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ガイドに従って国道21号をスタンレーから西へ。 そうしてファークリーク(FIR CREEK)へと向かう。 到着したと思うと分岐があって、キャンプ場を右へ分ける。 すぐにどんづまりの車止めへ。 キャンピングカーが1台あるのみだ。 橋を渡り、緩やかな流れの川の左岸を行く。 はじめは川が河原一杯を流れ、その端を行くが、そのあと、いったん川から離れて草原の中を行く。 それから再び川沿いとなり、続いてもう一度川と離れる。 今度は林の中の快適な道かと思いきや、倒木が多く、幾分歩きにくい。 そして再び川に近づくが、今度は川がよってくるというより、川によっていく感じで、やがて、川岸一杯にとる。 幾分中洲のイメージだ。 そうしてここで踏み跡が急速に小さくなる。 ここが渡渉点なのだ。 ここまで20数分。 結局、幅10メートルほどの川をずぶずぶ入っていくことになる。 対岸に渡り、木立の中を行く。 まもなくして川は左へさよならしてしまう。 高みへと登って行ったうえで平坦道となる。木立の中、ほぼ直線道だ。 さわやかな道。 やがて、再び川が真下に見えてくると道も川も大きく右へカーブする。 そして沢を渡る。 渡ったあと、ジグザグでまた高みへ。 そしてあとは再び左へ傾いた感じの道を奥へと分け行っていく。 沢をもう一つ渡ると近い感じがしてくる。 だが、なかなかたどりつかない。 ようやく林の中、道が右と左に分かれる。 右の方が明瞭だが、左の踏み跡を取る。 すぐにかすかな硫黄の臭いがしてくる。 あるある。 右手の沢と思った流れはすべて湯なのだ。 河原に降り立つと小さなプールが一つ。 湯加減はいいが、ガイドにはこれで失望するな、そのままもっと下流へ行けとある。 下流方向には河原に突き出すようにして林がある。 どうやらあっちの方だ。 確かにこの木立の中ではキャンプができそうだ。 まず木立の右の方へ振るともう一つの沢。 そう、これもまた熱々の温泉なのだ。 このまま突っ切ろうとすると犬が吠える。 人間のいる証拠だな。 まず河原へ出て、そこから回り込もうとすると、いたいた。 犬が吠えるので不信に思った主人たちをやりすごして風呂に到着する格好になった。 風呂には帽子をかぶり、サングラスをはめた人がひとりいたので、男と思ったが、よく見ると背中が真っ白で美しい。 夫婦連れの妻でした。 第2の温泉は川の本流よりも30メートルほど奥で、そこから別の流れを作って川に注ぐ。 この合流地点に石を組んで素晴らしい温泉が並んでいる。 正確に表現すれば手前中央に大きな風呂。 これはビニールで流れをしっかりとせき止めてあるおかげで深くて最高。 温度は気持ち熱めで、やけた背中が熱いが、それでも気持ちは文句なくいい。 しかも一緒に入った奥様は顔はわからないが、スリムな背中が美しい。 そうこうしているうちに横になって、淡いピンク色の乳首が見えた。 胸はスリムな分、小さい。 米人女性の胸がでかいというのは嘘だ。 小さい人もたくさんいる、というのがこのごろ得た感想かな。 湯はその大浴場(6、7人まとめてオーケー)の下に4、5つもある。 いちばん、川に近いのは川の水位に影響されそうだ。 「今年は干ばつで水が少ない」という旦那の話では、場合によっては最上部の風呂だけになる時もあるということか。 もし、そうだとしたら、あのオレンジ色のひもが申し訳程度に着いていた渡渉地点は渡れないだろう。 湯は無味無臭無色。 湯量が文句なく多いため、湯船はどこも完璧に近くて澄んで透明だ。 確かにここは来る価値が十分にある。 ポカテロから来たという夫婦の旦那によると、 「ここはいても2カップルぐらい。週末は知らないが」ということだった。 ここまで1・5時間かかったとのこと。 そうでしょう。 一方の妻はというと、愛想なしでずーっと本を読んでいる。 夫も相手にせず、旦那は所在なさげ。 石を投げたり、森の方へいったりと落ちつかない。 ただ、妻が風呂から出てタオルを巻いている時はいいが、タオルをとって、風呂の中に裸で横たわって乳と陰毛を公表すると、とたんにこちらの様子を伺う。 いい勘しているよ。 できれば、彼女のヌードを入れた温泉の写真を将来の出版のためにとっておこうとおもったのに。 谷は狭くなく広くなく、木立がたくさんあって明るい。 川は幅7、8メートル。 冷たい。上空をタカらしき大型の鳥が旋回している。 最初吠えていた犬とは仲良くなり、ビーフジャーキーをあげた。 (8月25日訪問) (ガイド本から) 徒歩で7マイル。 標高は6200フィート。 スタンレーから国道21号を西へ21マイル。 林道82、579を右折、ブルース・ミードース(BRUCE MEADOWS)とバンダリークリーク(BOUNDARY CREEK)方面へと向かう。 約八マイルでファークリークキャンプ場へのサインを見つけて右折する。 どんづまりが駐車場になっている。 最適な湯温の清らかな風呂に体を横たえ、次々に風呂を替える。 そんな光景を想像してみてください。 このアイダホでも最大規模ともいえる温泉は川沿いで、しかも太陽に暖められた石に縁どられているにもかかわらず、うっそうたる森に囲まれて静かな雰囲気を漂わせている。 このため、開放的な気分にひたれる。 その環境は自然が与えてくれる最上のものとも言える。 ベアバレークリークはこの温泉ではない別のことで名を馳せている。
この川は下流でマーシュクリーク(MARSH CREEK)に合流して、ミドルフォークサロモン川の源流となる。 ノーリターン自然保護区における景勝地のひとつである。 この川沿いの道はかつてサルモンの漁師たちによって頻繁に使われていた時代もあるが、この10年は産卵するサケの保護の為の禁漁が決まってほとんど利用されなくなった。 このため、温泉をひとりじめに出来る可能性が高い。 |
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