|
京都で暮らしていると、観光客が集まる金閣寺・銀閣寺や清水寺へはなんとなく行きたくなくなる。
あんなところは、外から来た人が集まるところだ・・・つくられた世界だ。
そんな気分でいた京都5年目、小学生の研修旅行以来、初めて清水寺を訪れた(友達案内にしぶしぶ連れて行かれた。)
確かに作られた世界の匂いはあった。
大阪から来た商いの匂い、チェーン店の原色のネオンが三年坂にも並んでいる。
秋夜の紅葉ライトアップ。人がこんなに集まってあるとは知らなかった。しかし、ある意味にぎやかで楽しい世界。二年坂、三年坂の狭い坂も雰囲気を盛り上げる。
清水寺は、知っているよりも素晴らしい寺だった。
斜面を巧みに取り入れた建築群の配置、落ちていく方向に傾いた舞台、斜面を強調した庭園、回遊できる広い敷地、京都の夜景、そして紅葉。
その日は素晴らしいものを見つけた満足感で見たされた。
それからは毎年、観光客に紛れながらも足が向いてしまう。
そんなミーハーな場所は嫌だという友達の手をを引っ張りながらも。
もうずいぶん京都を離れてしまっているが、今年はこの紅葉をみることはできるのだろうか。。。
|