|
5月2日
奈良県御所市、室(むろ)の宮山古墳から出土した埴輪を見に、近鉄電車に乗って橿原考古学研究所付属博物館へ行きました。
博物館には予想をはるかに超えて、宮山古墳の出土物が詳しく展示されていました。
石棺と埴輪の出土状況を見てみましょう。
石棺の右側に、靫形埴輪や家形埴輪が並んでいます。
家形埴輪はもともと5基あったのでしょう。
3基が昔の姿のまま残っていたようです。
家の造りは建築家ではないので、どう説明すればよいのか分かりませんが
左端は、いわゆる寄棟(よせむね)でしょう。
この形は、奈良時代を経て現在にも引き継がれているようですが
棟梁のところが丸いですね。
人が安心して住めそうな家です。
右の2棟は、切り妻と呼んで良いのでしょうか?
屋根の妻面が外に向かってせり出す、独特の形です。
どこかで見たような気がします
説明板を読んでみましょう
なるほどですが 、もっと詳しい説明が欲しいです...
こ の石室は、私がこれまで見てきた洞穴のような石室とは違って
石棺をやっと覆うくらいの小部屋です。
現地では、石棺の蓋の突起部が平たい石積みの壁にめりこむほどでしたので
石室は石棺を安置した後に石棺を覆い隠すように造られたと考えられます。
埴輪はその石室の周り、石室のすぐ近くに、きれいに並べて配置されています。
群馬の 綿貫観音山や、埼玉の将軍山 では築造の段の継ぎ目の犬走りのようなところ、兵庫の五色塚 では墳頂に、宮崎の祇園原古墳 では古墳の外周に、いずれも古墳を囲むように多数の埴輪が並べられているようで、この宮山古墳のように石棺を守るような埴輪の配置は初めて見ましたので新鮮に感じました。
埴輪の役割
|
古墳
[ リスト ]





こんにちは。
古の風を感じる、遺跡巡り、壮大なものがあり、楽しいですね。
長い年月の後出土した埴輪、そのままの形で残っていたとは、すごいです。
記事を拝読して、(遅ればせながら)古墳めぐりをしたくなりました。
ポチリ☆
2012/6/3(日) 午後 2:10 [ Chinita ]
Chinitaさん、こんにちは。
年をとると自分のルーツが気になりまして、古墳めぐりしてます。でも古墳めぐりは地味で、たくさん歩いた割りには盛り上がった地面に木が生えているだけで、ハズレのこと多いです。
この宮山古墳は石の棺や埴輪も見られ、大当たりでした。
アメリカにもミシシッピ川沿岸のカホキアとかに古墳がありますね。
2012/6/3(日) 午後 2:16
はじめまして、ナツメの10ちゃんといいます。
古墳の展示ですが、迫力ありますね。
古墳は詳しくないですが、それでも興味が湧きます。
また寄らせていただきます。
2012/6/3(日) 午後 9:35 [ ナツメの10ちゃん ]
葛城一族(ぼくは葛城氏とは呼ばずこう呼びますが)についての貴下の深い考察とフィールドワークを高く評価します。
2012/6/3(日) 午後 10:28 [ Kawakatu ]
こんばんは。
なるほど、ルーツを辿る旅、とても興味深いです。
今回は大当たりの古墳巡り、良かったですね☆
機会がありましたら、こちらの古墳も行ってみたいものです。
2012/6/4(月) 午前 1:48 [ Chinita ]
ナツメの10ちゃんさま
お越しくださりありがとうございます。九州の方でしょうか?
この古墳に登って石棺を発見したときや、博物館に展示された埴輪を発見したときは、興奮状態になりました。
少しでもお伝えできたようで、うれしいです。
これからも、よろしくお願いいたします。
2012/6/4(月) 午後 8:30
kawakatuさん
まだ情報収集を始めたばかりで、kawakatu先生の記事すらまだちゃんと読んでおりません。
葛城襲津彦は重要な人物のようですが、「襲津彦」というのがひょっとして一般名ではないのかという可能性が、ちょっとひっかかっております。
橿原考古学博物館も、この年になって初めて訪れたのですが、ここ2〜3年の古墳めぐりの良い振り返りができました。奈良に住みたいです。
2012/6/4(月) 午後 8:40
Chinitaさん
インデアンのこと、もっと知りたいと思っています。
むかし東南アジアの人が舟に乗って日本にたどりついたのではないか? アジア人が、アメリカに渡ったのではないか? とか夢を見ています。
2012/6/4(月) 午後 8:46
ちっともかまいませんよ。歩き始めることこそがはじまり。
あとはにたような遺物を出す関連遺跡への広がりですね。
どんどん視野を広げていくと、どんどん知識が、う^ん、困ったことかもしれないが、頭にあふれてくるのです。
共通項をどんどん増やしていくと自然に古代が見えてきますよ!!がんばってね!
2012/6/5(火) 午後 8:00 [ - ]
「そつひこ」は代々襲名するステータスかも知れませんね。それはとてもすばらしい着想です・いただきます。ありがとう!!
2012/6/5(火) 午後 8:03 [ - ]
こんばんは。
とてもきれいな状態で出土されいますね^^
貴重な歴史を語るものですね。
2012/6/5(火) 午後 11:27 [ 琺瑯(ほうろう)タイプ ]
琺瑯タイプさん、こんばんは。
昔の人は、面白いものを残してくれました。
どうも新しいものよりも古いものに愛着感じます。
2012/6/6(水) 午後 9:54