カルト・ミュージック・コレクション

プログレ、ジャズ、現代音楽から歌謡曲まで。読め!聴け!(本家http://www.cultzone.net/)

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ロナルド・シャノン・ジャクソンはオーネット・コールマンのプライム・タイムでドラムを叩き、ジャズの歴史上重要なアルバム「ダンシング・イン・ユア・ヘッド」と「ボディ・メタ」に参加した。またジェイムズ・ブラッド・ウルマーの「アー・ユー・グラッド・トゥ・ビー・イン・アメリカ」やビル・ラズウェルの「ベースライン」にも参加した。またアルバート・アイラーやセシル・テイラーのアルバムに参加したこともある。

リーダー・アルバムとして日本で有名なものは「マン・ダンス」であるが、これはロナルド・シャノン・ジャクソン名義のアルバムとしては4作目である。この「バーベキュー・ドッグ」は続く5作目のアルバムにあたる。その大胆さ、斬新さ、エネルギッシュな演奏などあらゆる点において、俺はこのアルバムを、ロナルド・シャノン・ジャクソンの初期のベストアルバムだと確信している。

タイトル曲「バーベキュー・ドッグ」をはじめ素晴らしい曲が並ぶが、中でも俺のお気に入りは、とぼけたスピード感がある「ユーゴ・ボーイ」、そして独特の浮遊感をもつ「ホエン・チェリー・ツリーズ・ブルーム・イン・ウインター、ユー・キャン・スメル・ラスト・サマー」である。これ以外の曲も、リフが実に印象的で魅力がある。リフにからむインタープレイも素晴らしく、バンドとして有機的にうまく機能しており、各ミュージシャンの個性が存分に発揮されている。

ロナルド・シャノン・ジャクソンはアメリカ、テキサス州フォートワースで1940年に生まれた。数多くの革新的なアルバムに参加し、自らのバンド「デコーディング・ソサエティー」を結成したのは1979年である。セッションアルバムにおけるドラムプレイも見逃せないが、やはりリーダーアルバムが最ものびのびと叩いている気がする。日本ではアルバムが手に入れにくく、このCDも何年も探し続けて苦労して手に入れたのだが、できる限り追い続けたいミュージシャンのひとりだ。

このアルバムは1983年に発表された。1983年の3月にイギリス、ロンドンのジャム・レコーディングというスタジオで録音され、4月にアメリカ、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオで編集されたとある。デコーディング・ソサエティのメンバーとして、ドラムがロナルド・シャノン・ジャクソン、ギターがヴァーノン・リード、ベースがメルヴィン・ギブス、ソプラノとアルトサックスとしてゼイン・マッセイ、

フレットレス・エレクトリック・ベースとしてリバーンド・ブルース・ジョンソン、トランペットとしてヘンリー・スコットの名前がクレジットされている。(20070502/yoc/カルト・ミュージック・コレクション)

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