かさぶたろぐ

旅行反芻的部落格。貝類很好。

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7月15日(日)
熊野古道 中辺路(なかへち)の田辺市 飯盛山を登っているときに見かけたキノコ。
滝尻から登り、不寝王子(ねずおうじ)をすぎて少し登ったあたりで(7:45)、


イメージ 1
シロオニタケ

かさに丸みがあって色白で、なかなかの美人です。


シロオニタケ 白鬼茸 Amanita virgineoides テングタケ科 テングタケ属
生態: 夏から秋にかけて、おもにブナ科、あるいはマツ科の樹下に生える。
分布: 日本および韓国方言名: オニゴロシ、オニタケ、シロトックリ、シロイボタケ
食・毒性: 有毒な可能性があるが、中毒例はまだ知られていない。本種を食用としている事例は、日本では確認されていない。

テングタケ属 Amanita
タマゴテングタケをはじめ多くの毒菌をふくみ年々中毒例が多く,したがってわが国でも比較的よく研究されていて約30種が報告されている。大部分のものは森林樹種に菌根を作るといわれるが,イグチ科やベニタケ科ほどには相手の樹種をえらばないようで(後略)
(1) 「続原色日本菌類図鑑」, 今関六也, 本郷次雄, 1965,保育社, p.36


飯盛山から高原熊野神社に向って下り始めたあたりで(8:30)、


イメージ 2
ホウキタケの一種

こちらはニョロニョロのような...


672. ホウキタケ
高さ15cm。 径15cm以上に達する大型のホウキタケ。 太さ3〜5 cmの,太い白色の,丈夫な円柱状の柄からしだいに上方に枝を分け,先端部はおびただしい小枝の集合となり,ハナヤサイ状となる。枝の先端部は淡紅〜淡紫色で美しい。(中略) 秋に林内の地上。 食用,美味。
分布:日本・ヨーロッパ・北アメリカ。  

ホウキタケの別名をネズミタケという。 古くから広く食用菌として親しまれているので,数多くの名でよばれるが,ネズミタケが最も一般的である。 名の由来はホウキタケの先端部がネズミの足指に似るからであろう。 民族菌学ethnomycologyの研究で著名なR. G. Wasson は,スペインのカタロニア地方でもネズミの足 pies de rata の名でよヴという。 欧米人の一般的な通俗名は全体の形からサンゴタケ coral fungi であるが,特にキノコ好きの西欧のカタロニア人と東洋の日本人とが共に鋭い感覚でネズミの足を連想していることは興味が深いとW氏はのべている。

(2) 「原色日本新菌類図鑑(II)」 保育社, 1989, 保育社, 図版95, 本文p.93, 横山和正、今関六也
 
ホウキタケは日本に少なくとも20種が知られており、種によっては軽い中毒(下痢や嘔吐)を引き起こす。ホウキタケの種類は写真を見ても区別つきにくいので、食用に採取する場合は細心の注意を要する。上の写真はホウキタケよりはキホウキタケやハナホウキタケ(軽い毒性がある)に近い種のようなので、採取して食べない方が安全。
 
同じ「原色日本新菌類図鑑(II)」(保育社, 1989)から、さらに引用させていただくと

キノコはどんなに大きくても微生物

 われわれの有力な同志であり,熱烈なきのこ愛好家である読者の皆さんにぜひ知って貰いたいことは,どれほど大形のきのこでも菌類であり,かびの仲間で,俗にいう微生物だということである。 かびを知るために顕微鏡が必要なことは誰もが知っている。 そして顕微鏡は学者の持ち物で,アマチュアには無縁のものと一般に考える。 これに対してきのこは大型だから微生物ではなく,顕微鏡は不要だと多くの人は考える。 これは大変な誤りである。
 かびもきのこも生活する本体は菌糸体といって,細長い細胞が一列に連なる菌糸からなりたつ。菌糸は枝を分け,あたかも真綿を引き伸ばしたようにまとまりのない形をして,土の中・落葉や木材の中をのびひろがっている。 これで生活するが,季節がくると繁殖のために胞子を,そして胞子形成の器官として子実体をつくる。 子実体が大型の菌がきのこであり,微小のものがかびの仲間である。 それだけの違いにすぎない。 かび型の菌ときのこ型の菌とが,菌類の各分類群にいり混っていることからでも理解ができるであろう。

 
 





 
ダーウィンの「ビーグル号航海記」では、南米大陸南端にあるビーグル水道から陸地に上がり探検しているところで面白いキノコ(菌)が紹介されている。ブナの樹の幹に丸いこぶができるそうだ。
 

There is one vegetable production deserving notice from its importance as an article of food to  the Fuegians (フエゴ人). It is a globular, bright-yellow fungus, which grows in vast numbers on the beech-trees (ブナ). When young it is elastic (弾力のある) and turgid (ふくらんだ), with a smooth surface; but when mature it shrinks, becomes tougher, and has its entire surface deeply pitted  or honey-combed, as represented in the accompanying wood cut. This fungus belongs to a new and curious genus; I found second species on another species beech in Chile; and Dr. Hooker   informs me, that just lately third species has been discovered on a third species of beech in   Van Dieman’s Land. How singular is this relationship between parasitical fungi and the trees on which they grow, in distant parts of the world! 

“The Voyage of the Beagle”, Charles Darwin, Modern Library, New York, p.210


Cyttaria Darwinii

このCyttariaという樹のコブ状のキノコ(菌)は残念ながら日本では知られていないようで、日本語でどう呼べばいいのか。まだしかるべき日本語名がないのであれば、『コブキノコ』 とでも呼んではいかが...
 


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