かさぶたろぐ

旅行反芻的部落格。貝類很好。

花と虫

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8月15日
熊野古道中辺路(なかへち)を三輪崎から王子ヶ浜へ歩いていたときに、高野坂で見かけたキノコ。

イメージ 1

朽ちて道に落ちた木の枝に貝殻のようなキノコが密生していた。
カイガラタケかと思われるが、よくわからない。反対側もよく見てみればよかった。


さるのこしかけ科 Polyporaceae
381. かいがらたけ Lenzites betulina

 傘は半円形,扁平〜貝殻状,幅2〜10cm,厚さ0.5〜1cm位,上面は粗短毛を密生;白〜灰色〜灰褐色,多数の巾の狭い環紋をあらわす,肉は薄く厚さ1〜2㎜位,白色,革質,傘の背面の毛被層の下に薄い下皮が発達する;(中略) 針・広葉樹の枯木,用材に最も普通に見られる木材腐朽菌で,材の白ぐされをおこす。分布:世界的。
                    「原色日本菌類図鑑」 今関六也,本郷次雄,1957, 保育社



外観が似たキノコ: ブナハリタケ



7月15日(日)
熊野古道 中辺路(なかへち)の田辺市 飯盛山を登っているときに見かけたキノコ。
滝尻から登り、不寝王子(ねずおうじ)をすぎて少し登ったあたりで(7:45)、


イメージ 1
シロオニタケ

かさに丸みがあって色白で、なかなかの美人です。


シロオニタケ 白鬼茸 Amanita virgineoides テングタケ科 テングタケ属
生態: 夏から秋にかけて、おもにブナ科、あるいはマツ科の樹下に生える。
分布: 日本および韓国方言名: オニゴロシ、オニタケ、シロトックリ、シロイボタケ
食・毒性: 有毒な可能性があるが、中毒例はまだ知られていない。本種を食用としている事例は、日本では確認されていない。

テングタケ属 Amanita
タマゴテングタケをはじめ多くの毒菌をふくみ年々中毒例が多く,したがってわが国でも比較的よく研究されていて約30種が報告されている。大部分のものは森林樹種に菌根を作るといわれるが,イグチ科やベニタケ科ほどには相手の樹種をえらばないようで(後略)
(1) 「続原色日本菌類図鑑」, 今関六也, 本郷次雄, 1965,保育社, p.36


飯盛山から高原熊野神社に向って下り始めたあたりで(8:30)、


イメージ 2
ホウキタケの一種

こちらはニョロニョロのような...


672. ホウキタケ
高さ15cm。 径15cm以上に達する大型のホウキタケ。 太さ3〜5 cmの,太い白色の,丈夫な円柱状の柄からしだいに上方に枝を分け,先端部はおびただしい小枝の集合となり,ハナヤサイ状となる。枝の先端部は淡紅〜淡紫色で美しい。(中略) 秋に林内の地上。 食用,美味。
分布:日本・ヨーロッパ・北アメリカ。  

ホウキタケの別名をネズミタケという。 古くから広く食用菌として親しまれているので,数多くの名でよばれるが,ネズミタケが最も一般的である。 名の由来はホウキタケの先端部がネズミの足指に似るからであろう。 民族菌学ethnomycologyの研究で著名なR. G. Wasson は,スペインのカタロニア地方でもネズミの足 pies de rata の名でよヴという。 欧米人の一般的な通俗名は全体の形からサンゴタケ coral fungi であるが,特にキノコ好きの西欧のカタロニア人と東洋の日本人とが共に鋭い感覚でネズミの足を連想していることは興味が深いとW氏はのべている。

(2) 「原色日本新菌類図鑑(II)」 保育社, 1989, 保育社, 図版95, 本文p.93, 横山和正、今関六也
 
ホウキタケは日本に少なくとも20種が知られており、種によっては軽い中毒(下痢や嘔吐)を引き起こす。ホウキタケの種類は写真を見ても区別つきにくいので、食用に採取する場合は細心の注意を要する。上の写真はホウキタケよりはキホウキタケやハナホウキタケ(軽い毒性がある)に近い種のようなので、採取して食べない方が安全。
 
同じ「原色日本新菌類図鑑(II)」(保育社, 1989)から、さらに引用させていただくと

キノコはどんなに大きくても微生物

 われわれの有力な同志であり,熱烈なきのこ愛好家である読者の皆さんにぜひ知って貰いたいことは,どれほど大形のきのこでも菌類であり,かびの仲間で,俗にいう微生物だということである。 かびを知るために顕微鏡が必要なことは誰もが知っている。 そして顕微鏡は学者の持ち物で,アマチュアには無縁のものと一般に考える。 これに対してきのこは大型だから微生物ではなく,顕微鏡は不要だと多くの人は考える。 これは大変な誤りである。
 かびもきのこも生活する本体は菌糸体といって,細長い細胞が一列に連なる菌糸からなりたつ。菌糸は枝を分け,あたかも真綿を引き伸ばしたようにまとまりのない形をして,土の中・落葉や木材の中をのびひろがっている。 これで生活するが,季節がくると繁殖のために胞子を,そして胞子形成の器官として子実体をつくる。 子実体が大型の菌がきのこであり,微小のものがかびの仲間である。 それだけの違いにすぎない。 かび型の菌ときのこ型の菌とが,菌類の各分類群にいり混っていることからでも理解ができるであろう。

 
 





 
ダーウィンの「ビーグル号航海記」では、南米大陸南端にあるビーグル水道から陸地に上がり探検しているところで面白いキノコ(菌)が紹介されている。ブナの樹の幹に丸いこぶができるそうだ。
 

There is one vegetable production deserving notice from its importance as an article of food to  the Fuegians (フエゴ人). It is a globular, bright-yellow fungus, which grows in vast numbers on the beech-trees (ブナ). When young it is elastic (弾力のある) and turgid (ふくらんだ), with a smooth surface; but when mature it shrinks, becomes tougher, and has its entire surface deeply pitted  or honey-combed, as represented in the accompanying wood cut. This fungus belongs to a new and curious genus; I found second species on another species beech in Chile; and Dr. Hooker   informs me, that just lately third species has been discovered on a third species of beech in   Van Dieman’s Land. How singular is this relationship between parasitical fungi and the trees on which they grow, in distant parts of the world! 

“The Voyage of the Beagle”, Charles Darwin, Modern Library, New York, p.210


Cyttaria Darwinii

このCyttariaという樹のコブ状のキノコ(菌)は残念ながら日本では知られていないようで、日本語でどう呼べばいいのか。まだしかるべき日本語名がないのであれば、『コブキノコ』 とでも呼んではいかが...
 


アジサイ


6月17日
犬の散歩中に見かけたアジサイ

イメージ 1
梅の丘公園



イメージ 2
同じく。




イメージ 3
梅の丘公園の入口の近所



イメージ 4
トレッサ横浜の近所


イメージ 5
同じ場所


アジサイといっても、こんなに色々あるとは知らなかった。
散歩はめんどくさいが、ワン公のおかげ。

イメージ 6
「写真撮るから、こっち向いて」


イメージ 7
「ヤダよっ!」










むし暑くなると、いろんな花が咲きます。


イメージ 1
ビヨウヤナギ (オトギリソウ科)  5/20 師岡町公園



イメージ 2
赤紫色のアジサイ (ハイドレンジャ)  獅子ヶ谷市民の森 5/26



イメージ 3
栗の花   6/1 トレッサ横浜の南



イメージ 4
水色のガクアジサイ   6/2 獅子ヶ谷市民の森の近く

咲き初めはかわいい。

※咲きはじめのアジサイではなく、「ガクアジサイ」 という別の種類でした。
この花を見かけるようになって、アジサイが好きになりました(6/11追記)。


イメージ 5
ナナフシがいるよ!    6/3 獅子ヶ谷市民の森


イメージ 6
花には無関心なうちの犬のお尻 (左下) 「早く行こうよ」


あじさいの種類





§ カワニナ

噴水があってカメがいる西谷公園から、横溝屋敷へむかって水路が出ていて
「せせらぎの小道」 と言って、水路の溝にそって石畳の道がつづいている。
水底に、落書きのような線が描かれていた。


イメージ 7
貝がはった跡。 カワニナでしょう。


研究のため1匹持ち帰って観察

イメージ 8
貝の字のようなすがたで、触角を出してはいます。


内臓はきれいな緑色だったので、水底の藻を食べていたのでしょう。
草食系なら美味いはず...

カワニナは美味い?
卵を産むのではなく、胎生とのことです。意外と高等な生物?



(公園へのアクセス) 
獅子ヶ谷市民の森や、横溝屋敷へは、臨港バス03系統(鶴見⇔綱島)神明社前、または02系統、表谷戸。
師岡町公園へは、臨港バス02(鶴見⇔新横浜)または市バス、南谷戸。
トレッサ横浜で食事休憩や買い物できます。


Shishigaya citizen's park, Tsurumi-ku, Yokohama
Hydrangea (正義の味方 ハイドンジャ), 紫阳花 zi3 yang2 hua1, 수국 (水菊)
Semisulcospira libertina, 川蜷 chuān quán, 다슬기


夏の虫

 86 ()

「朝飯前」の仕事というけれど、こう暑いと、雑草取りは朝飯前の涼しい時間帯にやるに限る。家のまわりを見回すと、お願いもしていないのに、色んな草が生えている。

イメージ 1

家の西側の壁に沿った、やや日陰の場所に、ユリの花が咲いていた。
 
近くに雑木林の山があるので、クワガタムシが飛んできていないか期待したけれど、見かけない。雑草を取るたびに、ダンゴムシがコロコロと現れる。

イメージ 2

1丁目に住んでた頃に、近所の子がダンゴムシ取りをしていて、「色がうすいのはメスだよ」と教えてくれた。




イメージ 3

クワガタムシのかわりに見つかったのは、イモムシ。ギョロッとにらむ目玉のような模様があって、ツチノコを小さくしたような姿。どんな蝶か蛾に育つのだろう?





イメージ 5
キュウリの葉にヤマトシジミ


イメージ 4
キュウリの花の中にはウリハムシ。
甲虫類の一種で、子どものころ、なぜか図鑑でみかけたこのウリハムシに憧れていた。その頃はもっと大きい虫だと思っていたのだけれど、実際見つけてみると、大きめのアリよりも小さいくらいの体長だ。


イメージ 6
ジョロウグモ





 
夏休みなど、私が旅に出かけている留守のあいだには、義母がわが家へ泊まりに来て、お願もしていないのに、外周の雑草を取ってくれた。その義母は一昨日玄関で転倒して骨折、入院したとのこと。家内は今日実家の病院へ。
 
私の母が亡くなったのは、8年前の秋。義父が亡くなったのは5年前の秋だった。
何となく、8月のこの時期は、み霊が行きかう時期なのかなぁ と思いながら際限なく生えてくる雑草をむしり取る。






イメージ 7
 
 
今朝とったキュウリを昼に食べた。

 

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