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レハールは、ピピとフィンを南太平洋の海グモの牢獄に捕らえました。 そこには、ヘプタポードがいました。 彼女は、ポセイドン族なのに、青い海と太陽に憧れた女性でした。 レハールは、トリトンをおびき寄せ殺せば、ヘプタポーダを自由の身に戻し、青い海と太陽を与えるとそそのかします。 トリトンたちは、ついにその海グモの牢獄にやってきました。 ヘプタポーダは生きた剣を扱えます。 執拗に追いかけてくる、生きた剣。 トリトンは、オリハルコンを輝かせます。 ヘプタポーダは、その輝きに、たじろぎます。 しかし、トリトンはオリハルコンの剣の力を使いすぎ、ヘプタポーダにその弱点を見破られます。 そこで、トリトンは彼女の願望をついて時間を稼ぎ闘おうと試みます。 青い海と太陽。 それは、ヘプタポーダの悲しい、手の届かないあこがれでした。 ヘプタポーダはトリトンと海グモをたたかせる間、脱出を試みます。 海上に上がるヘプタポーダ。 しかし、激しい南の太陽にその身を打たれます。 牢獄に戻った彼女は、トリトンが海グモと戦っているのを見つけます。 ヘプタポーダの中に、今までの月日が蘇ってきました。 自分を捕らえていた海グモに、その剣を向かわせます。 ((雑記)) ついに、後半の山場、ヘプタポーダ登場です。 だんだん、この連載もどきが憂鬱になっていました。。 終わりに近づいているからです。どんだけ、トリトンがすきなのでしょうか。。。(爆) この回は、トリトンの代表的なカットが多い回だと思います。 音楽も、ストーリーの運びも力強く、また止め絵の使い方もすばらしいです。 登場人物の絵もとてもきれいです。 トリトンの中でも最高の部類の出来だと想います。 コンテが名前は違ってますが、富野善幸(現:由悠季)さんです。 お話運びのうまさ、面白さ、力強さ、いきいきとした場面。 実質25分の中で、よくぞ凝縮してると思います。 その後の彼の成功を、彷彿させる回のひとつだと思います。 その手腕にあっぱれ・・・
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『海のトリトン』TV27話
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トリトンたちを太平洋に足止めするため、レハールはピピとフィンをさらっていきました。 トリトンたちは、ピピを探しに引きかえします。 その途中に、奇妙な白い島がありました。トリトンは近づきました。 しかしそれは、レハールによって蘇った白い鯨だったのです。 白い鯨はトリトンめがけて襲ってきました。 トリトンは浜に打ちあげられ無事でした。 トリトンの話を聞いた港の男たちは騒然とします。 トリトンを襲った「白鯨」は、その昔、ギルティの父親ロレンスがしとめたはずの鯨だったからです。 町の男たちが、ロレンスの昔の手柄を疑います。 子供のギルティもついに父親に疑いを持ち出しました。 自分の父親はうそつきだ・・・ ギルティは、悲しく思いました。 ロレンスは、生きている白鯨に信じられない思いでしたが、生きているならまたしとめてやろうと、誓います。 重苦しい海を行きながら、ロレンスは、海の海の匂いがしみこんでいる不思議な少年トリトンに思い出話を語ります。 海にギルティを見つけたとき、白鯨も姿を現しました。 レハールは白鯨を使い、強い催眠をかけてきました。 人間とトリトンが、ポセイドンに白鯨と戦いを挑みます ((雑記)) (最近、土日、風邪で寝込むことが多く更新が滞りがちですm(_ _)m ) 第19話:蘇った白鯨、この回の、絵は非常に粗いですね。。。 特に海が。。。白鯨が。。。。 白い鯨が”黒い”って感じで・・・^^; 大人になってから、久しぶりにトリトンを見たとき、その粗さに驚いて、こんな番組に夢中だったのかしら、と思ったのは、この回だったと思います。 劇場版になったとき「そのスクリーンに耐えられるか」とスタッフが心配品というのは、こういう回なのかな?? この回の、副主人公:ギルティという少年役をフィンの声優さん(杉山佳寿子さん)が担当されました。 とってもかわいく、さすがにうまいです。 トリトンの声優決定にあたり、当時からよくあった、大人の女性を当てるか、ほんとうの少年を使うか、製作側で論議され、結局ほんとうの少年(塩屋 翼さん)を使うことになったという有名な逸話があります。 もし、トリトンが成人プロの女性声優でなされていたなら・・・ この回のギルティを見て改めて考えさせられますね。 確かに安定して、うまくていいとは思いますが。。 トリトン役の塩屋さんや、当時の音響監督さんのインタビューとか、見てると、録音が作業が大変だった、重かった、塩屋さんにいたっては「トイレで練習した、泣きそうだった・・(泣いた?)」等々多いです。 ・・・しかしながら、トリトンといえば、塩屋さん・・。 こんなにファンをひきつけた、印象付けたと言うことは、結果として、彼は名優だったと言って過言ではないと、思います。 塩屋さんを見つけた音響さん、こなした塩屋さん、快挙です。
ありがとう〜〜。 |
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トリトンたちは南下して、マゼラン海峡にやってきました。 ここを抜ければ、もう大西洋です。 流氷を見つけたピピは、北の海を思い出します。 「あたしを大きくしてくれたみんなは死んじゃったわ。ポセイドン族のため。だからトリトンと大西洋に行くのよ。」 ポセイドン族のレハールは、そこに罠を仕掛けて待っていました。 タロスはペンギンたちの守り神。 ギリシャ時代、身体から高熱を出し敵を追い払った巨人でした。 いつもペンギンたちを殺す悪い人間たちを追いやりペンギンたちを守っていました。 ポセイドンによって再び命を与えらたことを恩に思い、トリトンと戦います。 トリトンたちは、海峡の迷路に迷います。 トリトンは山に登って水路を確かめようとしました。 ルカー「いい考えだわ、トリトン。高いところに上がれば、正しい道がわかるでしょうね。」 登ったところに、怪我をした一匹のペンギンの子供がいました。 ペンギンの子供を助けたトリトンですが、タロスは、ポセイドンの敵だということで襲いかかります。 守り神のタロスが、身体から高熱を発しはじめました。 狂ったタロスに、タロスが守り神でなく、悪魔だったことを、ペンギンたちは思い知らせれます。 オリハルコンはまた、不安定に輝きます。 老ペンギンがタロスの弱点を教えます。 ペンギンの子供は、それを命がけでトリトンに教えようとしました。 ・・・・ ((雑記)) この回も物悲しいお話ですね。 ペンギンの子供をおんぶするシーンがあります。ほのぼのとしてます。 こういうシーンって、もし、はじめから輸出用に考えて、アニメ製作されていたら、排除されてただろうシーンだろうから、今になれば”アニメ”って、その土地の、土着の記憶みたいなものが満載でおもしろいな、と思います。 「神様なんているのかい?」というトリトンの言葉に、当時、自分の中で葛藤してたような気がします。(爆) 『海のトリトン』には終始、”善と悪”、そのきわどい相対関係が流れています。 このトリトンの最後の善悪の逆転は有名ですが、この回もまた、「己が善のため」と思っていたことが、経ってる前提が”悪”だったという、なんとも切ないテーマです。 これは、大人になっても感じる切なさですね。 この回、トリトンの声が少し違うように思います。 第3話の輝くオリハルコンの時と似てるかな・・・。ハスキーでやわらかい。体調かな・・・? 声は生身の人間のものだから、きっとプロの人はもっと気づくのでしょうか? 前の日、お酒飲んだりとか、体調とか・・・^^ (いえいえ 大人の場合です) でも、通してやはりトリトン役の塩屋 翼さんはすばらしいと今も思います。
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美しい海から一転、ポセイドン族によって爆発させられた海底火山からはじまります。 そこに怪我をした人間の姿がありました。 陸への懐かしさから、トリトンは駆けつけます。
一人の老学者が火山の噴火に巻き込まれ、怪我を負って倒れていました。
老人を助けようと、いかだを組む間に、不思議な遺跡を見つけます。そこは石の柱、古代の壁画が散乱していました。その島はアトラス人の城跡だったのです。 『法螺貝をもった男』 『人魚を抱いた女性』 しかし女性には足がありました。 これはトリトン族のことをあらわしてるかもしれません。 トリトンたちは、遺跡をもっと探そうとします。 しかしそこに、ポセイドンの追手がやってきました。 始終覆う黄土色の汚れた海、蘇るトリトン族の秘密。オリハルコンの剣 しかし、秘密は、海底火山によって再び海底の奥底に・・・・ ((雑記)) このお話は、一番好きな回のひとつです。 はじめと終わりだけ、きれいな海が現れますが、始終汚れた黄土色に海という、めずらしい回です。 蘇ったアトラスの城にあった、古代の壁画。 少しづつ、トリトン族の秘密が明かされていく手法は、当時はめずらしかったようです。 沈んだ大陸、アトランティス、ムー・・・ そのころ、興味持って追いかけた人は多かったんじゃないかな・・^^ 番組の最後にかかるBGMはまたすてきです。 (なんていうタイトルか調べてないのですが・・・^^) |
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ドリティアとポリペイモスをやぶったトリトンたちは、フィンと合流し、大西洋に向かう波に乗っていました。 そこに2000年もの間、眠りについてた、魔術使いの怪人レハールが、ポセイドンの命により目覚めます。 ・・・・ 海中に現れた一平爺さんの幻影を、トリトンは見つけます。 懐かしい声、思い出にトリトンの心は動揺します。 しかし「思い出すな、振り向くな、見つめてはいけない」という死んだシャチの言葉を必死に思い出し、振り払います。 しかし、ピピが近づいていってしまいました。 幻影を見つけ、見つめるピピ。 北の海の思い出が広がります。涙を流すピピ。 「・・・みんな、生きていたのね・・・」 ピピは、思い出の罠にみずから入ってしまいました。 ピピがたどり着いたところは、なにも生命の影が感じられない、不気味な場所でした。 そこにあらわれた不思議な毒液にピピは気を失います。 トリトンは、ピピを追いかけ、自分もその洞穴に入っていきます。 そこでは、魔術によって蘇った死者たちがトリトンを待ち構えていました。 骸骨たちとの闘い。 ・・・ 死者たちに再び死が訪れました。 トリトンはやっと、ピピを見つけました。 無事なことによろこび手を取って洞穴から逃げ出します。 しかし、ピピの瞳の色が変わっています。 レハール毒液を吸ってしまったのです。 気が違ったピピは、トリトンめがけて襲ってきました。 とめるトリトンの声も聞こえません。 あたりじゅうに、仲間を狂わす黄色い毒液が立ち上りました。 レハールがつぶやきます。 「トリトンめ・・・、レハールの毒液を吸うがよい、飲むがよい。 ふふふ。そして仲間同士、憎みあって殺しあえ。それを見るのがわたしの喜びなのだ」 トリトンは、不思議なオリハルコンの剣を抜く決心をします。 不思議な剣は、岩を崩しはじめました。 正気に戻ったピピは、大切な思い出を利用されたことに、ポセイドンへの怒りをあらたにします。 ((雑記)) この回は、なぜか高校生のとき、テープに吹き込んだものを繰り返し聞いていた回です^^。 トリトンが気を失っているピピを抱きながら、オリハルコンの輝きとともに出てくるシーンが、とても好きでした。 そのときかかるBGMがまた明るく素敵です。 「・・・あんなになるとは思わなかったよ、カル。 すごい剣だ。オリハルコンの剣・・・」 トリトンの声(声優さん)と音楽がすごくあってると思います。 また妖術により現れた、一平じいさんとの思い出に振り向かず去ってくシーンは、トリトンがまたひとつ、青年になった暗示でもあるようです。 その気のせいかもしれませんが、この回、中盤くらいからとてもトリトンの声が、美声の上に、安定して、ぐっとまた一段とトリトンと一体となってるような印象を受け手に思わせます。 とても声優さんが当時、中学生だったなんて思えない出来です。 わたしは、結構あとになって、トリトン役が中学生だったことを知りました。それまで、大人がやってると思ってましたよ。。。 すごいわ・・・!! 塩屋 翼さん。尊敬。 |



