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ガイドブックに書いてあるような林道への看板はなく、迷う。 しかし、どう考えてもほかには考えられないので、雪が結構あるが、轍がなくなるまでいこうと入り込む。 指示の通り7マイル程度いくと、到着した。 温泉の手前には木の柵が出来てその内側にはベンチがしつらえ、ピクニック会場の雰囲気を漂わせている。 ピックアップトラックが一台止まっていて、青年がなにか車の回りで仕事をしている。 温泉は風呂の周囲に高さ30センチほどの囲いができていて、その上に腰をかけたり、脱いだ衣類を置くことができるようになっている。 風呂は苔が多く、しかも、それが浮き上がっていていささか気持ち悪い。 それでも、サンダルをはいて入り、しかも、風呂の横壁に触れなければ結構快適だ。 僕らが到着してすぐに家族連れが到着したが、すぐに行ってしまった。 こんな夕方にどこへ行くというのだろうか。 軽トラックも消えてしまい、連れと二人きりかと喜んだが、まもなくトラックは戻ってきて青年が「入ってもいいか」と聞くので、歓迎の意を示す。 しばらく、沈黙したものの、すぐに話を始める。 彼はこのわき道へ入る本道をさらに北へ少し行ったところにある工場で働いているという。 何の工場かと聞いたら、なんと地熱発電所というではないか。 そして、この一帯は以前は石油試掘が行われ、その結果としてここの温泉もわきだしたし、発電所も同じだそうだ。 この周辺にはまだ小さな源泉がいくつかあるという。 彼はその発電所に7年勤めており、その前はさらに北にある鉱山にいたこと。 その鉱山はホウ素を採掘しているという。 都市よりもこうした田舎が好きで、毎日のようにここに来ている。 金鉱堀りとオフロード、それに釣りが楽しみだそうだ。 自然児といえばそうだが、この若さでこんな地の果てに暮らしているのはやっぱり不思議だな。 彼と話しているうちに太陽は西の山に隠れ、東の山々はピンク色に燃え出した。 雪の山を眺めながらの温泉は最高。雪道をきてよかった (2月14日訪問)
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ネバダ州
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