです。)
これは スティフティア・クリサンタ(キク科) というブラジル原産の植物ですが、パフの様な黄色のふわふわは、お花ではなくて、花の後伸びてくるタンポポの綿毛と同じ様なものだそうです。
お花の写真はこちらです! 冠毛が少し脇から伸び始めている感じです。
こちらは蕾と花の後残った萼の様です。萼もお花の様で、何のお花かな?と思ってしまいます。色々な花姿を楽しめるお花ですね!
こちらは プセウド・ボンバックス(シュードボンバックス) というメキシコ〜グアテマラ原産のアオイ科のお花です。こちらは前にも紹介しましたが、シェービングブラシに似ているので、シェービングブラシツリーとも呼ばれるお花です。
パフの様なお花が続いたついでに、ギンネム(マメ科)のお花も紹介しておきます。(撮影は昨年5月の咲くやこの花館です) 上の二つのお花は10センチ位もある、大きな華やかなパフでしたが、こちらは2~3センチの小さなパフです。中南米原産のお花の様ですが、繁殖力が強くて、今は亜熱帯〜熱帯地域に広く分布している様です。私はダイヤモンドヘッドへ行った時、大きなギンネムの木をたくさん見かけました。
最後は旧正月も近いので、ベトナムの旧正月に飾られるという、ハイドゥン・ツバキ(海棠椿)です。ベトナム北部原産で日本の椿より花びらが厚く、頬紅の様な桃色がとても綺麗です。
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関東ではもう松の内が過ぎてしまいましたが、関西ではまだ続いているので、遅ればせながら、年頭のご挨拶です。本年もよろしくお願い致します。今回も咲くやこの花館で写したものからです。
まずは紅白のカリアンドラ・ハエマトケファラ(マメ科)です。前にも載せているのですが、お正月という事で。和名は オオベニゴウカン(大紅合歓)、アカバナブラシマメ など、英名はパウダーパフ という、ボリビア原産のお花です。ふわふわのパウダーパフの様なものは、雄しべの集合体です。
これは ヒビスクス・インスラリス(アオイ科)というハイビスカスの原種の一つで、絶滅危惧種となっているお花です。オーストラリアのノーフォーク島が原産地ですが、家畜の食害などにより、絶滅し、同じオーストラリアのフィリップ島に残っているお花から、各地の植物園で増やし、ノーフォーク島で再生させようという試みが続けられているそうです。
このお花は咲いてから、白からピンクに色を変えるようです。変わるところをずっと見ていられるといいのですが、下のお花はちょっとピンクになりかかっている様で、変化を想像できそうです。
これは私の大好きなお花で、アフリカン・チューリップ、カエンボク(火炎木)などと呼ばれる ノウゼンカズラ科のお花です。熱帯アフリカ原産のお花です。チューリップの様な赤い大きなお花に惹かれてしまいます。数年前 沖縄旅行で見かけた時は、大きい木で、お花がよく見えなかったのですが、咲くやこの花館 では 目の前で見えるので、毎年とても楽しみです。現地では コウモリが送粉する様です。
目の前といえば、パパイアのお花(パパイア科)も目の前で咲いていました。いつもは高い所が多かったのですが。実がたわわになった写真は去年の一月のものですが、種子は虫下しの薬になり、若い葉は食用になる様です。
ポツポツしかUPできませんが、今年もよろしくお願いいたします。
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今年ももう終わりが近づいてしまいましたが、今日も 咲くやこの花館 で見た植物などからです。
小さい頃から、クリスマスのお話を聞くたびに、不思議な言葉が印象に残っていました。
イエス キリスト が 生誕された時、東方から来た 三博士が持って来た宝物の事です。黄金、乳香、没薬 の三つの宝物ですが、黄金はわかっても、乳香、没薬 は想像がつきませんでした。その疑問がやっと解消されました。咲くやこの花館 の' 植物でたどるクリスマス ' という展示の中に、この三つの宝物が展示されていて、乳香と没薬香りの実演 という催しの中で、乳香や没薬を触らせて頂いたり、香炉で炊く香りをかがせてもらえたのです。そして この二つの宝物は、厳しいアラビアなどの砂漠の気候の中で育つ カンラン科の植物の樹皮を傷つけて取る樹脂という事が、わかりました。乳香は乳香樹と言われる ボスウェリア属の木から、没薬はミルラと言われる コンミフォラ属の木から採取する様です。両方とも古代エジプトから神に捧げる香料などとして使われ、没薬はミイラを作る時中に詰める防腐剤としての役割を果たし、ミイラの語源にもなっていると言われているそうです。
これが カンラン科の植物 没薬の樹脂をとる コンミフォラ属のおチビちゃんの木だそうです。鋭いトゲが付いていますね!
華やかなポインセチアより 一際 ノッポのポインセチアがありますね!これは、ユーフォルビア・プルケリマ(トウダイグサ科) という、メキシコの野生のポインセチアで、この植物を元に色々な園芸品種が生まれた様です。樹高 5mにもなる木だそうです。赤い苞が普通のポインセチアより細長いですね!
( ポインセチアの原種は、メキシコに13種あるというコメントを、ころりん様から頂きました。園芸品種の元となったポインセチアは、このお花の他にも、色々ある様です。ありがとうございました。)
ポインセチアのお花はなんだかとても変わっていて、時々 皆様のブログで拝見させて頂く、たらこの様な付属物が面白いです。中には蜜が入っている様です。
東方の三博士が導かれた星の様なお花を見つけました。クリスマススターオーキッド(アングレクム・セスキペダレ、アングレカム・セスキペダレ) というラン科のお花です。このお花は、花の後ろに長い緑色の距という物が付いていて、中に蜜が入っている様です。調べてみると、'ダーウィンのラン' として有名なお花で、' この細長い距の奥にある蜜に届く長い口吻を持った蛾がいる ' とダーウィンが予測し、彼の死後21年目に キサントパンスズメガ という長い口吻を持った蛾が発見されたそうです。
中々更新できないブログですが、一年間ありがとうございました。度度ご訪問いただいた方にはいつも申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。皆様のブログで勉強させて頂いたり珍しいものを発見させて頂く事がとても楽しみです。どうぞ良いお年をお迎え下さい!!
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