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32文ミサイルキックといえば、ジャイアント馬場の必殺わざの一つとして有名ですね。
残念ながら、BKはリアルタイムでは見たことは有りません。昔の試合の中継シーンで見たことが
あるような気はするのですが、記憶が定かでないのが残念です。
この必殺わざを生み出すための(無茶な)特訓が、ジャイアント台風に描かれています!
もっとも、話に描かれている特訓はその殆どが無茶な、ありえない、常軌を逸したもので
ありますが、当時の少年少女ファンはBKも含めて、ワクワクしながら読んでいたんですね。
アメリカ遠征中にラテン系の若手レスラー、ペドロ・モラレスと知り合った馬場は、
ひょんなことから彼の得意技であるドロップキックを、もし自分がやれたら凄い破壊力をもった
決め技になると考え、コーチを頼みました。
後日発売されたジャイアント馬場著の「16文が行く」のなかではこの特訓について触れてありますが、
“オレは一日でコツをマスターしたが、モラレスも一所懸命にアドバイスしてくれた”とあります。
ただ、これが一度梶原ワールドの手にかかると‥、
(1)サンドバッグ相手に何度も飛びげりを試みるが、かすかに揺れる程度の衝撃しか与えられない
(2)残り試合をすべてキャンセルして、アメリカのどこかの荒野に連れて行かれる
(3)岩盤の絶壁から3mほど離した位置にマットを敷き、岩盤に向かって飛びげりをさせる
(4)反動をつけられないため直下の岩場に落下し、痛みで悶絶する(当然だ)
(5)モラレスが手本を示すと、飛びげりの威力のせいでたっぷり反動が効き、3m先のマットに
着地できる
(6)それをみた馬場は、「ものごとは体で覚えるしかないとはこのこと!}と納得し、
地獄のトレーニングを再開する
(7)一週間後、3m先にまで跳ね返るほどの威力をもった必殺飛びげりが完成した!
むろん、99.9%フィクションでしょうが、その面白さについいつ引かれて読みふけっていた、
梶原一騎の「必殺わざ」の一つでしょう。
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