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このたびの震災で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。 BKは、ある組織の一員として地震・活断層に関する調査研究に携っております。 先月も、直前の10日まで出張で現地調査を行っていたため、もし天候の都合などで 途中1日でも滞っていたならば、津波に巻き込まれていた可能性もありました。 幸運だった、というべきでしょう。 今回、警報が解除されてからですが津波調査も実施しました。 過去の津波堆積物との比較(過去の津波により海から運ばれた砂などが地層中に発見され、 その堆積年代、厚さや拡がりを調査することにより、昔からどれくらいの頻度で津波が 起こってたかがわかる)ができれば、大きな成果となります。 自分一人だけの力は微々たるものですが、同僚、他研究所・大学の研究者と連携して行う この調査の成果をなんとしてでも出すことで、これからの地震防災に少しでも貢献したい ものです。 以下、自戒も込めて… 1.「わかったような気になるな、自然現象と人間の時間はスケールが違う」 人間一人の寿命はせいぜい70〜80年、長くとも100年しかもそのうち研究に割ける時間は 30〜40年足らず。 これだけの限られた時間で、数百年〜数千年単位で発生する事象を理解できたと考えるのは 思い上がりであろう。 2.「『想定外』を言い訳にするな、自然に対して謙虚な気持ちを持て」 過去を調査して未来を予測する以上、間違いがないとは言い切れない。 自分の考えていたものより大きな事象が発生するかもしれない。 ただその時「想定外だった」とは決して言うな。自分の実力が足りなかったと思うべし。 3.「後からなら誰でも言える、起こる前に言ってこそ価値がある」
災害の後になって、あの時○○が危険だった、××が始まっていた、云々は簡単。 ただ、難しいのは、起こる前に科学的な根拠を持った判断ができるかどうか? 残念ながら現在の地震学は、そこまでは到達していないと言わざるを得ない。 成果を一つ一つ積み重ねていくことで、いつかは予知にまで高められると信じたい。 |
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BKさん こんばんは。 被災されなくて本当に良かったですね。
最前線でのご活躍、頭が下がります。
私は、直接的には貢献できないですが、何かできることを探していきたいと思います。
3つの戒め。。素晴らしいと思います。
困難にブチ当たった時、活用させてください。
2011/4/11(月) 午後 10:43
TAKEさん、こんばんは。
小生は、被災された方々に直接今すぐに役立つというわけに
いかないのが残念ではありますが、研究成果という形で。
医療関係の方は診察を通して、自衛隊や警察の方は捜索という方法で、
そして一般の方はボランティア、義捐金など一人一人が、
それぞれ何かしら可能な形で貢献できることがあるはずです。
まとまれば大きな力になると思います。
最後の二行、こちらこそ恐縮です。ありがとうございます。
2011/4/12(火) 午前 0:00 [ BlackKnight ]