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トコリキからビチレブ島への飛行の間に、サンゴが海面すれすれまで隆起した場所があった。 一般に頑丈なサンゴ礁を形成するような造礁サンゴは褐虫藻と共生することにより生きており、光があたらない水深では褐虫藻が光合成できないため、造礁サンゴは生きられない(文献1)。一方サンゴは海面上に露出すると干上がってしまうためやはり生きられない。従って造礁サンゴが成長できるのは、海面下のあまり深くはない限られた水深の範囲である。 モルジブで見られるような環礁atollや、タヒチのボラボラ島のようなホ礁barrier reefは、大昔にあった陸や島が永い年月をかけて海底へ沈降していく周囲に、サンゴ礁が上方へ向って徐々に成長し続けた結果形成された地形であると説明されている(文献2)。 海面スレスレのサンゴ島が散在するこの海域も、陸地が徐々に沈降してきた区域と考えられる。 上の写真では、砂州がわずかに海面上に露出している。 下の写真はできそこないの環礁のような姿ではあるが、中央に礁湖lagoonが形成されている。 こんな青い礁湖を見ると、中につかって泳いでみたくなる。 しかしこのような場所でシュノーケルをすると、真っ白な砂や死んだサンゴが堆積しただけの殺風景な海底が広がっていることが多い。 環礁の外側の外洋に面した深緑色の場所の方が、生き生きとしたサンゴや熱帯魚の群れを見られる。 海底にたくわえれえた大量の白い沈殿物が、大風や大波によってサンゴ礁の上に積み上げられた場合に、上の写真のような砂州のサンゴ島ができると考えられる。 下の写真の場所でも、今後例えば猛烈なサイクロンに見舞われた後などに、白砂のサンゴ島が形成される可能性がある。 (文献1)「サンゴ礁と海の生き物たち」中村庸夫著,2006,誠文堂新光社
(文献2)「ビーグル号航海記」第20章,チャールズ・ダーウィン著,島地威雄訳,1961,岩波文庫 |
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以前、TVでハワイ沖に数時間だけ?(だったかな?)
姿を現す白い砂浜があって(恐らく珊瑚?)
船で行って、数時間だけ上陸できるとかって映像がやってました。
とても綺麗で不思議な光景でした♪
ご存知ですか?
上の2枚の写真も綺麗ですね。
2007/8/18(土) 午前 1:51 [ MIMI ]
ハワイといえば、新婚旅行で訪れた頃はサンゴ礁にはまだ興味が無く、ワイキキビーチで$10でボードを借りて沖で浮かんでたら、取り残された妻がすごく不機嫌になってました。
以後ずっと、ハワイは火山島なのでサンゴ礁は無いと思い込んでました。
コメント、どうもでした。
2007/8/18(土) 午後 0:53
やっぱり「青」は生命の源の色なんですね〜。来年は絶対に行くぞ!さんご礁の海!目の前を泳ぐ熱帯魚、みてみた〜I(^0^)
2007/8/19(日) 午後 11:10 [ hyakuoku ]
はい、海こそは多様な生命をはぐくんできた母体だと思います。水中眼鏡とライフベストがあれば、かなり楽しめます。先日は予算の関係で電車に乗って三浦半島へ行って来ました(京急は特急料金タダ!)。小魚、ヤドカリ、カニ、エビ、タコ、ウミウシがいましたが、海の家が無く不便しました。
2007/8/20(月) 午後 10:57
ご訪問いただきありがとうございました。
美しく見える一枚の写真の中に色々な生命の物語があるんですね(^.^)いまさらながら、地球の美しさに感動です。
後世まで残せるようにしないといけませんね!
2007/8/24(金) 午後 3:14
「明日海に行こうか?」「行く!」「電車でいいよな?」「ダメ、車。」「この前電車で行ったよき、楽チンだったよな?」「ダメ、車。」...1時間ほど前の我が家の会話でした。 地球環境保護。 言うは易し、行うは難し。
どうもありがとうございました。
2007/8/24(金) 午後 10:19
この海を見ると、残さなければいけませんね。守らなければ、命の星地球にかんぱい!
2007/9/16(日) 午後 9:41 [ hyakuoku ]