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ボイジーから55号をひたすら北へいく。 約2時間。 初めは不毛の山々だったのが、北上するにつれて木々が大きくなる。 渓谷沿いの川は急流でラフティングに最高。 これだからアイダホはラフのメッカなのだ。 カスケードの町に2時間でつく。 ここにまもともなモテルがない。 困った。 ここでワームレーク(WARM LAKE)へ向かって右折。 よく舗装された快適な道だ。 約19マイル。 峠を越えてあと少しだ。 右手にあるマイルポスト61Mを過ぎ、0・3ー0・4マイルで右が大きな砂利の駐車場。 車が一台。 降りて西側一杯の崖から10メートルほど下の渓谷をのぞくと女性の声。 でも、服を着ているようだ。 木立の中の踏み跡を拾って下る。 温泉は右岸側の川床よりも3メートルほど高い岩の割れ目から湧いている。 緑が濃い。 しかし、まったく臭いはしない。 温度は45度ぐらいか。 理想的だ。 湧き出た温泉は川にせりだしたまるで溶岩流のような岩の中央の割れ目を流れ、最後にチューブに入っていく。 川の横には下から順に石で囲んだ半径3メートルの浅めの風呂。 その隣に人が一人入れるバスタブのような金属の浴槽。 その向こうにも何カ所か湯が湧いている。 人は女性が3人、男性1人だが、2組のような1組のような行動をしている。 女性のカップルは2人とも40歳前後か。 全員がまだ着いたばかりで、裸になっていないので、水着着用がどうかわからず、ぐずぐずしていると、やがて、女性が一人、素っ裸になる。 彼女はバスタブへ。 あとの2人は上流へひっそりといってしまった。 女性2人のもう一人の連れはいろいろこちらに話しかけてくる。 米国の温泉を本にするというと、 「やめてほしい。人がこれ以上、来ることはうれしくない」 とはっきりいう。 そのあともそんな話ばかり。 2人とも15ー20年、ここに来ているという。 最近では人が多すぎてがっかりすることが多いという。 「私の子どもで4代目」とか、「下流に10年前までは大きな温泉プールがあったが、ダムで埋まり、結局、このあたりに来た」とかいろいろ。 とにかく、有名になったことが悪いことをいいたてる。 確かにわかるね。 この谷はほんとうに小さな沢という感じだが、針葉樹の林が美しい。 せせらぎもいい。 きっと夜空の下というのも可能なのだろう。 彼女たちがいうには、次にいこうと思っているモリーズタブはどうやら、一年中、満員だという。 彼女たちも無邪気。 平気で裸のまま向かい合う。 それではあそこが丸見えでしょう。 ビールとタバコまでくれた。 ボイジーに住み、今日はワームレーク泊まりだという。 (8月22日訪問) (ガイドブックから) 標高は5900フィート。 115度(華氏)の温泉が湧きあがり、浅いプールへと流れ込む。 その間にはホースで温泉を流し込めるバスタブがひとつある。 熱ければ沢の水を加えることで調整もできる。 バケツが時々はある。 駐車場の西端から見えるが、通過するだけの車両には見えない。 (もう一冊のガイドブックから)
この場所に訪れると有名な山男のシルバンハートになった気持ちになる。 彼の話は最後の山男と題する小説に描かれている。 彼は長年に渡ってサロモンのサウスフォークに一人で住んでいた。 そしてたびたび、トレイルクリークの温泉を利用したという。 この温泉は岩の割れ目から122度で湧き出てくる温泉を貴方のお好みの温度にしたてあげることができる。 いい靴を持参することをお薦めする。 駐車場から沢へ降りるのはちょっと大変だから。 |
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