米国 天然温泉(野湯)探検

米国には日本に負けず劣らず、たくさんの天然温泉が各地に自然湧出しています。探検記録を紹介します。

オレゴン州

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 ユージーン(EUGENE)の街から西へ向かう州道126号をいく。
 ブルーリバー(BLUE RIVER)の集落を過ぎて数マイル、右にクーガー貯水池の案内板が現れる。
 右折する。橋を渡り、すぐに分岐。直線に向かう道を捨て、右の方へといく。

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 道は登り気味となり、やがて、ダムサイトへ。
 ここでガイドでは右折せよとあるのだが、ダムを渡って右折なのか、あるいはダムサイトを渡らずに右折なのかがいまひとつわからず、立ち往生する。
 いちかばちかで、道の州道58号へ向かう右への道を選ぶ。
 案内ではサイトから3マイルとなっており、にもかかわらず、何も現れないので、こりゃあだめかなと思いながらもなおもいくと、案内通りに右に小沢をダムにしてせき止めた池が現れる。
 向かって左手には滝があって、案内通り。
 行く手には駐車場もあるし、池の手前にはホットスプリングの看板まである。
 ただし、日中の利用のみとある。
 駐車場には汚い車(僕のレンタカーが一番美しい、走行距離が2000マイルもいっていないのだから当たり前か)が15台。
 ここも有名のようだ。

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 車をとめ、池の右脇を川の左岸に沿って登っていく。
 500メートルぐらいか。
 左手下に現れた。

 風呂は5段に分かれて5つの風呂がある。
 ここは完全にヌードの世界。
 女性も丸裸で皆一緒になごんでいる。
 20人ぐらいいるが、女性の中には若そうな子もいる。
 一人だけ水着をつけているのが返って違和感がある。

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 湯は岩間から流出している。
 かすかに硫黄の臭いがするが、色は特にない。
 うっそうたる森林に囲まれた素晴らしい環境だ。
 全部で50人は利用できるのではないか。
 ここでも写真を撮ろうとしてストップをかけられた。
 異邦人でこちらの一挙一投足を見ていることもあり、これではどうしようもない。
 隠し撮りをしたが、果たして・・・。

 湯の温度はまったくの適温だ。
 入り口から5分。
 ここも連れが必要なムードだ。
 でも、見知らぬ人たち同士でなごんでいる人たちがいるかと思えば、浅い所に寝そべって本を読んでいる人もいて、いろいろだ。

評価 ★★★★★(7月4日訪問)

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●ガイドブックの解説
 中央オレゴンの南を流れるマッケンジー川の森林をさまよっていると、ふと私たちはファンタジックな温泉に出会った。
 そこは重厚な樹皮と野生の花々とユージンの近くにあるオレゴン大学の学生たちで飾られていた。
 源泉は小さな沢のまさに中央から流れ出している。
 そうして熱い湯がほとばしり出て、冷たい川の水とまぜあわさり、浸かるにはまさに最適な温度になっている。
 加えて、湯は3つの分かれた湯船を段々に落ちていくので、誰もが自分の最も好みの温度の温泉に入れるというわけだ。
 それだけでは不十分なように、クーガーは果てしもない常緑樹の海と巨大な灰色の花崗岩の玉石に囲まれている。
 そうして本当の意味での自由を思いきり味わわせてくれる雰囲気を漂わせている。
 私たちは一緒に入った数人の若者たちと雑談をした。
 彼らは道路が閉鎖にならない限り、一年中楽しめる場所であると教えてくれた。
 ある若者はむしろ、粉雪の中をとぼとぼと歩いてたどりつき、そうしてあたたかい風呂に飛び込むことほど楽しいものはないと話してくれた。

*湯太郎の汚い手書きのルート図

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★別のガイド本から
 クーガー貯水池からちょっと歩くだけで、牧歌的なお風呂がいくつもある。
 裸の可能性が高い。
 標高2000フィート。
 原始時代の森の薄暗い雰囲気に包まれて、クーガーは高い木の上から降り注ぐ斑模様の光の中にある。
 巨大な丸太によって区分けされた5つの澄んだお風呂が、急傾斜の渓谷の中にレイアウトされている。
 温泉は直接、一番上のお風呂に流れこみ、一番熱い風呂を作っている。
 冷たい川の水は樋を通ってシャワーのように風呂に流れ落ちる。
 岩と砂利でできたそれぞれの風呂は下へいくほどに少しづつ温度が下がり、一番上で108度(華氏。摂氏42度ぐらい)から始まり、一番下で95度にまでなる。
 森林サービスとともに有志が丸太の階段を作り、手すりを作ってくれている。
 こうした施設の痛みやすい環境の中にあって、是非、配慮ある使用を期待したい。
 利用者が増えるとともに、荒れた使い方をする人も少なくなく、そうした場合の手直しの仕事もたいへんなのだ。
 もし、この素晴らしい環境の価値を理解するのなら、温泉利用の基本を知っておいてほしい。
 石鹸やシャンプーはだめ。
 ガラス容器の使用も禁止。
 持ってきたものはすべて持ち帰ること。
 歩道の土にはやさしく。
 クーガーはそうした配慮をすべて求めている。

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湯太郎
湯太郎
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