確実に隔日な星空TAMAのページ

ここに綴るはカービィ好きの言葉。

書き散らし

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迷子の迷子の。


どこにいるのか分からない。
回りを見渡して、どこかに安心がないかを探す。

迷子の迷子の子猫ちゃん。

そんな子猫に、たまにあこがれる。
さみしさを感じているのは、安心を失ったせい。
安心を失いそうになったせい。
泣いて泣いて、信号送る。
安心を求めて、信号送る。


たまに迷うのも悪くない。
安心を失ったまま、あがくのも悪くない。
でも、一歩も飛び出せないまま終わるのはいかがなものか。
手放すこともしてみた方がいいのかもしれない。

道をそれてみてもいいのかもしれない。

――大事なことほど忘れてしまう。
よく聞く言葉。
そして、今いちど自分に言い聞かせる。


でも、本当に大事なことほど忘れてしまう?


無駄なこと。
無駄なできごと。
どれも忘れてしまう。
他の人には大切かもしれない、無駄なこと。
他の人には無駄かもしれない、大切なこと。
どれも忘れてしまう。


大事なことほど忘れてしまう?


無駄なできごとを思い出す。
あのとき、ああしておけば。
あのときは無駄な時間を過ごした。
無駄なことを、覚えてる。


後悔をしているから、覚えてる。
ああすべきだった。なのに、ああした。
無駄なことをしたことを覚えてる。
大切なことに気が付いたから、覚えてる。


大事なことほど忘れてしまう。
そしてまた、後悔をして、思い出す。


日記を始める。



自分の中で、「ブログ」と「日記」は違うものとして考えている。

「日記」は文字通り、日々の記録。読む対象者は自分自身。
もっと言えば、未来の自分。
「ブログ」は、インターネット上に公開される。読む対象者は不特定多数。
誰からも見られる。
こういった点を考えると、「ブログ」では読み手は自分の詳細を知らないわけであって、日々のことを伝えるには前提となる状況を詳しく書かないと伝わらない。
対して「日記」では、少なくとも一度は体験したことを断片的に書くので、未来の自分は前提状況を知っている。詳しく書く必要はない。
以上のことは一般論ではないかもしれない。でも、僕はこう考えている。


そういう意味で、「ブログ」は書くのに敷居が高いように感じる。
状況を伝えるのに苦心する必要があるからである。
だから、僕がブログに書くのは抽象的にした詩のようなに書いた日常や、あるトピックに対する意見文などになっていた。
たまには、最近の不満や不安を書きたいという衝動があっても、状況を書けない自分に嫌気が差して、結局書かないということが多々あった。


だから、僕は「日記」を始めることにした。
状況を詳しく書く必要のない、気軽な日記。
日々の幸せも不安も、気持ちだけをぶちまける場所。
そんな場所をひとつ確保するのは精神衛生上、いいことだろう。
ただ、さみしいのは誰も見ることがないだろうということ。
反響がないというのは、なかなかモチベーションが上がりにくくなるものだ。
そこで、日記に書いた中で、公開してもいいだろうなぁというものはこのブログにあげていこうと思う。
2段構えで日々を記録していこうと思う。

さて、3日坊主にならなければいいのだけれども。


――明日のために、今日に対して少し手を抜いてみる。
僕が今からやろうとしていることを言葉にすると、いかに今を軽んじているかが見えている気がする。
これが慢性化すれば、僕は堕落を止めることはできないだろう。


明日にかけることができるのは、ある程度今が安定しているから。
安定しているから、これがしばらく続くものだと予想する。
そんな風に人はできているのかもしれない。
いつまでも「今日しかない」と神経をとがらせていても、壊れてしまうことを本能的に感じている。


何かが起こらないと、人は本気を出せない。
大きな失敗を感じて、改善する必要性を感じる。
周りにアクションが起こらない限り、自分からアクションは起こさない。


いつも自分からアクションを起こせる人は、意識的に環境に刺激を与えているのだろう。
自分の周りに、何か変化が起こるように行動する。
変化が起きるから、それに対応しようとする。
それをずっとやっていく。
自分から、環境を変えていく。


平凡な毎日だと思わないで、自分から環境を見直し、変えていく。
それが「すごい人」の生き方かもしれない。


だから、あえて言い換える。
――明日を変えるために、今日を休もう。


ある猫の話。



無機質な音がこだまする、研究棟の階段を僕はゆっくり降りていた。
半階降りるごとに見える、窓からの風景は真っ暗と言っていいだろう。
キャンパス内の街灯がちらほら見えるくらいだろうか。
日付が変わりそうな時刻。
それでも、研究室にこもる人もいる。
明かりがどの建物からも見える。
――物好きな人もいるものだ。
こんな時間に帰宅しようとする僕も、仲間に入ってる可能性は高いのだが。


歩くたびに響く足音は、どこか固く聞こえる。
カツン。カツン。カツン。
音が響く。僕の他には誰も歩いていないようだ。


自動ドアの前に立ち、外気に触れる瞬間、寒さを実感する。
もう、この時間になると秋服でも寒く感じる。
10月も中旬。それに深夜ともなれば当然かもしれない。
歩くたびに聞こえてた無機質な音は、反響せずに拡散し、弱々しいものとなってしまった。


突然、その弱々しい音も止まってしまった。
自分でも意識しないうちに立ち止まっていた。
――目の前に奇妙な状況が映し出されていた。
ビニール袋から散乱したゴミに、何かがかじりついてる。
まぎれもない。
猫だった。


ゴミを荒らす、小動物。
もしかしたら、珍しいと思わない人もいるかもしれない。
でも、僕はあまり見たことのない状況だった。
――故に、悲しかった。


弱々しい足音をさせて、近づく。
猫は逃げなった。
ある程度近づくと猫は身構え、逃げる素振りを見せた。
そこで立ち止まると、猫は再び、ゴミを荒らし始めた。


ゴミを荒らす。
それは、猫がゴミにじゃれつくことではない。
人の捨てた食べかすを、一心不乱に食べることだ。


ただ単に食べ残しを食べるだけではない。
ビニールについたソースをなめつくそうとしていた。
そして、ビニールごと噛んで飲み込んでいた。


――何分経っただろうか。
猫の挙動だけを見ていた。
寒さも相まって、僕は泣きたくなった。
――ごめんね。


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