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金蔵:アンタ、生きとったんか?調査々々で過労死してるかもって噂だったべや。 BK:ホント、約1年ぶりでしたね。めちゃんこ激務だったのには違いなかったですがね。 特に原発などの周辺に限らなくても、いま全国で活断層調査が実施されてるンで… 金蔵:活断層の調査研究って、やっぱり国が主体となってやっとるンか? BK:そーですね。国、大学そして地方自治体といった所ですか。尤も、地方自治体は主体となって
ぢゃなく、国からの補助金や交付金を受けて実施するケースが多いですが。
金蔵:国といっても具体的にはどこが管轄になっとるんかいな?国の省庁で「地質省」とか、
「地震庁」なんてついぞ聞いたことないがな。
BK:まあ、許認可権限があるわけぢゃないンで管轄というとちょっと違いますけど、主体は文部科学省になってますね。 もう17年前になりますが、あの阪神・淡路大震災を金蔵先生も憶えておられると思いますけど、
あの震災を契機にして今の文部科学省(当時は総理府)の中に、「地震調査研究推進本部」という
金蔵:何やらスゴイ名前の機関じゃが、ここが活断層についても取り仕切っとるンか?組織が設置されたんですよ。 ここが現在、国の地震に関する調査研究を一元的に推進する機関になってます。 BK:ええ、ここが今現在で、北海道から沖縄(宮古島)まで全国110の活断層に関する 危険度などについてのデータを取りまとめていて、HPで公開もしていますよ。 ちなみに、ttp://www.jishin.go.jp/main/p_hyoka02_danso.htm です(最初にhを)。 金蔵:全国で110もあるンか!!それならアンタが最初に言っとったように日本の何処に 逃げても活断層ありそうやな。 BK:あの〜、110本の活断層で驚かれてるところ誠に恐縮ですけれど、110ってのはあくまでも、
地形から判断して怪しいと思われる個所を調査して、一応曲がりなりにもデータが存在するとこ
だからだから、まだ未調査の所も含めると、とてもそんな数では済まないんですね。だけなんすよ。 例えば、北海道を例にとると、この推本(“地震調査研究推進本部”って長いンで、我々は省略して 推本と言ってます)のデータでは、北側の幌延断層帯から南側の函館平野西縁断層帯まで10箇所が 示されてますけど、実際には北海道内だけでも50〜60本の活断層があると考えられてますね。 金蔵:なんとまあ、それやったらアンタ確かに休む間もないな。今年度も大変なんか? BK:はい極めて大変ですね。しかも、今までは陸上での調査が殆どでしたが、最近はそれに加えて
海の活断層ってのも対象になって来たンで…
金蔵:海の活断層か。それはもしかしてイヤな予感がするが津波にも関係あるんか? BK:ご明察。では次回、海の活断層と津波との話と行きましょう。 前回の、活断層のズレた回数の話がまだ途中になっててスミマセンが。 (つづく)
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お久しぶりです。 お仕事お疲れ様です。
3.11以降、大きな余震が気になります。
活断層と云えば、立川断層が比較的近く、最近は関東付近で震度4程度が頻繁に発生していますので、揺れるたびに不安を感じています。
リンクのHP・・・すごい数の活断層ですね。これでは日本国中どこに逃げても活断層の影響は避けられそうに無いですね。
2012/4/16(月) 午後 10:11
TAKEさん
こんばんは。確かに立川断層のほか、関東平野は新しい時代の堆積物が厚く積もっているため、伏在断層といって地表では見えないけれど、地下に潜在している断層がまだあるのでは、とも言われています。
けれども、いたずらに恐れるのではなく、日頃からもし地震に遭遇
したならばどう行動すべきかを、様々な状況で想定しておくこと、
・もし、地下街に居る時だったなら…
・もし、折悪しく超高層ビルの上層階を訪れている時だったら…
・もし、お台場など海の近くを歩いている時だったら… など
これだけでも、自分の生命を守る為にずいぶん役に立つと思います。
2012/4/17(火) 午後 11:49 [ BlackKnight ]