米国 天然温泉(野湯)探検

米国には日本に負けず劣らず、たくさんの天然温泉が各地に自然湧出しています。探検記録を紹介します。

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 案内図通りにたどりつく。
 左岸にいくつかプールがあるが、いずれも熱すぎてダメ。

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 先客の黒い水着のお母さんとビキニの娘がいたが、彼女たちも「熱くてダメ」という。
 確かにチンチンだ。
 しかも緑の藻が多くて、とても入る気はおこらない。
 彼女がいうにはこの奥の温泉は素晴らしいとのこと。
 ここはスキップして向かうことにする。
 (8月23日訪問)

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(ガイド本から)
 クローチから林道698号を北上する。
 約15マイル。
 ロッキーキャニオンから2・5マイル。
 671号を右に分ける所にトレイルクリークキャンプ場がある。
 この分岐を左にとって0・3マイル。
 そして左へ別れる道へはいる。
 円形になったどんづまりは川のすぐ横でその右手に温泉はある。
 クローチ(CROUCH)の町から北へいく。
 突き進むといった感じだ。
 道は簡易舗装の広い林道。
 思いのほか飛ばせる道は、はじめは右岸を走るが、やがて、左岸へ渡り返し、すぐにハードスクラブル(HARD SCRABBLE)キャンプ場。
 
 ここから1・6マイルぐらいか。
 左に突き出たところに車が2台とまっていた。
 ここは川床との落差は4メートルほど。
 車を止めて対岸を見渡す。
 すると、対岸の坂を登っていくおばさん一人。
 犬も一緒。

 川床から6メートルほど上に木がいくつも横になっていて、そこに温泉があるらしい。
 川の横へ降りて、渡る。
 幅は10メートルほど。
 これが結構、冷たいのだ。
 渡りきると犬が迎えてくれて、ワンワンと吠える。

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 ふと横を見ると、川の脇に石垣で組んだ円形(直径は2メートルほど)の風呂があった。
 そこに息子がいたのだ。
 どうやら2段構えのようだ。
 多分、上部が熱いのだろう。

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 水はとにかく、輝くように美しい。
 風呂の床は花崗岩の細かな石で少々お尻が痛い。
 しかも、浅いのだ。
 いわゆる寝湯向きか。
 それで2、3人がいっぱいだ。
 上の様子はわからないが、おばさんの仕草を見ると相当、苔があるようだ。
 湯はいささか温めだが、夏はいい。
 花こう岩の粒が真っ白だけでなく、緑もあり、桃色もあって、美しい宝石のようだ。

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 赤くて小さな糸状のミジンコらしき動物もいる。
 ここは林道から丸見え。
 女性の裸は厳しいかもね。

 湯は無味無臭。
 アメリカの温泉はほとんどがこれだ。
 ここは増水すれば、渡れなくなって閉鎖だろう。
 川幅が広く、とても明るい温泉だ。
(8月23日訪問)

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(ガイドから)
 水着必携。
 標高は3440フィート。
 クローチから林道698を北東へ12・5マイル。
 温泉は120度(華氏)で川に向かった斜面から流れ出る。
 カスケードのホテルを朝6時過ぎに出発。
 まだ暗い中、昨日走った道を行く。そして林道474号のモリーズ方面とは逆の北行に入る。
 ここから4・5マイルだ。

 林道をどんどんと進むが、しばらくして、というか、ちょうど半分ほどしてから行く手が通行止めとなる。
 ゲ。
 マイル表示を見ると残りは1・9マイル。
 ま、歩くべき距離と判断、足ごしらえをして出発。   

 まだ明けきれない薄暗い林道をただひたすらテクテクといく。
 30分と踏んでいたが、35分ぐらいで川の右岸に沿っていた林道が離れる。
 というか、川が大きく左へ蛇行している。
 林道はまっすぐ伸びている。

 やがて、十字路。
 どうもこれらしい。
 説明にあるようなクリークを渡ってはいるが、水がなく、これがそうなのかどうかは心許ない。

 左折してみる。
 最初の300メートルほどは車が入れる広さだが、4WDでなければだめだろう。
 どんづまりに焚火の跡もある。
 ここからは普通の踏み跡になる。
 川を真下に見おろしながらいくと、ひとつ湯気が見えてきた。
 と、その途端、それよりもちょっと左手上流にドボーンという音がする。
 人間が飛び込んだのかと思ったが、対岸にはねあがったのはムースだった。
 まったく驚かせる奴だ。
 と思うが、向こうも同じことを考えているだろうな。
 
 その湯気の所へ降りてみると川の脇の岩の割れ目からとうとうと熱い湯が湧いている。

 しかし、その湯はそのまま川に流れ込んでおり、とてもちょうどいい湯加減のところはない。
 とするとこれではないのでは、と思いつつ、もう一度、上へ上がって先へ行く。

 あった。モウモウと白い湯煙があがっている。

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 見おろすと広い河原に石で囲った風呂もある。
 下へ降り立つ。
 湯は対岸も含めて5、6カ所から湧き出している。
 目につくのは右岸の岩の中腹から湧き出て滝となって落ちている湯だが、その近くの風呂に入ってみると、熱くてとてもだめ。
 川に近い奴は温すぎるときている。

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 やむを得ず、もう少し下流の大きな倒木の脇の所へ行くと、ここがちょうどいい。
 これはその岩場の湯が流れてきて温くなっているのかと思ったが、そうではなく、水の底の各所からかすかな泡を出しながら湧いているのだった。
 すごい。
 砂利の下は温泉というわけだ。

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 苔がひどいので、一度、ひっくりかえしてきれいにし、あとはのんびりと浸かる。
 川のせせらぎと湯滝の音。
 時に飛行機の音がするだけで、人気はまったくない。
 結局、あそこを通行止めにしてくれることはいいことなのだ。
 いつの間にか上空は雲ひとつない青空が広がった。
(8月23日訪問)

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(ガイドブックから)
 標高4800フィート。
 裸歓迎。
 林道474号を北上して4・4マイル。
 ニッケルクリークを過ぎたところを左折。
 しっかりとした広い道はすぐに踏み跡へと変わる。
 方向を北へと変えてまもなくすると崖を急降下してプールへとたどりつく。

 沸騰した湯が崖の途中から流れだし、蛇行した川のそばにある石と砂でできたプールへと流れ込む。
 対岸にもたくさんの湧出場所を見つけることができる。
 ペニーは利用者が少なく、しかも増水時にはプールは水面下に沈む。
 豊富な湯は自分で望ましいお風呂を作りたいという有志を歓迎している。
 その気があるのなら、シャベルを持参するといい。
 ワームレークから林道を来るとまず対岸にツービット、シックスビットの沢が現れ、続いてこちら側にダイム、ニッケルと過ぎ、この温泉の先にはダラー沢がある。
 その間にあるこの温泉はペニーはペニーでも潜在力の大きなペニーだ。
 キャンプ場に車を止めて、小川のそばにかかる丸太の橋を渡る。
 あと2回、それを繰り返す。
 そのあとは左岸沿いに川に近づいたり、離れたりしながら進む。
 倒木がすごく、川に覆いかぶさっている。

 早足で15分かかった。
 川が温泉そのものなのだ。

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 上流50メートルほどのところで川床から70ー80度の湯が湧いている。

 雨が降ってきた。
 雷も鳴り出した。
 家族連れが10人。
 みな水着をきているので、オレも今日、初めて着る。

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 犬が一匹寄ってくる。
 川は丸太などでせき止められてプール状の温泉になっている。
 40度とちょうどいい。
 いや、長く入るには気持ち温いかもしれない。

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 縦6メートル、横5メートルはある。
 深さは40センチメートルほど。
 大自然そのものでいいが、人は多そうで、いまひとつ落ちつけない。
 周囲の針葉樹の林が時々、かしいでキキキと音を出すのが、まるで生きていて、こちらに話しかけるようで、不思議だ。
 (8月22日訪問)

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(ガイドブックから)
 駐車場から0・5マイル、川いっぱいが温泉となっている人気のある温泉だ。
 標高は5600フィート。
 水着は自由だが、大半の人はつけている。
 林道474号に入ったあと、6・5マイル走る。
 広い草原を過ぎると右手にキャンプ場が見えてくる。
 丸太の橋からトレイルが始まる。
 さらに2つの丸太を渡ると倒木がころがる沢ぞいの道となる。
 これをそのままたどれば温泉に着く。
 たくさんのゴボゴボと湧き出す湯が集まって温泉川を形成、これが下流に行くに連れて温度が下がってくる。
 最も望ましい105度(華氏)前後に下がった地点に丸太でせきとめたプールが作られている。
 エメラルドグリーンの温泉は縦横30フィートほど。
 底は砂と泥でできている。
 利用者が多いせいか、幾分荒れている。大事に使ってほしい。

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(別のガイドから)
 ここの温泉は地上に出てきた時にはまた沸騰している。
 これがサロモンリバーの水と合わさり、さらに川を下って温度が100度から105度に下がったところに風呂がある。
 外気の温度によっても変動する。
 ガイドの指示通りの十字路に車をとめ、右へ細い林道をいく。
 左に緩くカーブしながら、川沿いに200メートルほどいくと、橋があり、渡ったところをすぐ右折。
 細いトレイルを50メートルもいくと、左手上部にある。

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 ガレ場のような斜面から湧き出しているらしく、ホースが3つ、相当上の方まで伸びている。
 そこから集めた湯を最後には1本にまとめて、斜面に木を組んでビニールシートを敷いた人工的な縦横2メートルほどの風呂に2つの湯滝となって落ちている。

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 風呂の底はゴロゴロとした石で座り心地が悪いうえ、若干温め。
 川を見おろす絶景にあるし、向こうから誰か来るごとが確認できるのもいいが、長居をする気分のところではない。
 人はいなかった。
(8月22日訪問)

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(ガイドから)
 モリーズタブからさらに林道474を南へ0・6マイルいくと十字路がある。
 ここに車をとめ、自動車止めのある西に伸びる林道をいく。
 すぐに橋がある。
 渡ってただちに右へ曲がって下流へと向かう。
 すぐに緩やかな登りとなってプールにたどりつく。

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 木の壁が川を見おろす斜面を滑り落ちる120度の温泉をせき止めている。
 四角のプールは斜面の中腹にビニールでガードされてある。
 いい循環がプールを常に清潔にしている。
 風呂の温度はプールに流れ込む湯の量を調節することによって行う。
 近くの木にはデューク(DUKES)温泉と書いてあるが、モリーズがよく知られた名前だ。
 風呂の脇に乾いた木の踊り場があり、眼下に川を眺めることができる。

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湯太郎
湯太郎
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