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2009.1.11 天気が良いので埼玉の越生駅から八高線に乗ることにした。 §越生(おごせ) 東武鉄道東上線の坂戸から分岐する越生線に乗って、越生まで。 越生線のほとんどの区間は単線だ。電車は近代的な4両編成でワンマン運転されているので、運転手さんは忙しそうだ。 越生駅で一旦外に出て駅舎を眺めてみる。ちょうど鉄道模型の「いなかの駅」のような駅だ。 (上の写真) 越生は梅の名所だが、まだ季節は早い。 売店で「梅ようかん」を買ってぶらぶらしていると、踏切の警報が鳴った。八高線の高麗川行きが発車したのだった。 私がイメージする八高線はタラコ色の気動車だったのだが、今は白地にウグイス色のきれいな車両が走っている。 §列車の座席 間もなく高崎行きが到着した。さっき踏切で見たのと同様、キハ110の3両編成だ。 車内は左の山側が2人+2人の対面クロスシート。右側は何と1人+1人の対面クロスシート。お見合いをしているようだ。こういう座席は初めて見た。一人掛けはバスではよく見かけるが、鉄道車両は前後に行ったり来たりなので、いちいち進行方向に座席をひっくり返すのは面倒なので、こんな設計になるのだろう。 これに似た座席配置として、伊豆急の電車は海側が対面クロスシートで山側がロングシートになっていて面白い。 先日蒲郡から名古屋まで乗った快速は、進行方向向きのオーソドックスな両側クロスシートだったが、背もたれを押すと簡単に向きを変えられて対面ボックスシートとしても使用できるので便利だった。 八高線の車内は、立っている人は無いものの思ったより乗客が多かった。 ボックスシートに座って昔ながらのタタンタタンという線路の音を聞きながらゆったりといなかの景色をながめる。これぞ鉄道の旅。 §明覚(みょうかく) 八高線の読み方はなかなか難しい。八王子と高崎を結ぶので八高線だが、「はちこう」と読む。渋谷駅のハチ公とは違う。最近では川越線の電車が八王子まで乗りこむようになったので、昔ながらの単線気動車は高麗川始発となっている。 高麗(こま)は、昔朝鮮半島から埼玉のこの地に移民があったことを伝える地名だ。 http://blogs.yahoo.co.jp/shigechanizumo/55964890.html http://blogs.yahoo.co.jp/irikurahp/60913282.html 越生を出た列車は東武越生線とは違って隣の駅が遠い。しばらく乗ったあと右にカーブして次の明覚駅に着いた。明覚は仏教的な地名だ。 明覚から都幾川(ときがわ)に沿って山を登ると、天台宗の慈光寺がある。 なぜこんな山奥にこのような古刹があって国宝級の仏像やお経があるのか? 埼玉は「さきたま古墳群」があることからもわかるように、歴史が古い。 そもそも仏教は大陸からもたらされたものである。遣隋使や遣唐使だけではなく、大陸からの移民によっても仏教は伝えられ守られたにちがいない。 |
駅
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麦畑の野道の散策の後、賓館(ホテル)へ戻る際に、 町の端にある鉄道の駅を通った。 駅には線路が3線くらいあるが、駅舎の中は人っ子ひとりいない。 朝夕に貨物列車を見たことがあるので貨物の扱いはあるはずだが? 白壁に掲げられている時刻表を見ると、時刻がいっぱい書かれている。 何だ、結構走っているんじゃ? と思ってよく見ると 4741/2次 旅客列車時刻表
(鄭州←→沈丘)
6071/2次 列車時刻表 (累河←→阜陽)の時刻表。 何と全停車駅と停車時刻が記されているのだ! ということは、 1日2便しか列車は来ない。 6071/2次の時刻表に「旅客」と記されていないのは、 貨物列車に客車も連結された混合列車のことなのだろう。 のどかというか、閑散としている。 後に、中国の地方での移動はバス(大巴ターパー)が便利でよく利用されていることを知った。 |




