かさぶたろぐ

旅行反芻的部落格。貝類很好。

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ミネアポリス空港

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ミネアポリス南方の田園風景
 
 
9月の続き。
 
ミネソタ州、ミネアポリス-セントポール空港で成田行きに乗り換える。
 
出国手続きをさがすが見つからない。
 
10分ほど歩いて成田行きのゲートに着くと、どうやら出国手続きはないようで、直接飛行機に乗れるようだ。
したがって免税売店での買い物もなし。
(「売店でパスポートを見せれば免税で買える」とのこと)
 
アメリカへの入国チェックは厳しいが、出国はご自由に、ということか。
便利になったものだ。
 
ゲート前には大勢の日本人や中国人が搭乗を待っていた。
 
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ミネアポリス-セントポール空港
 
 
 
セント-ポールは西部開拓時代に当地までは鉄道が伸びていた、文明の最西端の町。
ミシシッピ川をはさんで対岸のミネアポリスの方が、その後経済の中心として発展した。
 
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 ミシシッピ川。左がミネアポリス、右がセント-ポールの街
 
写真は9月のもので青々として見えるが、当地は極寒の地なので、今では寒々とした景色になっていることだろう。
 
 
   

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ケンタッキー州に入ると、2頭の龍のような形の川が見えてきた。
 
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バークレイ湖とケンタッキー湖。いずれも龍の頭(写真右手)でダムが水をせき止めている。
奥のケンタッキー湖はテネシー川がせきとめられて太くなったもの。
昨日のクリンチ川は下流でテネシー川となり、このあたりで一旦北上している。
このあと2つの湖はオハイオ川に流れ込む。オハイオ川はつづいてミシシッピ川に合流する。
 
ミシシッピ川流域には1000〜1400年頃に先住民が栄えていて、ミシシッピ文化と呼ばれている。2つの湖がダムをへて流れこむオハイオ川北岸にはキンケイド・マウンドという土塁の遺跡がある。
キンケイドの想像図では川のそばに方墳のようなマウンドが並んでいて、そのうえに家が建てられている。これらはピラミッドや日本の方墳とは異なり、川が氾濫しても生活を続けられるよう工夫された住宅の土台であったのだろう。
 
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Kincaidが栄えていた頃の想像図。(Wikipediaから拝借)
 
上の想像図でキンケイドの町は、1050〜1250年頃に栄えたセントルイス対岸の都市カホキアCahokiaと似た姿で描かれている(1)
キンケイド、カホキアの町の想像図に描かれている家の姿は、フィジーの家と似ていて、西部の土(アドビー)で造った家とは異なる。
西部に住むホピ族に言い伝えられているように、インデアンの種族のうち一部の者は、太平洋を舟で渡ってきた民なのかもしれない。
 
古代都市カホキアについて、First Peoplesには以下のように記されている。

人々は居住地を放棄するにつれて他の場所へと集合していった。1540年頃スペイン人がニューメキシコに着くまでに、インデアンの人口はリオ・グランデ流域に集中していき、スペイン人が『プエブロ』と呼ぶ町に住むようになった。タオスのプエブロには、西欧人が到達する前の何世紀にわたって居住していた。そこには現在もインデアンが住んでいる。

カホキアは、1050〜1250にかけての最盛期には2000エーカーの面積を占め、人口は少なくとも1万おそらくは3万以上の人口を有するメキシコ以北では最大の都市であった。それに比べると、植民地時代の北米最大の都市フィラデルフィアでさえ1763年になっても人口は2万3千人であった。カホキアは儀式のための墳丘、公園、広いトウモロコシ畑、とりかこむ村々と近郊からなる都市であった。広場の真ん中に見える2本の柱が立つ長方形のグラウンドは球戯場。左側遠くにある円形に並んだ多数の柱は、考古学者に『ウッドヘンジ』として知られているもので、司祭が冬至・夏至、春分・秋分を見極め、種まきや祭りの日を決めるための施設と思われる。カホキアの地は何年にも渡って農地や幹線道路や建築を広げていったのだが、現在ではカホキア州立公園に昔の繁栄の証拠として墳丘が残っているのみである。

(1) “First Peoples” Colin G. Calloway, 3rd edition, (2008), p.67
 
  
これらアメリカ中央部ミシシッピ文化の古代の町はスペイン人を始めとする白人の到来前に廃れている。したがって彼らの多くは洪水や疫病のために滅び、残ったものはより生活しやすい地へ移住したと考えられる。
 
 
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ミシシッピアン遺跡の分布
(Wikipediaから拝借した図に吹き出しを付けさせていただいた)
 
古代都市カホキアの記事と写真ありました。
 
 

涙の道

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ダグラス湖(奥で蛇行)とチェロキー湖(手前)
一番手前の白い筋はRoute 25E Dixie Highway
 
 
テネシー州に入り入りノックスヴィル付近。
このあたりは米国東海岸の内陸を延々と貫くアパラチア山脈で、北東から南西方向へと地殻のしわが何重にもできていて、真っすぐな、あるいは龍のように蛇行した湖が地溝にそって並んでいる。
写真手前の湖がチェロキー湖と名付けられているように、この辺りはチェロキー族の地域だったのだろう。
 
機内では、鶏肉とご飯を包んだ特大の冷製春巻きが出てきた。お酢の味で美味しい。眼下にブルーリッジを眺めながら満腹、ご機嫌になってきた。
 
 
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                                     ノリス湖とクリンチ川
 テネシー魚釣協会 http://www.tnfish.org/index.html
 
 
チェロキー族は早くから白人の文明を受入れた文明化五部族のひとつであった。
しかし1838年、強制的にオクラホマへと移住させられた。テネシー州からオクラホマ州に至る1900kmの道は、『涙の道』と呼ばれる。
途中で倒れる人も多かったが、『アメイジング・グレイス』を歌いながらがんばったそうだ。
黒船来襲の15年前のこと、インデアンも苦労していたのだ。
オクラホマ州には現在も『チェロキー国』がある。
 
一部のチェロキー族は現在もノースカロライナに残っている。
有名人では、エルビス・プレスリーがチェロキー族の血を引く。
 
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涙の道(Wikipediaから拝借)
 
Cherokee族は一番北の黄色い道。東から西(右から左)へと強制移住させられた。
 
 
 
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インターステート40号線 はこの後ずっと西へと進みオクラホマ・シティを経て アルバカーキまでつながっている。
インターステート26号線 は南へ進み、サウスカロライナ州のチャールストンに至る。
 
 
ピードモント台地がアパラチア山脈に移ると、ノースカロライナ州の西端はアパラチア山脈でテネシー州と区切られる。
 
このあたりのアパラチア山脈はブルー・リッジと呼ばれている。
標高はマウント・ミッチェル6684feet2037mクリングマンズ・ドーム6643feet (2025m)とそれほど高くはないが、北東から南西へ延々と続くアパラチア山脈は見事だ。おそらく東からと西からの圧力が地表でぶつかって、このようなしわが形成されているのだろう。
 
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 DL3195 Raleigh/Durham→Minneapolis/StPaul  (Sep. 2010)

 
これより南の山がグレート・スモーキー山脈と呼ばれているように、見渡す山々は白く煙っている。 
 
 
 
 
ブルー・リッジの紅葉
 
『グレート・スモーキー山脈国立公園』:テネシー州から、山越えでノースカロライナ州へ・・・^〜^v (2011.07.13)  
 
 
Blue Ridge, North Carolina  
 
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RaleighInterState540Glenwood Ave.のインターチェンジ。
ハイウェイはもちろん無料。
 
 
ローリー/ダーム空港を出たDL3195便はローリー市を見ながら徐々に高度を上げた。  
飛行機はアメリカ北部ミネソタ州のミネアポリスを目指し西へと進む。
ノースカロライナ州の州都ローリーの西側にはピ−ドモントと呼ばれる台地が広がる。
 
大西洋に流れる川はピードモント台地の東端で滝になる。
昔の移動手段は主に船であった。船では滝の手前までしかさかのぼれないので、滝があるところは最終荷降ろし場として町が栄えた(滝線都市)。
ローリーも滝線都市のひとつだった。
 
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                      FallsLake
 
 
 
 
Piedmont, Fall line, North Carolina 

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