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ウイルス性肝炎検査、全国民に 厚労省が指針
http://www.asahi.com/health/news/TKY201102100476.html
2011年2月10日
国内最大の感染症といわれるウイルス性肝炎に対し、厚生労働省は10日、全国民が少なくとも1度はウイルスの有無の検査を受けられるように態勢を整える方針を決めた。来年度から市町村が実施する出張検診の支援や、患者の治療相談に応じるコーディネーターの育成といった事業を始める。
患者団体や専門医らが参加する協議会が同日開かれ、肝炎対策基本法に基づく指針としてこの方針が了承された。
ウイルス性肝炎は血液などを通じて感染する。肝臓の細胞が壊れ、慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと進行する。B型、C型を合わせると国内の感染者は300万〜370万人おり、年間約4万3千人が亡くなると推定されている。
しかし、ウイルス検査は、市町村、事業主など実施主体が異なり、どれくらいの人が検査を受けているか実態は分かっていない。感染経路も多岐にわたり、症状が出るまで感染に気づかないことも多い。このため指針は「全ての国民が少なくとも1回は検査を受けることが必要だ」と指摘している。(北林晃治)
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