正林堂 本の気休め

群馬県渋川市の小さな本屋が、本に関する話やお客さんとの会話、地域での出来事、ホームページの更新情報などを気ままに綴ります。

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私の手作り栞 その4

イメージ 1

私の手作り栞は、万葉歌のものばかりではありません。
この万葉栞を作る前に、
自分の名刺栞を作成したのが、おそらくこのパターンの最初だと思います。

「本屋の名刺はこうでなくちゃ!」
と、名刺にパンチで穴をあけ、そこに今の栞のパターンのリボンをつけ
本に挟んで栞として活用してもらえる名刺をつくりました。
その頃は、パソコン用の様々な名刺用台紙を買ってきては、
いろいろなデザインを試していました。

正確な記憶はありませんが、
おそらくこれが私の手作り栞のはじまりだったのではないかと思います。

この経験がもとになって、
次に、私のピアノの師匠であり、メゾソプラノ歌手でもあり、俳人でもある方の
俳句を利用した短冊名刺が出来上がりました。

これも様々なタイプを試作しましたが、
俳句の短冊として合う台紙のデザイン紙は、はじめはただの色紙を使ってましたが、
原稿の背景に草花の写真を単色に変えて印刷したのが一番うまくいったような気がします。

その方の名刺表現に最も相応しい作品として、
句集をいろいろ引っくり返しながら、いくつかの句の選んで栞を作ってみましたが、
私は次の一句が名刺用表現としてベストではないかと勝手に選ばせてもらいました。

「霧裂きゆく言の葉を一花とし」

これをオモテ面に短冊風に記し
裏に、名刺として名前、住所を印刷しました。

先に、「本屋の名刺はこうでなくちゃ!」というものを作りましたが、
今度は、「俳人、歌人の名刺は、こうでなくちゃ!」というものを作ったつもりです。

これは、けっこう喜んでいただけたようでした。

この発想でいくと、他にもいろんなパターンの業界の名刺が考えられそうです。

そして、
お店で次に思いついたのが
「合格祈願」しおり。

正林堂は、書店のなかでも
比較的高校生を中心とした学習参考書の専門店として知られてます。
この高校生や中学生が、受験時期になるとたくさん参考書を買ってくれるのですが、
せっかく学習参考書の専門店でありながら、
なかなかそれに相応しい独自のサービスが出来ていませんでした。
なにか、そうしたものはないかと日頃考えていたところ思いついたのが、
この「合格祈願」しおり。

これも、受験生にただばらまいたのでは、あまり喜んでもらえないのです。
レジに受験関係の参考書を持ってきた高校生(中学生)にだけ、
ふっと急に思いついたように、
「あっ!コレあげる。がんばってね。」
と言って渡してあげると、ふだんブスッと口もきかないような高校生が
ニコっとして帰っていくのです。

この栞は、店名などの表現がなにも入っていない純粋なもので、
裏に店名くらい印刷しようかと思いましたが、
従業員から、この方がいいと思うと言われ、今もそのままで配ってます。

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書店と身障者のお話。厚労省やパソコンメーカーさんへ是非一読をして欲しい記事。小生も身内に身障者がいるだけに〜〜〜。
自分用の栞を作成するとすれば、受験生とその保護者用に
「あるがままこそ、ベスト!
(人間とは好きな事をしてこそ、その能力を120%発揮できる生 物です BY正林堂店長)」
と印字したものかな。両親に勉強を強要されて悩んでいる受験生にも案外ニッコリして受け取って貰えるカモ?。

2009/4/25(土) 午後 5:50 [ hxd*d8*9 ] 返信する

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