かさぶたろぐ

旅行反芻的部落格。貝類很好。

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南海の文化

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西都原考古博物館に展示されている子持ち家型埴輪(170号円墳から出土)
 
 
(1) 変な屋根
この家型埴輪を見たときはショックを受けた。これは宇宙人の家ではないか?
すごくモダンなデザインなのだ。当時の一般庶民の住居とは思えない。
おそらく天皇が住んだ宮殿にちがいない。
 
日本書紀巻第七 大足彦忍代別天皇 景行天皇 より

(景行十二年)十一月に、日向国に至られて、行宮をお建てになり居住された。これを高屋宮という。
(中略)
十三年の夏五月に、ことごとく襲国を平定された。天皇が高屋宮におられたのは、六年である。
さて、その国に御刀媛(ミハカシヒメ)という美人がいたので、お召しになって妃となさった。豊国別皇子をお生みになった。これが日向国造の始祖である。

                出典)中公バックス 日本の名著1 「日本書紀」 (1983中央公論社) 
 
しかしちょっと待って。どこかで見たことはありませんか? 東南アジアのどこかで?
 
東南アジア×建築様式 で検索してみると、似た形の屋根が見つかりました。
インドネシア、スラウェシ島の舟型屋根です。
 
インドネシア スラウェシ島の舟形屋根:http://www.harenet.ne.jp/jyurin/toraja.htm
アジアの建築様式 錣(シコロ)葺き:http://www.sumai.org/asia/refer/rekihaku.htm
 
 
形名さんからの情報によると、なんと、
関東に似たような家形埴輪が8棟も、実物配置のまま?で出土していました!
群馬県 赤堀茶臼山古墳(5世紀前半帆立型)の家形埴輪 
 
西都原170号墳

家屋文鏡 (2011.1.22 付記)
 
 
(2) 金色のトビ
 
日本書紀巻第三 神日本磐余彦天皇 神武天皇 より
 
(戊午の年)十二月の癸巳の朔丙申(四日)に、皇軍はついに長髄彦(ナガスネヒコ)と交戦した。しかし連戦してまだ決定的勝利を得ることができないでいた。すると突然天が暗くなって雹が降ってきた。不思議に思って見ていると、そこに金色の霊鵄が飛んできて、天皇の弓の弭(ハズ)にとまった。その鵄(トビ)の光がかがやいて、稲妻のようであったので、長髄彦の兵は、このためにみな目がくらんで、戦うことができなくなってしまった。
長髄はもともと邑の名で、それが人の名となったものであるが、ここで皇軍が鵄の瑞兆を得たので、時の人はこれを鵄邑(トビノムラ)と名づけた。いま鳥見(トミ)というのはこれを訛ったものである。
                 出典)中公バックス 日本の名著1 「日本書紀」 (1983中央公論社)
 
ここで、金色のトビとは、インドネシアに伝わるガルーダではないだろうか?
 
ガルーダ・インドネシア航空
 
 
 
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                     インドネシア舞踏劇 ラーマヤナ
 
 
 
黒潮に乗った貝の文化
 
 
 
 
 

閉じる コメント(5)

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この家型埴輪の形はかなりインパクトがありますね。しかも南国っぽい。東国の家型埴輪もこれが祖形になってると思われますが、気候風土のせいなんでしょうか、東国独自にカスタマイズされてるようですね。関東は寒いですからね。以下は群馬県伊勢崎市の赤堀茶臼山古墳から出土した8棟の家型埴輪ですが、実際の豪族居館の実配置と云われていまして全国的にもめずらしいそうです。
http://blogs.yahoo.co.jp/kamitukeno_k/53920537.html

2010/6/7(月) 午前 5:24 形名

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西都原の子持ち家形埴輪は、想像力豊かな作者が遊び心で作った物かと思いましたが、関東でも似たような切り妻造りがある、ということは大和もふくめて当時の王様の家はこんな造りだったのでしょうね。
子持ち家形は西都原の170号墳から出ていまして、赤堀茶臼山と同じく5世紀前半です。同じ年代で帆立型の男狭穂塚の近くで出たそうです。
形名さん、どうもありがとうございます。

2010/6/7(月) 午後 9:37 hop*519

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ガルーダ、ケツアルコアトル、ドラゴン、竜など、鳥の姿をした蛇というのが要するにトビ、金鵄、ヤタガラス、白鳥に同根なんでしょうね。面白いのは恐竜から鳥が生まれるという進化と関係ありそうなところじゃないでしょうか?
人間はなんとなく太古から鳥と蛇に同類を見てきたのかも知れませんなあ。
景行天皇の諱にある「大足」という文字に、自分は字義通り「おおあし」・・・つまりダイダラボッチ=山師の意味があると思います。鉄を奪った男。考古学的にも製鉄開始時代と崇神から応神が合致。景行はその真ん中にいる。

2011/1/10(月) 午後 1:00 [ Kawakatu ]

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翼の生えた蛇といえば、ドラゴンなんでしょうね。
ところで神話『ニーベルングの指輪』では、神々の長が世界を支配するために地下の小人族(鍛冶屋)から黄金を奪います。しかし黄金は巨人族に取られてしまう。神々の長は人間の女との間に英雄をもうけます。
英雄は、大蛇に姿を変えて黄金を守っている巨人族を、神の剣でたおし黄金を手にします。云々
この神話には未来を予知するカラスも出てきたような記憶があります。http://blogs.yahoo.co.jp/hopi519/24645012.html

2011/1/10(月) 午後 10:14 hop*519

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ドラゴンは中国の竜がシルクロードで伝わって変形したものです。

2011/1/12(水) 午後 9:40 [ Kawakatu ]


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