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暦(こよみ)

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二十四節気

 
 一段と寒くなってきた。大雪の節気にあたる時期だ。

 冬至の前に、大雪という節気が設定されているが、節気ってそもそも何なのだろう?
 
 一年に二十四種類めぐってくる節気は、冬至や春分の日を基準にして一定の間隔で配されているようだ。
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E7%AF%80%E6%B0%97

 古来使用されてきた太陰暦は月の満ち欠けで決められるので、季節は年によってズレてしまう。それを補うために、二十四の節気というのが用いられてきたそうだ。
 
 1年365.25日を24等分すると、節気は15.22日に一回、すなわち1か月に2回訪れるはずだ。では実際に暦に記されているインターバルはどうなっているのか?
 「理科年表」や「神宮館九星本暦」を参照してみると、何月何日の何時何分に何節気ということが厳密に規定されている。それぞれの節気のインターバルを算出してみた結果を下の表に示した。

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 節気のインターバルは15.22日の等間隔ではなくて、季節により伸び縮みする14.72〜15.73日間隔で訪れることがわかる。そしてこれらの変動するインターバルの平均値が15.22日であった。

 二十四節気のはじめは立春とされており、そこから地球が太陽周りを1周して翌年の春分に戻るまでの間に太陽の向きが360°回転する。それを24等分した15°がひとつの節気の間隔となる。ちょうど15°進むのに平均して15.22日かかるのだが、夏には最長の15.73日間隔で、冬には最短の14.72日間隔で15°進むことになっている。このような季節変動が起こる理由は何だろうか?

 誠文堂新光社「天文年鑑」の「太陽のこよみ」を見ると、「地心距離」が示されていて、北半球が冬の時期には地球と太陽の距離が最接近し(平均の98.33%)、夏には最も遠ざかる(101.67%)。地球の公転軌道の正確な真ん中に太陽が位置しているのではないということだろう。このため小寒の頃には15度進むのに14.72日、小暑の頃には15.73日かかるのであろう。


かえで二十四節気  →おすすめです!
http://www.plantatree.gr.jp/handinhand/kaede/content3.html

 

干支

 
 日本で文字を使用して記されるようになってから、十干と十二支を組み合わせた60で一巡する数え方が行われてきた。この干支は年を表すのにも、日を表すのにも用いられている。
 下に一覧表を示した。

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 十二支は、今年は何年、ということでなじみがあるが、十干はあまりみかけない。き、ひ、つち、か、みず、で 木・火・土・金・水を表し、〜のえ、〜のと、で兄・弟を表している。昔の人は自然界の元素は五つあると考え、数字ではなくこの十干で数えていたのだろう。
 数と動物を組み合わせている点や、ゼロの概念を持たない点で、マヤのツォルキン暦と似ている。

 例えば日本書紀の舒明天皇の巻には
『九年の春二月の丙辰(ヒノエタツ)の朔(ツイタチ)戊寅(ツチノエトラ)に、大きな星が東から西に流れ、雷のような音がした。』とある。(中央公論社 日本の名著1,1983)

 丙辰は53番、戊寅は15番であるから、
『丙辰(ヒノエタツ)の朔(ツイタチ)戊寅(ツチノエトラ)』=60−(53−1)+15=23 で2月23日のことになる。


 複雑怪奇で面倒な計算だが、干支は『えと』とも呼ばれるように、奇数は『〜のえ』、偶数は『〜のと』で表わされ、『辰』は十二支の5番目で奇数なので、十干のうちで奇数を表す甲・丙・戊(ボ)・庚(コウ)・壬(ジン)の5種類のみと組み合される。昔の人は『丙辰』と聞いただけで5順目の『辰』をイメージできたのではないだろうか。

 中国、朝鮮、ベトナムでも使われていたというのだから、驚きだ。
干支:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B2%E6%94%AF
 
 
 

 近頃夕暮れの西の空を見ると、木星と金星がに並んで見えてとても美しい。
 生まれ月が黄道12星座のどこに属するかで分けた星占いされていて、「今年はさそり座に木星が滞在するので、さそり座の人は幸運に恵まれる。」のような予想を見ることがある。

 星占いが始まったのはいつの時代のことだろうか、何となくロマンチックだ。何かの本で、「この子が生まれた日の太陽はおとめ座にあったから、おとめ座の運勢に支配されるのだけれど、おとめ座とは言っても獅子座からおとめ座に移った直後に生まれたから、獅子座の影響も受けるのよ。」のようなことが書かれてあった。

 自分の誕生日に太陽がどこにあったのか、念のため誠文堂新光社の「天文年鑑」で調べてみると、星占いで設定されている日と1か月くらいずれていた。

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 このずれは一体なぜ生じたのだろうか?

 星占いの成立の事情はよく知らないが、古くから、イエス様が生きていた時代からあったとしよう。イエスは魚座で表わされる。それはイエス・キリスト生誕から後の2000年間は、1年の区切りである春分の日の太陽がうお座にあったからだ。

 地球の自転軸は、常に同じ方向を向いているわけではなくて、約26,000年周期で軸の向きが変わる(誠文堂新光社「理科年表」)。今はたまたま小熊座のポラリス(北極星)を向いているが、他の時代には琴座のベガに向いていたり竜座のα星に向いていたりするらしい。このような地球回転軸のゴマすり運動のことは歳差運動と呼ばれている。

 地球の回転軸の向きが変わると言っても、地球の公転面が変わるわけではないので、地球から見える太陽が黄道12星座を通過することに変わりはない。たとえば現在では冬至の太陽が射手座にあるときに、北極が太陽と最も離れた反対側に位置するため北半球は寒くなるのだが、今から約13,000年前または13,000年後に太陽が射手座にある時期には軸がヘルクレス座の方を向いているはずで、逆に北極は一年中で太陽と最も近い向きに位置することになり、北半球は夏至の頃となる。

 このようにして四季の太陽を宿す星座は、約2,200年毎にひと星座分ずれていく。時代を春分の時期に太陽を宿す星座で表わすならば、イエス・キリストを示したうお座の前の2,200年間は牡羊座、そのさらに前の2,200年間は牡牛座の時代。これから先の2,200年間はみずがめ座(アクエリアス)の時代にあたる。

 星座ひとつ分ずれるのに2,200年かかるのだから、今の星占いの区分は約2,200年前にはそれぞれの星座が太陽を宿した日とほぼ合致し、その頃3月21日春分の太陽は牡羊座にあったことがわかる。つまり星占いが成立したのは今から2,000年以上前のこと。

 マタイによる福音書2章にはイエスの誕生のとき、『そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。』(日本聖書協会 新約聖書, 1989)とある。起源はバビロニアか、エジプトか?


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さそり座アンタレス付近の散光星雲など:
   http://www.ne.jp/asahi/tsukasa/gallery/gallery/gallery_tsukasa.html

zodiacal constellation
 
   
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ロング・カウント(長期カレンダー)  これまでに見たように、マヤの暦にはツォルキン暦とハアブ暦のように循環する2つの暦がある他に、さらにもっと長い暦がある。 「ロング・カウント」は5126年毎に循環する周期的な暦と考えられなくはないが、マヤの歴史においては、ただひたすら毎日1日ずつ加算される日数であった。  この「ロング・カウント」で記された最も古い日は、オルメカ文化に属するトレス・サポテスで見つかった、紀元前31年にあたる日である。マヤ文明で記録された最も古い日は紀元32年で、メキシコのチアバ高原で見つかっている。  キリスト暦と同様に、マヤの「ロング・カウント」にも「始まりの日」がある。キリスト暦では0年1月1日が始まりの日であるが、「ロング・カウント」の最初の日は、紀元前3114年の8月13日にあたる。異なる点といえば、マヤの「ロング・カウント」には「終わりの日」があることだ。「終わりの日」は西暦2012年の12月23日にあたる。  「ロング・カウント」は日数の桁を5人の神様であるキン(日)・ウィナル(月=20キン)・トゥン(年=18ウィナル)・カトゥン(20年)・バクトゥン(400年)と0〜19の数字(ウィナルのみ0〜17)の組合せで表わされる。「年」を表すトゥンは360日しかないので、「ロング・カウント」は毎年5日ずつハアブ暦とずれ互いに独立した暦となっている。  「ロング・カウント」は、この世界の始まりの日から、13バクトゥンが経過したときに完結し、この約5000年間が、マヤの聖書である「ポポル・ブフ」に記された「第4の世界」である。そしてこの世界の「終わりの日」は西暦2012年の12月23日に訪れる。                              2009 Mayan Calendar                              Mayan Calendar, LLC発行 による


 Mayan Calendar, LLC発行の、マヤ・カレンダーには、ツォルキン暦とハアブ暦が毎日記されている他、毎月の朔が「ロング・カウント」の何日にあたるかも、毎月のページに表示されている。


 「ロング・カウント」が還暦を迎えリセットされる日は、下のようにちょっと変わった方法で記される。

        12.19.19.17.19   2012年12月22日
        13. 0. 0. 0. 0   2012年12月23日(終わりの日)
         0. 0. 0. 0. 1   2012年12月24日(次の13バクトゥンの始まりの日)


 マヤ・カレンダーを見ると、2009年は「長い暦」では12.19.15.17.2〜12.19.16.17.14にあたることがわかる。ドットで区切られた桁は左から、バクトゥン, カトゥン, トゥン, ウィナル, キンを表す。従って2009年1月1日は、12バクトゥン19カトゥン15トゥン17ウィナル2キンの日にあたる。
 トゥンは年を表すので、来年は15年が16年に移る年である。1年(トゥン)は20キン(日)×18ウィナル(月)=360キン(日)から成り、前節の「ハアブ暦」にも増して太陽暦からのズレが大きい「曖昧な年」である。

 マヤがこのように複雑な3種の暦を維持してきたのは、中米の民族や文化が単一ではなく、マヤが自身の文化以外に少なくとも2種の文化を吸収してきたことを示すものと考えられる。現代の日本でも西暦で運営されながらも、神社などではまだ旧暦が使用されているのと似ている。
 ロング・カウントはマヤの歴史より以前にスタートしており、その発明者がオルメカ文化なのか、ペルーで最近発掘されつつある古代文化なのかは注目に値する。なぜなら「最後の日」をマヤが恐れていたとしても、その日を規定したのはおそらくマヤ文明ではなかったはずであり、マヤ民族がいかに天文学的計算に優れていたとは言え、ロング・カウントの意味を本当に理解していたか、宇宙の周期的変動をどこまで捉えていたかは疑問が残る。

 現代の文明でも、いつどの地域で日食が見られるかなどは、きわめて正確に予測される。しかし太陽の周期的変動や、地球の周期的および人間がもたらす一方通行的な変動、さらに将来の隕石の落下や小惑星・彗星の激突をどこまで予測できているか。マヤ文明のことを未開だ・野蛮だとバカにできるほど進んでいるだろうか?  

 

                                Mayan Calendar, long count

  

 ハアブ暦(”曖昧”年)


 ハアブ暦はキリスト暦と似ている。1年が365日から成る一種の太陽暦である。”曖昧”年と呼ばれる理由は、キリスト暦と異なり「閏(ウルウ)年」を持たないことによる。
 紀元前100年頃から使われ始めていたこのハアブ暦は、必ずツォルキン暦の表示の後に組合せて表示される。ハアブ暦とツォルキン暦の組合せにより決まる52年の周期で還暦を迎える暦は、マヤ以外のアメリカ先住民の文化でも一般的に使用されていた。

 ハアブ暦の1年は19の月から成る。PohpからK’nmk’nまでの18ヶ月は0日から19日までの20日を持つが、最後の月だけは5日間しかない。
 朔(ツイタチ)は「即位」の日である。各月の神はゼロ日に着席し、その後19日間を治める。ハアブ年最後の5日間は19月Aayebと呼ばれる。この月は「予期せぬ日」なので、重要な行事や旅立ちには不吉とされる。



 マヤでは数字を下のように記していました。”ゼロ”はハアブ暦では、「その月の神様が着席する日」の意味です。翌日が1日で、19日目まで勘定して1ヶ月が終わります。

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19月の5日間が「予期せぬ日」とはいっても、次の19月が西暦2009年の3月29日〜4月2日であることは、このマヤ・カレンダーを見ればわかる。この時期は日本では、引越しや入社式が行われる大事な季節だ。
 

Mayan Calendar, Haab
 
 

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