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6-1 プラズマ飛行物体

物質には3つの状態がある。すなわち、固体、液体、気体である。水でいえば氷、水、水蒸気である。水分子が規則正しく並んでいる状態が氷であり、ランダムに動き出せば水となり、もっと激しく飛び散れば水蒸気となる。動きが激しければ、それだけエネルギーが高い。気体よりももっとエネルギーが高くなると、どうなるか。水分子でいえば、構成する水素と酸素の原子がバラバラとなる。最初に、原子を回っている電子が軌道を外れ、外に飛び出す。これを電離した状態と呼び、原子はイオンになっていると表現する。これが物質第4の状態、プラズマである。

プラズマとは高エネルギーの電離したガス状態を指す。プラズマ状態で電子が軌道を外れても、電気の力によって再び原子核に引きつけられると、持っていたエネルギーは光となって放出される。プラズマが光るのは、このためである。

日本で大気プラズマの権威なのが、あの有名な大槻義彦早稲田大・名誉教授である。
大槻氏は、ただ理論的証明のみならず、人工的にプラズマを発生させ、実験で証明もしている。実験で使用するのは、主にマイクロウェーブと呼ばれる高周波だ。指向性の高い電磁波を交差させると、その交点でエネルギーが集中的に高くなり、プラズマが発生する。電磁波の向きを変えると、同時に交点も移動し、発生したプラズマも移動するというわけだ。

大槻教授によると、大気プラズマとしての火球には、いくつかの特徴的な性質があるという。まずは飛行性。昼夜を問わず、プラズマは空間を飛び回ることができる。雨が降っていても、風が吹いていても、その動きは無関係。むしろ風に逆らって飛行することもある。飛行速度は、ゼロから理論上は光速をも突破する。飛行機や生物では絶対不可能な急加速、鋭角ターンなど、飛行パターンは自由自在。瞬間移動すら簡単にやってのけるのだ。また、一つが二つに分裂したり、複数のプラズマが一つに合体することもできる。

発生する場所は空気中とは限らない。水中や地中、物質の中、さらに真空中でもプラズマは発生する。
そして、最も注目すべきことに、プラズマの塊は障害物をすり抜けることができる。まるで幽霊のように壁を通過してしまうのだ。電磁波の交点を徐々に障害物に近づけ、そのまま障害物の中から向こう側へと移動させれば、プラズマは見事に壁抜けをする。実際、大槻教授は、セラミック板を透過させる実験に成功している。

これは極めて重要な事実だ。プラズマが障害物を透過するということは、一時的に、障害物とプラズマは同じ空間を共有していることを意味する。つまり、プラズマに包まれた物体は、そのまま障害物を透過することができる。そのプラズマの内部は異次元、亜空間になっているということだ。亜空間は、この世の三次元空間と同じ空間であるが、重なっている。2次元でいえば、紙のような平面が重なるように、空間が重なっているのである。これはとてつもない現象なのだが、大槻教授を筆頭とするアカデミズムは、その重要さに気づいていない。

プラズマは亜空間を形成する。しかも、プラズマが複数存在すると、その間にはプラズマ・トンネルが生じる。亜空間同士をつなぐプラズマ・トンネルは、当然ながら三次元空間の制約を受けない。

もし、プラズマ・トンネルの先が全く別の場所にできた亜空間だったら、瞬時にそこに移動することもできる。言い換えれば、瞬間移動―テレポーテーションが可能になるのだ。テレポーテーションは、プラズマ・トンネルを生成、操作することが鍵となるのだ。

プラズマ兵器
プラズマは基本的には、電波を交差させた部分に発生するソリトン(塊状の渦流)である。自然界でも、宇宙空間から無数の電波や宇宙線、各種の粒子線などが降り注ぎ、いつもそれらが交差する状況にある。このプラズマを非常に高温にして、敵や敵国の都市に撃ち込んだらどうなるか。まさに核兵器が落ちた場合と似た破壊力が人々を襲うことになるだろう。一瞬にして火球が消滅する核兵器と違い、交差状態を継続しさえすれば、いつまでも超高温状態のプラズマを維持でき、交差点をずらせることでプラズマ火球を自由に移動させることも可能だ。そして技術的には、リレー衛星を使って、宇宙空間から地上に電波を交差させればよいだけである。その技術は既に衛星放送で確立されており、その基礎技術とスーパーコンピューターを連動させ、強力な電波を発生させる動力があればできる技術なのだ。事実アメリカは、すでにこの恐るべき「プラズマ兵器」の研究段階を終え、実戦段階の一歩手前に達しているという情報がある。

「レッドライト・プロジェクト」の実験中心地は、ネバダ州グルームレイクで、そこは「エリア51」と呼ばれ、軍の最重要秘密実験施設がある盆地状の一帯で、これまで幾多の秘密兵器実験を行ってきたいわくつきの場所だ。

これらのプラズマの性格は、電力と状況によって千変万化し、それぞれ全く別の性質を示す。たとえば目視できなくても、プラズマが電波を攪乱させながら跳ね返すことから、何らかの応用兵器が考えられるし、超高熱プラズマになる各段階のプラズマを利用した兵器を開発することもできる。その意味では、プラズマによる兵器開発には、とめどがないといえるほど、軍や軍需産業にとっては無限の可能性が秘められていると言えるのだ。

また、アンテロープバレー一帯で目撃されるデルタ(三角)型や球形などの飛行物体も無視するわけにはいかない。それらの物体は、光輝きながらジグザグに移動したり、急停止、急発進したり、時には軍事施設の近くでホバリングしているところを住民たちが目撃している。ここでは「レッドライト・プロジェクト」の最終段階ともいえる兵器が開発中であり、それが完成したら、飛行技術の大革命とまでいわれている。
それは自らマイクロ波を照射してプラズマ飛行するメカニズムの飛行物体である。

それは空気抵抗を最小限にするためと、大気圏に突入する際に最も適したデルタ型に近い皿型の形状をしている。底には3点交差を可能にするための、マイクロ波照射装置が装着されている。この最新型の飛行機は、自らプラズマを発生させ、その交差位置をずらせながら移動する飛行システムである。速度は、理論上では光速近くまで出せるはずだが、それは現行技術とエネルギーの関係で不可能なので、初期段階はマッハ6以上の速度が目標になるという。

米空軍は密かに「オーロラ」というコードネームの未来型戦闘機を90年代から開発してきたといわれる。そこで最近、開発されたのが「TR―13B」と呼ばれるコードネーム「アストラ」という黒色三角形の機体である。1994年から開発されてきたというアストラは、核エネルギーを利用した電磁場推進で飛行する超ハイテク機だといわれている。
噂のみならず、そのテクノロジーを発揮した映像も撮られている。撮影された機体は、アストラの中で「ブラック・マンタ」と呼ばれる全長18メートル、幅14メートルの小型機だという。映像では、撮影開始から約1分20秒後に、機体中央のライトが上下に膨れ上がり、やがて大きな光の球となって機体を包み込んだ直後、一瞬にして消滅していく、驚くべき光景が写っている。

ちなみにアストラには、大型機がある。全長180メートル、幅90メートル、重さ百トン、最大速度はマッハ9。12万フィートの高空まで瞬間移動可能に機体だという。
宇宙空間から、その機体を撮影したとされる画像が、2008年2月6日付の「ニューヨーク・タイムズ」紙にリーク情報として公開されている。
見ての通り、黒色で三角形の機体が悠然と地球上空に漂っている光景が見てとれる。

「レッドライト・プロジェクト」のテラー博士とスタッフの研究から、以下のようなことが判明した。なんとプラズマで包んで物体を移動させる際、プラズマ内部の慣性系が保たれるのだ。マッハ6を越えるスピードで急停止しても、あるいはジグザグ飛行でも、飛行中の金属物体の中は、全く何の物理的影響も発生しないのだ。プラズマという状態下にある場合、重力場という見地から見ると、外面的な航空力学的力は全く存在しないのである。さらには機体も搭乗員も、内面的加速度を受けるため、機体と搭乗員と血液の間に、相対的な運動が起こらないのだ。なぜか。その理由はひとつ。重力が発生しているからだ。

プラズマで包まれた世界では、フラズマが移動する方向に重力が働くのである。
プラズマ内部では慣性系が保たれるという事実は、とりもなおさず重力がプラズマによって発生していることを意味している。なぜプラズマが重力を発生させるのか、詳しいメカニズムが解明されれば、宇宙論のみならず、物理学が根底から書き直されることは必至。物理学のみならず、科学のパラダイムそのものが大きくシフトを迫られることになるだろう。

この方法による飛行物体内部では、加速度から身を守る機密服のようなものは不要となり、しかも、飛行中の搭乗員は、もしも機体が窓もない密閉状態であれば、たとえ空中を超高速で飛行したとしても、飛行していることさえ気づかないかもしれない。分かりやすく言うと、窓の外に展開する凄まじい動きの変化とは別に、機体内では立てた鉛筆一本も倒れないほど安定状態を保っているということである。

かねてからアメリカ軍は、何とかしてプラズマ飛行を可能とする飛行物体の開発を続けてきており、最近、目撃されているデルタ型の黒い飛行物体の存在は、それが実用段階に達し、密かな活動を行っているという証左なのかもしれない。

これはまるでUFOそのものであり、それを見た人によっては、宇宙人のUFOだと何の疑いもなく思い込むかもしれない。そして、これらの飛行物体を使った「宇宙人の襲来」を演出する軍事作戦が行われる可能性も留意しておくべきだろう。

http://amanakuni.net/uchu/33.html

宇宙の友人達(続編) バズ・アンドリュース物語

本書に記録した冒険の主人公である『バズ』・アンドリュース(私が一九七五年に経験した『宇宙の旅』の巡礼仲間の一人で、武術に秀でた、歴史に残る重要なことをするタイプのヒーロー)が選ばれたのは、彼が非常に強力な超能力を持っていたからだ。人それぞれ行く道は違っても、宇宙の全体系からすれば、霊的には誰しも皆、同じ様に重要なのである。


私は中流階級出身のアメリカ人だ。テロリスト養成集中訓練を偽名で受け、第一級のプロの殺し屋となった。
その後、何回か訓練を受けているうちに、まったくの偶然から自分の特殊能力にも気付き、ささやかながらもその能力を利用しようとした。

第一章まずUFOと遭遇
「近くに来い!もっと近づけ!」私の声が聞こえるかのようにオレンジ色の光に向かって叫ぷ。すると、不思議なことに、円盤は応えてくれた。

オレンジ色っぽい明るく輝く光が見える。空の高いところから、急速にこちらに向かってくる。それが、見憤れた空飛ぶ円盤の形となり、およそ十五メートル離れた地点に着陸した。
円盤の直径は約七・六メートル。非常に軽い金属質の色で、ファイバーグラスの感触だ。

カンボジアの沖合にいる米国海軍の戦闘艦艦隊の上空を通過。米国海軍は円盤が近づいているのを大分前に探知していたに違いない。戦闘艦も艦載機も、いろんな種類のロケット弾を円盤めがけて発射してきた。こちらが視野に入るか入らないかの段階でだ。円盤は、驚くほど簡単にロケット弾をかわし続ける。何らかの防御用の『フォース・フィールド(力の場)』が円盤の周囲に巡らされているのが分かった。

ミニ円盤が言う。「念波通信とは、ESP方式のテレビ電話です。このエネルギー・ボールは、会議参加者の念波中継の役をし、さらにそれぞれに対応する星系から呼出すことができて、通信の相互交流と情報の蓄積が、こうすれば即座に、大変効率よく行えるのです」

今乗っているのは連盟登録の宇宙研究室船で、長さは約二・四キロ。中規模の宇宙船です。本当に大規模な宇宙船は、この十倍から二十倍はあります。超大型の大きさは言うとびっくりするでしょうから、言うのは遠慮しておきましょう。現在、我々は二重『オム・オン系』の惑星アルゴナの周囲を回っています」

飲食物はすべて合成だが栄養があるという。いろいろな形状に作られていて、本物に似せてある。

食料工場になっている区画を通っていく。そこには、ハイドロポニック槽のシステムがたくさん並び、蛋自質生産の生化学装置があり、各種の食品加工・合成の小工場もある。小工場からは無数の連結パイプラインが出ていて、多種多様のヒューマノイドや『ゲストとして搭乗している種』の需要を満たしている。この圧倒されるような迷路全体が、完全自動に近い状態で機能している。『気違い科学者』みたいな人間型がほんの数人、監督しているだけだ。

第三章異星生命体
故郷の科学者が百人づつ乗っています。塩素呼吸型もいればメタン呼吸型もいますし、火のように熱い環境や氷のように冷たい環境出身もいます。故郷の惑星の重力もまちまちです。彼ら非ヒューマノイド型。現地生物には、水生類、両生類、甲殻類、爬虫類、哺乳類、鳥類、大型昆虫類、各種の多足類など、いろんな可能性があります」

「『連盟』が物理的に接触したことのある異星の知性は何千種にも昇りますが、その四分の三とは意思の疎通が完全に不可能です。それほど異種だということです。残りの四分の一とても、意思の疎通はひどく不十分です。したがって、人間種にとって、まったく異質の知性が何を考え、どういう行動をとるのかを推測するのは極めて難しいことです。

最初に入ったモジュールは、硫黄の世界だ。黄色と深紅の煙霧に覆われた広大な地域を通って行く。間欠泉があちこちで噴出しており、活火山もひとつある。重力二・七のこの世界の『住人』は蟹みたいな格好をした甲殻類で、岩石の多い地形のあちこちにできている割れ目を、素早い動きで出入りしている。植物は、紫色っぼい色をした海綿状の物しか目にできない。ある場所で、甲殻類が奇妙な格好をした機械を使って、露天掘りみたいなことを忙しく行っている。

次に訪れたモジュールは、『急速冷凍の』惑星の世界だ。空は氷片の色のように緑色がかかった淡青色で、暗い所には驚くような虹の光のパターンが見え、昼間の『北極光』の感じも若干する。大半が氷と雪の極寒の世界だが、剥き出しの岩石の表面もあちこちにたくさん見え、様々な色の水晶の巨礫石が飛散している。地下の迷路もあちこちにあり、繁茂している菌類にたっぷりと覆われている。巨大で毛羽立った北極熊みたいな『人々』が、あちこちに散らばっている水晶を集め、輸送し、処理をしている。

最後に訪れた三番目のモジュールは、汚い青色をした沼の惑星の世界だ。背の高い木々に似たオレンジ色の成長物や紫色っぼい茂みがある。背景は不毛の山脈だ。『生命』はごつごつした山々から自分の『翼力』で移動してくる爬虫類と、蛙のような『泥を好む』両生類だ。この感覚が繊細な二種類の生命が、塩素を主とする世界で非常に平和に共存している。実際のところ、この二種類の生命体は補完的な形で協力して、気体や液体の各種の化学物質を生産しているのだ。彼らが共同して建造した化学工場は工学の奇跡だ。絡み合った共生の歴史を通じて、彼らが協調して成した技術・文化的偉業の数々には驚かされる。

最初の異星生物のパートナーは、背丈が約二・一メートル、コウモリと鷲と天使を一緒にした感じで、色は白みがかかった灰色だ。『それ』の筋肉は大変強く、脚には鍵爪があり、複雑な操作指のついた腕のような付属肢が付いていて、尖ったクチバシと大きな頭蓋骨を持っている。

二番目のパートナーは、子牛の大きさで、クモみたいな生物だった。皮は固く、目がたくさんあり、目の他にも無数の感知器官がある。マインドの中で『彼』と束の間ひとつになったとたん、この生物が持つ移動能力と操作能力の素晴らしさに驚嘆した。乗客用のエレベーターなど彼らには不要なのだ。どんな高層の建物でも、壁を走り昇れるからだ。

三番目のパートナーは、長さが1.5メートル位の、つやのある茶色をした昆虫型の生物で、複数の付属肢と大きな頭を持ち、巨大なアリとゴキブリとを足して二で割った昆虫みたいな生物だ。

四番目のパートナーは虫みたいな生物だった。長さは、一・五から一・八メートル位で、百足か毛虫みたいだ。厳格な菜食主義で、自然を愛することこの上なく、神秘的傾向が強い。この虫の社会の主な関心事は生態学・倫理上の問題である。全体論的医学(ホリスティック・メディスン)やあらゆる種類の生物の治癒に高度な専門知識を持っている。

***

円盤に乗り込み、銀河系中心付近の測り知れない空問へと入って行き、怪物のような電気嵐を幾多も通り抜けて行った。円盤では対処できない状況になると、半透明のロボット操縦の宇宙輸送機関に移転された。毛虫のような格好をした『幽霊船』だ。そこで、ダイバースーツみたいな保護服に着替えなければならなかった。『幽霊皮膚』とも呼ばれている。ひどくワープした宇宙空間を幾つか通り抜け、火のような激しいエネルギーの嵐にも幾度か遭遇した。無事に生き延びられたのが意外なくらいだ。やっとのことで、嵐の目に到着。そこで『幽霊船』から、全くぞっとするように恐ろしい『黒い渦巻き』の中へと、実弾の詰まった魚雷のように発射された。それから、全くの暗闇に近い状態で、私のキャプセルは(私の肉体もろとも)ばらばらになり、『無』になった。地獄の辺土だ。死んだことは分かっていた。ひどい不快感だ。苦悩も大きい。

遠くから、ある声が響いてきて、非物質領域に到着したことを教えてくれる。ここでは、目に映るものはすべて、固体化した想念形態に過ぎず、それが現実世界の見覚えのあるイメージとして知覚されているのだ、という。保護膜の役目をしている『幽霊皮膚』に包まれた私の肉体は、宙ぶらりんの変質状態だ。例の声がこう言う。『秘密の七つの海』に入りつつあるが、それを横切り、それから更に、山脈のずっと高い所へ登って行かなければ、ガーディアン達に会うことはできないのだ、と。

第四章「宇宙空間のかなた」
さて、ガーディアンとの謁見にお連れしなければなりません」
私が僧衣を身につけフードを被ると、クェンティンが松明を手にして先に立つ。
それから、目が眩むような天使のようなエネルギー生物体が、物凄く高いところから列をなして降りてくる。純粋の『光の存在』という『形態』でだ。同時におよそ五十ほどのパステル色をした光球が周囲の高台に現れた。ガーディアン達だ。すると、『光の存在』グレイト・マスターズ達の光り輝く降下が、藍色の空から降り注ぐ金白色に輝く光に圧倒されてしまった。そのさまは、喜びと慈しみに満ちている。こうした状況をすべてとり入れながら、私の意識はこの上なく幸福な気持ちのまま拡大し、すべてを包み込む金色の光の中にあるあらゆるものと騒合していった。同僚の巡礼者もガーディアン達もマスター達も、金色の光に包まれている。栄光に満ちた一瞬の間、私はすべてと『ひとつ』になった。その瞬問、あらゆる存在の『理由』が理解できた。

謁見と『大いなる祭礼』という幸福感に満ちた行事は終わった。参加者も一人残らず去ってしまった。後に残ったのは私と、私と同じような巡礼者六人だけだ。
私達を帰りの旅路に送り出すべくクェンティンが見送りに来た。ダイアモンド型の『エーテル船』に乗り、各人が別々の部屋を占める。航行自体は飛行というより落下に近い。『ブラックホール』を通り、その反対側に待っている『幽霊船』に戻っていくのだ。『かなた』から物質的宇宙へと戻る交差点に近づくと、ダイアモンド型の船は七つの部屋に分裂し、次にそれもばらばらになってしまう。すると、『幽霊船』が私達一人一人の幽霊皮膚の服に『向かって行き』、牽引ビームを作動させ、一人ずつ船内に運び入れた。
http://homepage2.nifty.com/motoyama/space_01.htm

バズUFO体験・戦い

第五章移行波乱
やっと母船から別れて『単独飛行』になる。惑星地球の大気圏に近づき、『バミューダ三角海域』の次元間移行ゾーンに焦点を合わせる。

ニューメキシコで初めて円盤に乗ってから地球時間では四日半たっている。だが、少なくとも四カ月半たった感じだ!異次元と地球次元の転換率は大体七対一くらいだ。勿論、宇宙空間の彼方の時の無いあの世界に滞在していたことは計算に入っていない。それが永遠かそれ以上の何か−−全く信じ難いような何かであったとしてもだ!

『意識を失う』直前の一瞬に、突然襲って来た爆風は補給船団を護衛している敵対的な駆逐艦が発射したものだと分かった。

スクリーンの時刻表示は、一九七六年三月の日付を示している。これは驚いた!信じ難いことだが、一分も経たないのに、惑星地球の反対側に投げ飛ばされてしまった。しかも、七カ月も未来に行ってしまったのだ!

円盤は、全能力を急速に回復しつつある。敵対する宇宙艦隊が近くにいるのを感じ取ったので、先頭の巨大母船を次元間移動の瞬間に急襲した。あらん限りのパワーを一条の集束エネルギーにして、母船の指令橋と水晶の制御部分に向けて発射する。母船の脆弱性が一番大きい、移行の窓から再物質化し始める瞬間に捉えるのだ。集束エネルギーの威力は物凄いの一語に尽きる。母船はとてつもない大爆発を起こしてばらばらになってしまった。

(『ファクツ・オン・ファイル』一九七六年四月二十一日の項には、「地球への落下物としては最大の岩が、一九七六年三月、満州の吉林市の近くで爆発した。集められた断片の総重量は四千ポンドに達した」と記録されている。)

私達がしたように敵対的航空機・宇宙船と『無許可』で交戦するのは、珍しいことではない。ある時、日本のヤマトという名の若い侍が円盤のマインドと自分のマインドを融合してしまい、宇宙の旅から帰還して地球次元へ移行の途中に、侵入してくる敵対的宇宙船団に出会った。彼は『神風』特攻隊風に、旗艦の駆動部分の中心に真っ直ぐ飛び込んで行って、その自滅行為で核爆発を引き起こしてしまった。その頃には、旗艦は『シャンバラ』の移行の窓を過ぎ、ふらりふらりと不安定飛行をしていた。そして、最後の爆発を起こした場所がシベリアのツングースクだった。一九〇八年六月三十日のことだ。その後の混乱状態の中で、宇宙の侵入者達は進路を反転して編成をし直した。他方、連盟艦隊は完全警戒態勢を取った。やっとのことで、敵対的な異星人達(暗黒の勢力に仕える『正義を任ずる諸世界帝国同盟』)は、侵略を中止して、連盟との大規模な宇宙対決を避けることにした。その後、正式な一九〇八年休戦協定』が調印され、それ以降この協定はずっと効力を持っているという。

ひとつだけ動いているものが探知された。遠くの方だ。単発のジェット機が大分苦しい状態で急いで飛んでいる。拡大画面で見て心的調査をしてみると、ソ連の亡命パイロットが貴重なミグ25を駆って、日本に向かっているところだ。パイロットが安全な場所まで到達するのを助けてやることにする。そこで、その地域内のレーダーをすべて効かなくして追跡機を撹乱してやる。そうしてから、ミグの上空を守るように飛行し、ぎこちないながらも何とか北海道に着陸するのを見守ってやったのだ。(『ファクツ・オン・
ファイル』一九七六年版の六九五頁E−3を読むと、「一九七六年九月六日、ソ連のミグ25のパイロットが、日本に亡命し……」と書いてある。)

眼下のジェット機にまだ注意を向けている間に、突然、上空から何かに『バシッと打たれた』。そして、目も眩むような閃光の中{忘却の移行状態へと吹き飛ばされてしまった。が、円盤の内蔵自動対応装置のお陰で、一瞬のうちに非物質化することができた。完全破壊されるよりもこの方が良いが、それでも全く不愉快だ。
数秒後、コントロールを取り戻し、移行状態から安全に元に戻ったが、今度は何と何千キロも離れた場所で、時間も数日先に進んでいた。

それから十日間、世界『大旅行』に出掛けた。その大部分は低空での普通の観光に過ぎない。時折、雲に見せかけたりもした。特にリゾート地域やヌーディストのキャンプではそうした。

第六章NATOの狂態
「訪問の目的をお訊きしてよろしいかな?」
「よろしいですよ。私が来たのは、私達地球外生物の存在を皆さんに気づかせ、私達異星の優れたテクノロジーを実証し、そしてある重大な警告を伝えるためです」

「そうしないと、どうなります?」
「皆さんがやらなければ、私達が止めさせます。皆さんの核ミサイルを無力化することもできます。もちろん、核兵器を最初に不当に使用する国が、私達が最初にパワーゲームから脱落させる国となるでしょう」

「貴方の軍隊を持ってしても、この小さな私一人を相手にできませんよ、同志。艦隊がどうして必要なんですか?当然のことですが、艦隊を呼ぶこともできます。必要になればですがね」

今度は、戦車隊が強力な火炎放射器で攻撃してきた。ナパーム弾による攻撃がすぐ始まるのだ。円筒型の爆弾がフォースフィールドに落下し爆発し始めた。外側のものが残らず火の海に包まれる。何百発という装甲貫通弾が航空機から投下された。
「核兵器を使っても無駄ですよ。それに、分が悪くなったら、いつでもこちらは非物質化できますからね。

私を目がけて、核弾頭搭載ミサイルの一斉発射を何度か連続して行ったところなのだ。低爆発力『戦術核兵器』だ。
円盤動力の限界ぎりぎりまで使って、多層フォースフィールドを配備した。数秒も経たないうちに、辺りは地獄のありさまと化した。

「あの狙撃機は宇宙に巣くう『悪の勢力』の一味だ。恐怖と破壊をもたらす恐ろしい悪魔だぞ!」と、大声でオープン・チャンネルを使ってNATO軍に知らせてやった。

南極大陸の上空、エレバス山を少し越えたところで、『暗黒の勢力』を中心とする敵性宇宙列強の秘密本拠地にやっと到着する。
基地の保護用フォースフィールドが束の間開き、そこに出来た小さな穴に悪魔機が入っていく間に、私も潜り込む。フォースフィールド発生装置に、強烈な『同期』パワー電光で、発生装置を爆破してやった。

(これは、『南極大陸に大量の隕石が雨のように降った』という形で地球では報道されたはずだ。もっとも、当局がこの出来事を公表したらの話だが。)

こうして、私は自らの意志で、忘れられない宇宙の探訪を終えたのである。時は一九七六年十月二十六日。出発してから一年余りの時が経過していた!

奴等の南極大陸の秘密基地は、まったく使い物にならなくなってしまっている。まったく、良くやったもんだ。


アーガスの話では、『上層部』の決定があって、私の身の安全がもはや確保できなくなったので、地球配属のサイキアンのティームの一員として留まった方が良い、との判断が下されたそうだ。さらに、後になって、地球の普通の生活に安全に戻れない場合は、『連盟宇宙艦隊』にずっと留まっても良いし、ノヴァ・テラのレセプション・センターで働いても良い、と言う。(ノヴァ・テラというのは、『近くにある』一時避難用惑星で、中間次元にあり、地球型の環境と施設を有し、余りにも危険な全地球的規模の災厄が起こった場合に多数の地球避難民を収容するためのものだ。)


以上で私の話は終わりだ。秘めていたことを喋って胸が軽くなった。とうとう話してしまったのだから。

http://homepage2.nifty.com/motoyama/space_01.htm

オスカー・マゴッチ氏のUFO乗船体験

(マゴッチさんはUFOに乗せられて銀河系中心近くの星へ行ったそうです。)

第五章 世界旅行
第五章に述べられている一連の出来事が起きたのは1975年7月30日、同31日で、帰りの旅行は同年8月1日である。トロント、ニューヨーク、中東の上空を飛行し、シリアとヒマラヤの寺院に降り立ち、翌日はペルー、カリフォルニアに飛び、そしてオンタリオ州のハンツヴィルに戻る、という世界飛行である。

ちょっとの間、タバコを一服して休みながら、テレパシーで円盤の「心」に向かって、円盤に乗りたい、乗る準備はできている、と念じてみた。自分はずっと監視されている、自分の一挙手一投足が評価されているのだ、と固く信じて疑わなかった、もっとも、例の球体は、何の動きも見せず、テレパシーの「沈黙」に包まれたままであった。一息入れた後、中に戻り、心待ちにじっと立って待った

地図でニューヨーク地域を見ながら、ちょっとそこに旅行できたらいいな、と束の間思った。と、その瞬間、オレンジ色の点線が円盤の現在地を示す印からするすると伸びて、トロントとニューヨークを結んだ。その点の数を数えてみると、10個有る。距離は600キロ余りだ。ほうー、私が心の中で思った飛行コースを、円盤は何て風変わりな方法で示してくれるんだろう。

ニューヨークに着くのに10分もかからなかった。計器盤の点時計の表示で時間を計算したのだ。民間ジェット機のスピードの約5倍の速さだ。それでも、動きはほとんど感じられない。この速さは音速障壁を優に超えている。でも、なぜUFOはソニックブーム(超音速飛行による衝撃波)を起こさないのだろうか?

どんな力を円盤は吸い上げているのだろうか? それにしても、なぜピラミッドからなのだろう? 死んだ石の集まりではないか。また、太陽光線が必要なのは、もしかしたら、ある種の分極効果のためなのだろうか?この不思議な充電は15分程も続いたであろうか。

チベット人らしい老僧の出迎えを受けた。黄色い僧衣を着た老僧は、仰々しい挨拶を動作でしたが、一言も発しない。老僧は、先に立って石の階段を上り、古めかしいドアを通って、もうひとつの部屋へと私を案内してくれた。

六章...深宇宙
他の次元では2週間だが、地球での経過時間は何と3日間であった!

次元間旅行には、私の振動率や肉体の化学的性質をいろいろと大幅に変える必要があるのは確かだ。その面も、ひょっとしたらチベットでやってしまったのかもしれない。

多分20分位経った時だろうか。突然、円盤がたった今切り開かれた土地に到着した、という気がした。暗闇の中に目を運ぶと、1分位経ってから、知覚出来ないほどの光が現われてきた。徐々に光が強くなってくる!

宇宙服は私の体にぴったりだ。奇妙な青みがかかった灰色のプーツも足に合う。ヘルメットも、軽量で被りやすい。気分は上々だし、

奇妙に輝き始めた。次の瞬間、円盤はその輝きに向かって吸い上げられた。オレンジ・ブルーの色をした靄の渦巻きに飲み込まれて吸い上げられていく。渦巻きは悪夢のようだ。ぬーっと現われてくるような巨大な物が一杯詰まっていて、それが青白い影や半分姿を現わした亡霊みたいに見える。あの世のようなぞっとする感じがあり、変化の動きが速くて、捕らえどころがなく、なにもはっきりとした物が見てとれない。
それから数分間経ったと思われるころ、私を乗せた円盤は、星がさん然と輝く暗黒の深宇宙に飛び出していた。下のほうには地球がはっきりと見える。

母船から数百メートル離れたところで、字宙の一部が微かに光り始めた。徐々に円盤が物質化する。すると、その円盤はまた徐々にほぼ全体が消えていき、幽霊のような外見になる。その間、円盤はこちらに向かって漂って来る。間違いない。この母船の唯一空いている着陸室に、私たちと同じように、貫通して来ようとしているのだ。

さて、今度は、目の前の光景全体がゆっくりと消えていき、その代わりに、別の次元の深宇宙の眺めが現われてきた。荘厳な星雲と、ひしめきあう星が見える。
言うまでもなく、次元移動が完了したのだ。実際のところ、わたしたちを乗せた母船は物理的にも動いてもいる。他の星が遠ざかっていくのだから。確かに、私たちは、この異宇宙の何処かに向かっている。

目が覚めると、驚くほど気分が良く、満ち足りた感じがする。朝は機嫌が悪いのが普通なのに、これは大変珍しいことだ。部屋の中の何かが、素晴らしく心地よい気持ちにしてくれている。非常に寒い日に外から家に帰ったときに感じる、あの暖かさのような快適さだ。ピラミッド型の形状がこの満足感をもたらす効果と関係がある、という気がする。

昼寝から起きると、「外に」出て散歩がしたくなった。驚いたことに、手で触れるとドアが今度も開く。庭園に行っていいのだ。今回は、「ブースター」を身に着けるのを忘れなかった。庭園のムードと照明は、また変化している。午後の半ばという感じで、私の感覚と同じだ。岩の庭の遠いところは、大変に遠いところにある山脈みたいに見える。その実際に広々とした屋外の感じをゆっくりと味わうことができた。庭園内の事物の遠近感が異なっているのだ。これは、非常におもしろいと思った。少し辺りを元気良く散歩してから、静寂感の振動を出している門の下に座って、牧場の日没の光景を心に描いてみる。非常に楽しい。絵の具があったなら、霊感にあふれた絵を1、2枚かけるのに、と思った。
庭園には何時間とも思える間、立ち去り難くてぐずぐずしていた。じっくりと、ほかのいろいろな雰囲気や振動も味わった。後の時間を頭脳だけ使って忙しくするにはどうしたら良いか、いくつか素晴らしい方法も考え出した。何と言っても、精神機能の分野ではまだまだ学ばなけれぱならないことが多いのだ。それに、「精神活動」こそが円盤にとって重要なことのように思えるし………
思索に耽っていると、庭園の照明が暗くなり、黄昏のような感じに変わった。スイートに戻る時間だ。部屋に戻ってから、エアー・ベッドに座った。先程考えた精神活動ゲームの手始めに、ある考え方を追求してみようと思ったのだ。それも、瞑想の形で。そのためには、部屋の照明がもう少し暗いほうがいいのに。
と、思ったら、大変びっくりしたことに、部屋の照明が暗くなった。明らかに、照明が私の願いに応えてくれたのだ! その仮説が正しいかどうかを確かめるために、今度は、照明を明るく戻してほしいと念じてみた。何と、図星だ! それがきっかけとなって、照明を付けたり消したり、リズミカルにさまざまに変える遊びを始めた。それから、今度は、ひとつの壁だけ「やって」みた。その後、この照明遊びを広げて、いろんな種類の、複数の色のついた光のパターンにしてみると、何かサイケデリックなショーみたいになった。

今後は、テレビで「遊び」たくなった。光のパターンを、斜めになっている壁の一部だけに限って、そこに自分の記憶の中から何か絵を映してほしいと「念じた」。すると、うまくできる! 間もなく、好きな映画の場面を再生出来るようになった。もっとも、最初は、場面の不確かな細部や連続性で問題があったことはあったが。だが、私の想起力は練習を積むにつれて向上してきた。どうやら、関連性のある細部はすべて、元来、記憶の普通の表面より深いところにファイルされているようだ。

惑星の地平線の背後から太陽が昇ってくる。ところが、そのすぐ後から、もうひとつ太陽が続いて昇ってきた! 全く物も言えないほどに驚いた。一瞬、頭がおかしくなったのかと思った。だが、円盤が急降下している間も、双子の太陽がどんどん高く昇り続けているので、目にしているのは現実だ、と納得がいった。

町に近付くにつれて、紬かい部分がもっと見えるようになった。「ガラス」の巨大なドームが数十、間隔は非常にバラバラだが、びっしりと並んでいる。その形や大きさは様々で、内部には見上げるような尖塔が林立していて、複層道路が縦横に走っている。一つ一つのドームは、迷路のような曲がった「ガラス」の管で相互に繋がっている。そして、こうした管の中には、何らかの運搬手段が通っている。様々な色のついた無数の光が、林立する尖塔で輝いていて、摩天楼の窓のように見える。

マゴッチUFO体験2

第八章...異星
 エレベーターから出ると、そこにはまったく予想もしなかった、非常に当惑するような光景があった! こんなこと言っても信じてもらえないだろうが、何と、地球にあるのと全く同じようなピアノ・バアーに、いきなり足を踏み入れていたのだ! 赤毛の女性がピアノを弾きながら、ハスキーな声で『想い出のサンフランシスコ』を歌っている。普通の服装をした人が数人、薄暗い照明の小部屋のそこかしこのテープルに座っている。どうかしている、全くどうかしている!

「私の名は、アーガス。いわゆる異星人、つまり、サイキアンです。この惑星で、あなたのお世話とガイドをまかされています」

「それは、次元間移動を何回も行うと、保護装置を身に着けていたとしても、私達人間に悪い副作用が出てくることがあるからです。貴方の次元に入るためには、苦痛を伴う振動低下を行いますが、それが特に悪影響を及ぼすのです。ですから、バイオコンピューターに定期的な往復飛行をやらせるほうがいいのです」

「円盤は、有機的に育てられたものです。単なる機械では耐えることの出来ない次元間移動の影響や他の独特の重圧に耐えられるようにね」
「私達は、有機体や合成物やバイオニックのものをいろいろと組み合わせて、動かないアンドロイドや二本足のアンドロイドなどを作ります。必要とされている機能に応じて、何でも作ります」

「この人達はみんな『異星人』だというのですか?」
「確かにその通りです。もっとも、彼らは、本当の地球人として通ることが仕事ですけどね。よろしければ、後で、彼らと知りあう機会がありますよ」

「ドームは、酷暑、湿度、砂荒らしといったものを締め出すためなんです。ここは季節の変化が激しいですから。というのも、この惑星には太陽が二つあり、磁場も移動するという非常に珍しい星だからです。ここの重力は、地球の重力よりほんの少し小さく、一日の長さは地球の約半分しかありません。ですから、長期的に見た場合、人間の新陳代謝にとっては過酷な条件です。後で、あなたもご自分の目で見る機会がありますよ」

「そうすると、ここに来るのに三日くらいかかったから、帰りを入れると、優に一週間以上も地球を留守にすることになる」
「そうですね。ただし、本当の地球時間での経過時間は、せいぜい一日半というところですよ。転換率は七対一ですから。これも時間のパラドックスの一つです」

何もかもが合成蛋白質に過ぎないということだ。

「市の交通コンピュータに私たちのルートをこの自動パイロットでインプットしたところです。これで、運転は任せ放しで大丈夫です。大変便利でしょ」
アーガスが説明しているうちにも、ホヴァークラフトが離陸していく。

あらゆるものがとても清潔で、真新しい感じだ。プラスチックみたいな舗装道路や床すらも、ピカピカと光っている。普通のお店はひとつも見えないが、何だか良く分からない物が山のように積んだものがあちこちで展示されていて、無料で持っていけるようになっている。

飲み物は、ひどくおかしな味がする。液体キャヴィアみたいだ。それを見たアーガスが、脇腹がよじれんばかりに笑いながらこう言う。
「その飲み物は、疲れた訪問者用の肉体のスタミナ増強剤です。あの女性の真ん前で、飲み物を取り出した格好は、ここの慣習では、あなたとセックスしたい、ということと同じなんですよ。」

人々は皆健康で晴れやかな顔をしているし、成功したVIPみたいに自信に溢れている。アーガスが言うには、非常に高いレベルで活動する自己実現した人なら自然なことだ、という。「人類の最高級の人達」が、ここで一般に見られる状態に近い、という。それでも、そのように高度に発達した人々もここに来て、一層の自己開発をしているのだ!

そうした泡の中には人が入っていて、自分の力で空中浮揚しているのだ。他のドームには、内部が奇妙な建設現場といった感じのものもある。石板が何処からともなく「物質化」してきたり、どうやってやるのかその方法が見えないのに、炎で切断されたり、クレーンもないのに、高く浮き上がって適当な場所に収まったりする。アーガスの話だと、このようなことは基本的には超自然的な種類のエネルギーを発生させ、それを転換して行うそうだ。また、猛り狂うエネルギーの嵐と放電流が入っているドームもある。実験者が神秘的な方法で発生させ、意のままに向けたものだ。

ここにいる人達は振動の共鳴を実験して、宇宙の何処ででも応用できる純和声理論の研究をしているそうだ。例えば、新しい種類の音楽、詩、精神状態、工業技術等々の創造への応用などである。
しかも、こうした人達は皆、専門家どころか、単なる普通の平均的市民に過ぎず、あらゆる職業の人で、ほんの数カ月の滞在予定でここに来ているのだ。

ここでは労働は経済上の必要では全くなく、むしろ楽しみであり、特権であるのだ。

地球の貧困、無知、貧欲などのせいで、地球は悪い方へ、悪い方へと悪循環を続けているようだ。だが、すべての人にとって潤沢さのある肯定的な、前向きの循環も、すなわち、成長と賢明な生活様式という良い循環も、いったん始まりさえすれば、悪循環と同じように、簡単に続いていく可能性はあるのだ。

第九章...異星人使節
彼は、講義形式でいろいろな事実を説明し始めた。その例証を示すのに、壁のスクリーンを使う。スライドや映画を映し出すのだ。だが、プロジェクターは目に見えないし、何のボタンも押さない。どうやら、意志の力だけで行っているようだ。膨大な情報がどこから来るのか聞いてみると、別にこれといったトリックはない、教育を受けたサイキアン人ならほとんど誰でも出来ることだ、という。自分のメモリー・バンクを使うか、あるいは、図書館のコンピュータに接続すればそれでいいのだ。

大気汚染とか水質汚濁は地球で良く知られている要因だが、精神の汚染が真剣に考慮されることは滅多にない。だが、精神環境は人生のあらゆる側面の形成にとって非常に大事なことだ。各個人の性格や動機から、全世界的な規模のイデオロギーやそれがもたらす結果までが影響を受けるのだ。アーガスは、スクリーン上のくすんだ色の高密度の雲を指さして、私の次元などの近隣の天体系から「窓の領域」を通って漂って入ってくる「精神の死の灰」を表わしている、と説明する。この死の灰はここの天体系の数多くの重要な機能にとっては毒であり、時折、もっと影響の大きい場所ではとんでもない混乱状態を引き起こすことがあるのだ。
 アーガスが映し出した尺度の大きな次元間の地図のスライド数枚には、地球がこの精神の死の灰の大きな発生源であることが示されている。というのも、いかに距離があるように見えても、宇宙空間は一様に直線的というわけではないからだ。それは、歪みや交差する流れといった異常状態がたくさん存在していることによる。「類似宇宙」の場合は、次元間には重なり合っているところや相互に入り込んでいるところがたくさんある。したがって、信じられないほどの距離で隔てられている二点であっても、精神の死の灰に関しては、隣り合っている状態に近いこともあり得るのだ。

低いレベルでは、適者生存の原則は確かに妥当なものだ。しかし、生物がいったん十分に進化すると、チームワークと協力がなけれぱ、文明のさらなる発展はない。
そうなると、その前の段階での適者生存という考え方は、全くの障害物となり、非常に危険ですらある。

オーラは個人の極めて内的な特質を示していて、その人がある状況でどういう態度をとるかが大体予測できる。オーラを一目見ただけで、その人の道徳的資質、内的なバランス、個性の強さ、価直観、完成度などが簡単に分かるのだ。
 簡単に分かるというのは、アーガスのような人や円盤の中枢知性にとって、ということだ。私はオーラの色やパターンの大体のことは理解できるが、十分に深いところまで知るというのはそれ自体が科学だ。群衆の中にいる人を遠くから特定できたとしても、多数の人間の中からその人の微妙な心理状態や全体的な人間性をすぐに評価できるのは、やはり専門家でなければ無理だ。こうしてみると、なぜ円盤が遠くから私を選び出せたか、どうして私の心が読めたか、が分かる。

 アーガスの話では、地球の人間の中には部分的にオーラが見える人もいて、その力をもっと発達させた人間もいるという。だが、ここの次元の人達の場合は、そのような能力は自然に傭わっていて、ちょっと「チャンネルを合わせ」てみようと思えば、それでオーラが見え、大体のことは目星がついてしまうという。

http://homepage2.nifty.com/motoyama/space_02.htm

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