かさぶたろぐ

旅行反芻的部落格。貝類很好。

鉄道

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ノースカロライナ州のバーリントン駅。
 
列車を見送ったあと、駅舎に入ってみて驚いた。
駅舎の中央に鉄道模型のレイアウトが展示されている! 
 
 
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糸魚川駅や新庄駅のようにレンガ積み3線車庫がある!
 
まるで私が来るのを待っていたかのような駅です。
  
 
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模型を見ると、横長の機関庫に機関車がいっぱい並んでいる。
機関車はすべて北海道開拓時代の 弁慶号 や 義経号 のようなタイプ。
最近でいうとディズニーランドのウェスタンリバー鉄道のような感じです。
 
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蒸気機関車の車庫というと転車台を囲む扇形庫を思い出しますが、ここの機関庫は横長で機関車が並んでいます。転車台は真横にスライドするタイプ(トラバーサー)で、日本で言うと都電荒川車庫やJR大宮工場のような感じ。
今にも機関車が横へ動き出しそうです。
 
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車庫と車庫の間に1基 転車台があり、本線と直角に回ったときに横長の車庫の中央の線路とつながるようになっています。
 
 
これだけ立派な模型のレイアウトが、こんな田舎の駅にあるとは意外でした。
 
模型の他にも、機関車実物の前面やノースカロライナ鉄道の歴史の写真も展示されていました。 
ここバーリントンは、ノースカロライナ鉄道建設の頃鉄道の基地として栄えていたようです。
 
乗った鉄道はアムトラック だと思っていたのですが、線路はノースカロライナ鉄道 のもので、旅客列車はアムトラック、貨物列車はノーフォーク・サザン鉄道が運転しているらしい。アメリカの鉄道といえば圧倒的に貨物輸送が主で、ノースカロライナ鉄道では旅客が8本に対して、貨物列車は70本ほど運行されています。
 
ノースカロライナ鉄道を走る旅客列車8本の内訳
ピードモント号 ローリー 〜 シャロット を3時間で結ぶノースカロライナ州のローカル・トレイン。2往復。
カロリニアン号 ニューヨーク 〜 ローリー 〜 シャロット を13時間で結ぶ。
クレセント号  ニューヨーク 〜 ニューオーリンズ を30時間かけて結ぶ。
          ノースカロライナ州は深夜に グリーンスボロ 〜 シャロット を走る。
 
 
ここバーリントンの先、終点シャロットの手前のソルズベリには、ノースカロライナ鉄道博物館があって、本物の転車台や歴史的な車両が展示されているそうです。
 
スペンサー(ソルズベリ) にあるノースカロライナ交通博物館
 
ノースカロライナ鉄道
 
 
 
Amtrak, Burlington, North Carolina Railroad, Norfolk Southern  
 
 
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バーリントン駅のピードモント号 機関車は1859
 
 
ファーッ、ファーッ! と警笛を鳴らし、ピードモント号はローリー駅を出発した。
 
客車のサイズはゆったりしているが、座席も台車も硬くてガタガタと揺れる。
踏切に近づくたびに ファーッ、ファーッ! とけたたましく警笛を鳴らすので、けっこう騒々しい。
 
ピードモント号の名前の由来
ピードモントはノースカロライナ州の中部の、山は無いけれどもゆるやかなデコボコの地形の地域の呼び名。 明るい森が広がっていて、線路の左右はおおむね日本の海岸沿いの防風林が続いたような景色が続く。 畑や牧場  はあまり見られない。
 
 
 
線路は複線がときおり単線になる。複線区間では右側通行。
 
 
駅が近づくたびに車掌が来て、荷札を確認しながら
「次降りるんだよ」 と告げて回る。
 
1時間ほど揺られると、バーリントンに到着。
 
 
 
 
バーリントン駅を発車するピードモント号
 
私と同じように鉄道に乗りに来た家族が
踏切で列車を見送っていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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列車が去ったあとのバーリントン
 
 
 
 
列車は1日3往復。
帰りの列車が来るまで、さてどうやって時間をつぶそうか...
 
そう言えば中国の鉄道の駅でも列車が1日2便なので、結局乗りませんでした。 
 
 
 
このあと、バーリントンの駅舎の中で思いがけないものを発見します。   
 
 
 
アムトラック列車の鮮明な動画はこちら
 
 
 
Amtrak, Burlington, Piedmont, North Carolina  
 
 
 
 
 
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ノースカロライナ州の ローリー駅 
 
 
アムトラック の ローリー駅 は ムーア・スクエア のバスターミナルから南へ2ブロック目の
カバラ・ストリート を州会議場の角から西へ進んで4ブロック目にある。
 
チケット売り場のカウンターへ行くと、女性の係員が対応してくれた。
バスポートを提示する。
 
「バーリントン までラウンド・トリップ」 と告げると、
自分の名前入りのちょうど航空券とそっくりのチケットが渡された。
おまけにチケットの左上には持ち主のサインをする欄がある。
 
 
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列車名 「ピードモント号」 シャロット行きで、列車番号 75。
帰りの列車番号が 74 で、往復23ドル。
リザーブド・コーチと書かれているが、どうみても座席番号が記載されていない。 ???
「車掌に提示して乗車しなさい」 という。
 
 
 
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しばらくすると列車がバック運転でホームに進入してきた。
ローリー駅は 「ピードモント号」 の始発駅だ。
 
 
 
 
客車には1台ごとに愛称が付けられている。
たとえば 「ハニー・ビー」 (ミツバチ号)。  エノラ・ゲイではないがアメリカらしい。
 
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入口扉の前のホームに階段(踏み台)が設置された。
 
車掌にチケットを見せ 「ミツバチ」 に乗ろうとすると、
「あんたはあっちの車両に乗りなさい」 と指示される。 ???
 
どうやら乗客は行き先別に、きまった車両に振り分けられるようだ。
 
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適当な座席に座ると、車掌が来て、頭上の荷物棚に荷札を取り付け記入する。
見ると ”BLT” で、私の行き先 Burlington が表示されている。
まるで荷物扱いだ。
 
別に私だけがお荷物なわけではなく、座席に座った全員の上に順に札が付けられていく。
したがって、一度座ったあとは座席の変更ができない。
なるほど、リザーブド・コーチだ。好きな席を取れるので「自由指定席」といったところか。
けれども後の駅で乗る人には不利だ。
そういえば、中国で 「列車に乗るなら始発駅からでないと座れない」 と教わったことがあった。
 
英語では車掌のことを オーケストラの指揮者と同じ Conductur と呼ぶが、
実際に車掌が乗客全員を看視していて、乗客は好き勝手できない。
 
 
 一番前の機関車の次の車両は、カフェ・ラウンジカー。
 
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パーティションの向こう側には飲み物とスナック菓子の自動販売機があり、
その奥にテーブル付きのボックス席が6組ほどある。
この車両は乗客が自動販売機を使うとき以外は空なので、車掌の休憩室のようになっている。
 
冷蔵庫に入っているボトル入りの飲料水は無料だよと、
たまたま駅で会った日本語を話せる紳士が私のために1本持ってきてくれた。
下関で半年ほどくらしていたそうだ。
 
 
ピードモント号、カロリニアン号 の案内ページ:
時刻表の掲載ページ:
 
 
さあ、シャロット行きのアムトラック 「ピードモント号」発車!!
 
 
 
   
Amtrak, North Calorina, Raleigh, Piedmont  
 

JR日光線の電車

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下野大沢 9:41発 日光行き  
 
今市駅
 
上り列車も下り列車も、跨線橋を渡った島式ホームから乗ります。
列車接近の放送が鳴ると、見たことが無い電車がガタンゴトンと古めかしい音でゆっくりと駅に到着。
茶色の上にアイボリー、日光にふさわしく落ち着いたレトロな感じの色に塗られている。
座席は都会と同じロングシート。
 
9:34発
車内は女性ばかりで女性専用車みたい。
こっそり車番を見ると クモハ107-3。
 
日光線のひと駅は長く、各駅停車なのに次の駅まで7分ほどかけて走ります。
窓は曇りのガラスで、「小さい秋」の歌を思い出します。
 
 
下野大沢で電車を降りました。
 
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下野大沢 9:41発 宇都宮行き 
 
よいしょっ、電車のドアは手で開けます。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       

羽越本線 特急いなほ

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        新潟駅で出発を待つ特急【いなほ5号】              FUJI  LF 400
  
新潟で特急【いなほ】号に乗り換えます。
【いなほ】や羽越本線は、関西出身の私にとってはきわめてレアな鉄道です。
特急【いなほ】に乗れると思うだけで、うれしくて仕方ありません。
 
新潟での乗り換え時間がそれほどゆったりではなかったので、あたふたと重い荷物を持って在来線のホームへ。 駅弁を買うひまがありません。
 
ホームには【いなほ】がとまっていました。 
先頭はグリーン車と普通車が1両でセットになった クロハ481型。 こういう電車もレアですね。
信越線を快速〔くびき野〕で走っていた電車と似ています。
 
中条を出ると胎内川の鉄橋を渡り、山が近づいてきて田んぼは狭くなっていきます。
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ポプラの樹が見えます。
このあたり、山間の奥深くまで谷が入り込んでいる様子が面白いところです。
 
坂町を出て荒川の鉄橋を渡る頃、一時停電します。
直流から交流へ切り替えのためです。
この特急電車485系は、交流・直流のどちらでも走れる便利な電車なのです。
 
村上を出ると、海岸線に沿って走ります。
山陰線を思い出しましたが、羽越線からの海の眺めも大変美しいです。
 
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桑川〜今川あたりでしょうか、トンネルを抜けるたびに奇岩が目につき
ドキドキワクワクします。 こんなきれいな海で泳げたら!!
 
笹川流れ」として有名なところで、ぜひ海側に乗車されることを、おすすめします。
座席番号ではAB席が海側です。CD席は山側になります。
 
笹川流れについてはこちら 
 
「次は、ふや、府屋です。」
 
さてお腹が空きました。鉄道の旅でかかせない駅弁タイムです。
 
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          「まさかいくらなんでも寿司」(新発田三新軒製)
 
す・け・に・いくらが乗ってます。これは美味い!!
海岸の景色を見ながら食べるのは忙しいです。
車内販売が来るのを待たずに、早めに買いに行きましょう。
 
あつみ温泉を出て鶴岡に近づくと、山が後退してふたたび田んぼが広がります。
 
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さて月山はどこでしょうか?
 
                          鶴岡の 雲の上かな 月山は   (笠蓋)
 
ところで昨日の高校野球、鶴岡東高校はがんばりました。
強豪智弁学園相手に1−2、惜しかった!
 
 
 
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             余目駅。陸羽西線の気動車が停まっていました。
 
庄内平野の広い田んぼの中を、特急【いなほ】は北へ向かってばく進します。
 
        余目の 青く目にしむ いなほかな   (笠蓋)
 
 
 
目的地、酒田に到着しました。
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       残念ですが、特急【いなほ】とはこれでお別れ。             (W61S)
 
  
さようなら 【いなほ】、秋田までがんばれ!
 
 
 
 
 
 
【いなほ】の歴史
 
特急【いなほ】の歴史?を知るために、1968年の時刻表をひもといてみました。
まだ特急【いなほ】は存在しません。
かわりに新潟−秋田の急行〔羽越〕、上野−秋田の急行〔鳥海1号〕、金沢−青森の急行〔しらゆき〕などがあり、いずれもディーゼルカーで運転されていました。
 
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つぎに1973年の時刻表を見ると、ありました、特急【いなほ】。上野発の電車特急です。
上野〜酒田間の所要時間は急行〔鳥海〕にくらべて8割弱に短縮されています。
列車名はどうでしょうか? 「いなほ」は「鳥海」に比べてやさしい感がして新潟もカバーされる名前なので、この愛称が選ばれたのかもしれません。
現在の特急【いなほ】は、東京−新潟を新幹線【とき】にゆずってしまったので、走っている区間は1968年の急行〔羽越〕と同じになっています。
それでも、特急【いなほ】の起源は急行〔鳥海〕と言ってよいでしょう。
羽越本線を走る列車名としては「鳥海」が一番かっこいい気がするのですが、いかがでしょうか?
 
笹川流れの【恐竜岩】 (角瓶写真館さん)
 
信越線乗り鉄記はこちら
 

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