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商船三井、北極海初の定期航路 コスト3〜4割減
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【3月7日 AFP】遠洋漁業は経済的損失だ――米経済学者がこのほど、このような試算結果を発表した。公海の環境や資源の保護を求める声を後押しする見解だ。
米コンサルティング大手マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)のマーティン・スタッチティー(Martin Stuchtey)氏によれば、政治的な主張を一切排除した方程式で計算したところ、遠洋漁業を禁止すると地球上の全人類1人当たり2ドル(約200円)のコスト負担が生じるが、同4ドル(約400円)の利益がもたらされるとの答えが導き出されたという。
「2ドルの支払いで4ドルを得る。これは今の銀行が提供するどんなサービスよりも、はるかに良い」。スタッチティー氏は先月26日、米カリフォルニア(California)州ハーフムーンベイ(Half Moon Bay)で英誌エコノミスト(Economist)が主催した「世界海洋サミット(World Ocean Summit)」のシンポジウムで講演後、AFPの取材に語った。
海洋資源が減少する中、遠洋漁業船団は魚の群れを求めてより遠くの海域まで遠征しなければならなくなっており、ごく一部の国ではこうした船団に巨額の補助金を出している。こうして漁獲された魚の大半は、先進国で消費されている。
この補助金制度を取りやめ、遠洋漁業も中止すれば、財政面で大幅な節約になるだけでなく、海洋生物の個体数回復や、国連(UN)海洋法条約で定められた排他的経済水域(EEZ)の海洋環境再生にもつながると、スタッチティー氏は主張している。
■「底辺への競争」、カギは自然資源の「経済化」
スタッチティー氏の試算結果は、密漁防止のため世界レベルで公海での漁業を全面禁止するよう求める声を支持するものだ。同氏は近日中に試算の詳細を公表すると約束した。
スタッチティー氏によれば試算では、現代の漁業が採算の合わない事業と化しており、限られた漁業資源を追い求めて漁をすればするほど損失がかさんで海洋資源も枯渇する「底辺への競争」が生じていることが、具体的な数値によって示されたという。
「海の実情は、古き良き時代の経済学に基づいている。だが、その事実は時として、複雑な関係性や短期的な利益、凝り固まった行動様式の陰に隠れて見えない」と同氏は述べた。
世界海洋サミットには各国の政治家や財界人、環境活動家らが参加し、海洋環境・資源の破壊を経済的価値に換算して、各国の指導者から漁師1人ひとりに至るまで世界中の誰もが真剣に受け止められるようにする必要性が指摘された。世界銀行(World Bank)のレイチェル・カイト(Rachel Kyte)副総裁は、海洋の「自然資本」の価値を各国の富に組み込むことで、資源管理の方法を確実に変えることができると訴えた。
ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官やモナコ大公アルベール2世(Prince Albert II)公らも同サミットに出席し、命の源である海洋の保護に向けた有意義な行動を呼び掛けた。(c)AFP
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海の酸性化「前例ないスピード」 過去3億年で最速かCNN 2013.11.15 Fri posted at 17:02 JST
(CNN) 海洋の酸性化が「前例のないスピード」で進んでおり、生態系を脅かしているという報告書を英大学の研究者らがまとめ、14日に発表した。18日にポーランドの首都ワルシャワで開かれている第19回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)に提出されるという。
報告書によれば、海洋の酸性化の原因は地球温暖化と同じく、化石燃料の使用などの人間の活動が生んだ二酸化炭素(CO2)だ。酸性化は過去3億年で最も速いペースで進んでいるとみられ、現在は産業革命前と比べ26%増の水準にある。2100年には170%増の水準に達する可能性があるという。
海は排出されるCO2の約4分の1を吸収していると報告書は指摘する。
「海洋の酸性化が進めば、今のように大気中のCO2を吸収することはできなくなり、気候変動を和らげる役割を十分果たせなくなる」
またCO2の排出が減らず酸性化が進めば、海の生態系は大きな影響を受ける。「熱帯のサンゴ礁の減少は観光業、食糧安全保障や海岸線の保全に悪影響を与え、世界の多くの貧困層に打撃となる」と報告書は言う。
「今後大気中のCO2濃度を抑制していくこと以外に、酸性化の緩和に向けた現実的な選択肢はない」
報告書の作成に参加した英ブリストル大学のダニエラ・シュミット氏は、酸性化により、種の多様性や養殖業、それに海に食糧や経済の基盤を置く国々は大きな影響を受けると語る。
「地球温暖化だけがCO2の問題なのではないことを理解してもらいたい」とシュミット氏は言う。「放置していい問題ではない。恐ろしい結果が待っているのだから」 |
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