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生態系の異変

神奈川新聞 2008年 6月 8日付け によると
生態系の異変イメージ 1
                 世界の全域で
           南極の一部 ペンギン半減

 花の開花や鳥の渡りの時期が早まり、南極のペンギンやオキアミの数が激減するなど、人間活動が原因の地球温暖化によって、さまざまな生態系の異変が世界全域で既に起こっている―。

 米航空宇宙局(NASA)やオランダ、中国などの計11機関が参加した共同研究グループが7日までに、こんな結果をまとめた。
                          写真はWikipediaから借用
 温暖化の影響と判定された異変は、北極域から南極域までのほぼ世界全域にわたる約2万9千件。日本では、イチョウの開花の早まりや落葉の遅れが取り上げられた。

 1970年ごろからの、長期間で広範囲にわたる生物や自然環境の観測データと温度上昇のデータとの相関を統計処理。土地の改変など他の原因も検討し、温暖化と自然の変化との関連を解析するこれまでにない手法で、温暖化の影響を浮き彫りにした。

 結果によると、南米・ペルーや北米・アラスカの氷河の急激な縮小、山の積雪の減少など、各地の環境変化が温暖化の影響と判定され、モンゴルでは針葉樹の成長のペースが速くなっていることが分かった。

 鳥の渡りや、カエルが冬眠から覚めて現れる時期の早まりなども欧米を中心に各地で確認され、これも温暖化による気温上昇の結果だとされた。

 温暖化の影響で、南極海ではオキアミの減少が続き、南極の一部ではペンギンの個体数が半減。ホッキョクグマの数も減り、共食いの報告も増えていた。

 裸子植物なので目立たないが、春に開花するイチョウは、葉が黄色くなる時期が50年前に比べ10日以上遅くなっていることが、日本の気象庁の観測などで確認されている。

                 ◇

 地球温暖化の影響と判定された生態系異変の例は次の通り。

【北米】イメージ 3
▽89種類の植物で開花時期の早まり 
▽ホッキョクグマの減少 
▽カナダガンなど渡り鳥の渡り時期の早まり 
▽カエルの声を聞く時期の早まり
【欧州】
▽欧州19カ国で植物の開花時期の早まり 
▽鳥の産卵時期の早まり 
▽アルプスの氷河の溶解
【アジア】
▽モンゴルでの松の成長増大 
▽日本のイチョウ開花の早まり 
▽ロシアの永久凍土の厚さ変化
【南米】
▽ペルーの氷河の減少
▽パタゴニアの氷の溶解
【アフリカ】
▽タンザニア・タンガニーカ湖の生物生産性の減少
【オーストラリア】イメージ 2
▽鳥の渡り時期の早まり
【南極】
▽南極半島のペンギン個体数の半減▽氷河の後退
【海洋】
▽南極海のオキアミの長期的な減少傾向
▽北東大西洋でのプランクトンの変化

          神奈川新聞 2008年 6月 8日 日曜日 p.3
                    ペンギンとシロクマの写真はWikipediaからお借りしました


 松の木やカエルにとっては、温暖化はウェルカムなのだろう。

 今から5千年前の縄文時代では、海の水位が現在よりも高かったそうだ。
 その頃の時代に近づくのだろうか。
 変化はまだ始まったばかりなのかもしれない。
 
 
 

ハチドリのひとしずく

                              いま、私にできること
   
 この物語は、南アメリカの先住民に伝わるお話です



           森が燃えていました


           森の生きものたちは
           われ先にと
           逃げて
           いきました


           でもクリキンディという名の
           ハチドリだけは
           いったりきたり
           くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
           火の上に落としていきます


イメージ 1
         動物たちがそれでを見て         「そんなことして           いったい何になるんだ」          といって笑います          クリキンディは          こう答えました         「私は、私にできることをしているだけ」  文:「ハチドリのひとしずく」辻信一監修、光文社  絵: ゆかりこさん画


すてきな絵をお借りすることができましたので
すてきな文章とあわせて
再放送させていただきました。

 

土砂に埋まる海の宝

土砂に埋まる海の宝

                         〜サンゴ再生 まず森から
 鮮やかな熱帯魚が群れる透明な海に強い日差しが降り注ぐ。光を浴びて成長するサンゴは海面に届く勢いだ。足摺岬の西、竜串湾(高知県土佐清水市)のサンゴ礁は国内でも最大級の規模。一時はほぼ全滅したが、「やっとここまで回復したか」と地元ダイバーの竹葉秀三さんは話す。
 2001年9月6日。高知県西部は局地的な豪雨に見舞われた。濁流が押し寄せ、竜串でも一部の家屋は水没、道路には流木が散乱。泥流は湾に流れ込んだ。
 嵐が去り海に潜った竹葉さんは海底の光景を見て言葉を失った。サンゴはすべて泥に埋もれ、砂漠のようだった。
 サンゴは光を遮られると死んでしまう。地元のダイバーは連日海に潜り、泥を取り除いた。大部分は死滅したが、一部は何とか生き永らえた。
 もっとも、泥が堆積(たいせき)したままの場所がある。環境省は昨年から、たまった泥を機械で吸引して除く事業を始めた。泥の下からは死んだサンゴの骨が現れる。ダイバーたちはそこに新しいサンゴを移植する作業を続けている。
 「2001年の出来事は天災ではない」と環境省土佐清水自然保護官事務所のレンジャー、渡辺大介さんは考える。なぜ豪雨が泥を含む濁流となったのか。原因は森の崩壊だった。
 竜串湾に流れ込む河川の上流域の約7割では、ヒノキなどの人工林が広がる。だが間伐など手入れが行き届かないと下草が生えず、大雨が降ると斜面が土壌ごと崩れ落ちてしまう。
 森、川、海。生態系はひとつながり。竜串湾でのサンゴ礁の再生は、四国の山を元の姿に戻す試みでもある。
                                文 古谷茂久
2007年7月6日 日本経済新聞の記事を引用させていただきました。


今年5月にケアンズ近くのダンク島を訪れたが、リゾートホテル前の海岸には生きたサンゴは見られなかった。「ビーチコウマーの告白」(E.J.バンフィールド著)によると、1903年3月に激しい嵐がダンク島を襲い、お花畑のようだったサンゴ礁が泥をかぶり壊滅した。
 その後100年が経過している。積もった泥は波が徐々に洗い流してくれるだろうし、少しはサンゴ礁が回復していても良さそうなものだが? 大嵐という天災だけでなく、この楽園のような島にリゾートホテルやゴルフ場を建設したことも関係あるのではないだろうか。森を切り開けば土砂が流出する。お隣のベダラ島を訪れた旅行者も、海が泥どろで日本の伊豆の方がましではないかとがっかりされた報告がある。
 今年の夏、沖縄では海水温が上昇した。近年のブームでリゾート地の開発も進んでいることだろう。沖縄のサンゴ礁、大丈夫だろうか?

サンゴ謎の壊死

サンゴ謎の壊死

 サンゴが白っぽくなって死ぬ「ホワイトシンドローム」という病気が、海水温の上昇によって増えることを、米とオーストラリアの研究チームが、オーストラリアのグレートバリアリーフでの大規模調査で1日までに確認、米国の専門誌に発表した。
 チームは「今後、予想される地球温暖化による水温上昇でホワイトシンドロームやほかの病気も増える恐れがある」と指摘している。
 サンゴが白くなり、壊死するこの病気の原因は不明。沖縄でも発生しており、サンゴに依存する生態系への影響も懸念される。
 海水温上昇とサンゴの病気を関連づける研究は従来もあったが、これほど大規模な現地調査のデータで確認したのは初めてという。
 研究グループは1998〜2004年に毎年、世界最大のさんご礁グレートバリアリーフにある約1500kmの範囲の48のさんご礁で、1500平方メートル当たりのホワイトシンドロームが発生したサンゴ群の数を調査。人工衛星観測による週単位の海水温データと照合した。
 すると、週単位の海水温が平年より1℃以上高くなった回数が多いと、この病気が増えることが判明。調査期間中2番目に海水温が高かった2001年から2002年にかけての夏の後は、病気が発生した群れの数が約20倍になっていた。
 また海底を広く覆う大きなさんご礁の方が、小さいものより、この病気にかかりやすいことも分かった。
 水温が高くなるとサンゴに共生している褐虫藻が脱落してサンゴが白くなる「白化」が起こるが、ホワイトシンドロームはこれとは別の病気。
2007年6月2日 神奈川新聞の記事を引用させていただきました。


イメージ 1
この写真は神奈川新聞の記事とは関係ありませんが、2007年5月にケアンズから少し南東のグレートバリアリーフで撮影したものです。


 サンゴ礁にはたくさんの魚がくらしていて、ブダイなどはサンゴを食べた結果1年間に1トン近くの白い糞を排泄するらしい。そのせいで、サンゴ礁の近くの波が穏やかな海底には白砂が堆積していることが多い。
 上の写真の場所では白砂だけでなく、枝サンゴが折れたようなサンゴの残骸が見られる。これらは強い嵐に襲われた際にサンゴが荒波による物理的ダメージを受けた結果かもしれない。
 サンゴ礁は永い年月のあいだ繁殖と死滅のバランスの上に生きてきたが、近年では死滅の速度が勝って減少の方向に傾きつつあるということだろう。

  海水温が1℃上昇すると、サンゴと共生する褐虫藻が離脱するらしい。褐虫藻がいなくなった造礁サンゴは元気が無くなるが、水温が低下すると褐虫藻が復帰して元気を取り戻すこともあるそうだ。
 海水温だけでなく海の透明度も関係がありそうである。褐虫藻は光合成によりサンゴに栄養分を渡しているが、海が濁っていると太陽光線が海底まで届きにくくなる。
 今年の5月にケアンズを訪れた際には、上の写真のように海が予想外に濁っていた。海の濁りは季節変動があり、雨季の後は陸地から土砂が流入するため濁りが増す。日本の夏がオーストラリアでは冬で乾季なので、海水温が低下するとともに、海水の透明度は上がっているはずだ。さて、サンゴ礁はどこまで元気を取り戻しているだろうか。

消え行く地球の宝

消えゆく地球の宝

【ロサンゼルス=猪瀬聖】
 地球温暖化や環境汚染が世界の環境資源に深刻な打撃を与えている。米国では国立公園の氷河の消失、インド洋にあるモルディブではサンゴ礁の死滅が進んでいる。各国政府や企業は二酸化炭素(CO2)の排出削減などを迫られるが、すぐに効果が出る策はなかなか打ち出せない。自然環境の破壊と共に、観光収入の減少による経済損失の拡大も懸念されている。

 カナダとの国境に接する米グレイシャー国立公園では、観光の目玉である氷河が温暖化で次々と消えている。1968年には公園内の38ヵ所で氷河が確認されたが、現在は26ヵ所。2030年には夏の平均気温が2000年より約0.9℃上がり、全氷河が消失すると予想される。米環境団体「自然資源防衛会議(NRDC)」が作成した報告書で明らかにした。
 ロッキー山脈にある世界最古の国立公園イエローストンでは、冬の気温上昇で針葉樹に寄生する昆虫が繁殖、樹木が立ち枯れとなる例が目立ち始めた。針葉樹の種を主食にするグリズリーベア(ハイイログマ)の生存が脅かされ、生態系に変化が生じる危険が指摘されている。
 モルディブの場合、温暖化の影響はさらに深刻。同国の約1200の島は8割が平均海抜1メートル以下。環境団体の調査では砂浜の約半分で海水面の上昇による侵食が確認された。水温上昇でサンゴが死滅、その後、白くなる「白化現象」も拡大している。米著名環境団体のシエラクラブは「2020年までに世界中の海からサンゴ礁が姿を消す」と警告する。
 世界の専門家で構成する国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、2007年4月に公表する第4次評価報告書に「気候変動が環境産業に大きな影響を与えている」との指摘を盛り込む見通し。
 環境汚染が深刻な中国では酸性雨の被害が広がっている。世界文化遺産に指定された山西省の大同雲崗石窟(せっくつ)で内部の仏像にひびが入った。最近十年間で通常の百年分の劣化が進んだ。
 いずれのケースでも抜本的な対策は講じられていない。米国ではブッシュ政権は温暖化対策に消極的で、NRDCのテオ・スペンサー氏「温暖化を食い止めるためには米連邦レベルでの早急な対策が必要」と指摘する。
日本経済新聞 2006年9月2日 の記事を引用させていただきました。
 

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