米国 天然温泉(野湯)探検

米国には日本に負けず劣らず、たくさんの天然温泉が各地に自然湧出しています。探検記録を紹介します。

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 ワームレークへの道路をトレイルクリークから東へさらに進む。
 やがて川を渡ると右へ林道が見えてくる。
 フォレストロード474だ。
 案内の通り、1・3マイル進むと右に車が3、4台程度止まれる広さの避難帯がある。
 車は2台。

 広い河原の右岸のやはり川に向かって岩が突き出た割れ目から温泉が湧いている。
 ここは相当、熱い。
 50度以上はあるだろう。

イメージ 1

 ここには残念ながら石作りのプールはない。
 湧出場所の岩の真下に金属製のタブが5つ並んでいる。
 家族連れ4人が出たところで、ちょうど空になった。

 タブに向かってホースが2つ。
 これを風呂の中に差し込み、栓にフタをする。
 一人が済めば、栓を抜いて空にする仕組みだ。
 すぐに一杯になる。
 バケツがひとつおいてあって、これで川の水を汲んでちょうどよい温度にする。

イメージ 2

 ザブンと入ってしばらくして男3人組。
 2人は若く、一人はオジさんだ。
 タブは5つしかないので5人来れば一杯だ。
 ここも本来ならすごい静かなところだろう。
 タブの脇には板のすのこがある。
 家族連れは水着だったようだが、あとの3人組は当然、裸。
 湯は無色透明で、何の臭いもしない。

 スノコが濡れて苔がついていて、危ないと注意されたにもかかわらず2度も転倒。
 一度は左足の甲を内出血。
 ひざも一部出血。
 もう一度は右足の親指に傷を作ってしまった。
 最低。
 (8月22日訪問)

(ガイドブックから)
 標高は5200フィート。
 5つの塗装されたバスタブが整然と並んでいる。
 ホースを使って湯をタブの中に交互に引き入れる。
 川の水で温度を下げることもできる。
 ボイジーから55号をひたすら北へいく。
 約2時間。
 初めは不毛の山々だったのが、北上するにつれて木々が大きくなる。
 渓谷沿いの川は急流でラフティングに最高。
 これだからアイダホはラフのメッカなのだ。

 カスケードの町に2時間でつく。
 ここにまもともなモテルがない。
 困った。
 ここでワームレーク(WARM LAKE)へ向かって右折。
 よく舗装された快適な道だ。
 約19マイル。
 峠を越えてあと少しだ。

 右手にあるマイルポスト61Mを過ぎ、0・3ー0・4マイルで右が大きな砂利の駐車場。
 車が一台。
 降りて西側一杯の崖から10メートルほど下の渓谷をのぞくと女性の声。
 でも、服を着ているようだ。
 木立の中の踏み跡を拾って下る。

イメージ 1

 温泉は右岸側の川床よりも3メートルほど高い岩の割れ目から湧いている。
 緑が濃い。
 しかし、まったく臭いはしない。
 温度は45度ぐらいか。
 理想的だ。

イメージ 2

 湧き出た温泉は川にせりだしたまるで溶岩流のような岩の中央の割れ目を流れ、最後にチューブに入っていく。
 川の横には下から順に石で囲んだ半径3メートルの浅めの風呂。
 その隣に人が一人入れるバスタブのような金属の浴槽。
 その向こうにも何カ所か湯が湧いている。
 人は女性が3人、男性1人だが、2組のような1組のような行動をしている。

 女性のカップルは2人とも40歳前後か。
 全員がまだ着いたばかりで、裸になっていないので、水着着用がどうかわからず、ぐずぐずしていると、やがて、女性が一人、素っ裸になる。
 彼女はバスタブへ。
 あとの2人は上流へひっそりといってしまった。

イメージ 3

 女性2人のもう一人の連れはいろいろこちらに話しかけてくる。
 米国の温泉を本にするというと、
 「やめてほしい。人がこれ以上、来ることはうれしくない」
 とはっきりいう。

イメージ 4

 そのあともそんな話ばかり。
 2人とも15ー20年、ここに来ているという。
 最近では人が多すぎてがっかりすることが多いという。
 「私の子どもで4代目」とか、「下流に10年前までは大きな温泉プールがあったが、ダムで埋まり、結局、このあたりに来た」とかいろいろ。
 とにかく、有名になったことが悪いことをいいたてる。
 確かにわかるね。

イメージ 5

 この谷はほんとうに小さな沢という感じだが、針葉樹の林が美しい。
 せせらぎもいい。
 きっと夜空の下というのも可能なのだろう。
 彼女たちがいうには、次にいこうと思っているモリーズタブはどうやら、一年中、満員だという。

 彼女たちも無邪気。
 平気で裸のまま向かい合う。
 それではあそこが丸見えでしょう。
 ビールとタバコまでくれた。
 ボイジーに住み、今日はワームレーク泊まりだという。
(8月22日訪問)

イメージ 6

(ガイドブックから)
 標高は5900フィート。
 115度(華氏)の温泉が湧きあがり、浅いプールへと流れ込む。
 その間にはホースで温泉を流し込めるバスタブがひとつある。
 熱ければ沢の水を加えることで調整もできる。
 バケツが時々はある。
 駐車場の西端から見えるが、通過するだけの車両には見えない。

イメージ 7

(もう一冊のガイドブックから)
 この場所に訪れると有名な山男のシルバンハートになった気持ちになる。
 彼の話は最後の山男と題する小説に描かれている。
 彼は長年に渡ってサロモンのサウスフォークに一人で住んでいた。
 そしてたびたび、トレイルクリークの温泉を利用したという。
 この温泉は岩の割れ目から122度で湧き出てくる温泉を貴方のお好みの温度にしたてあげることができる。
 いい靴を持参することをお薦めする。
 駐車場から沢へ降りるのはちょっと大変だから。
 ウーレイから国道550号をさらに北上。
 谷沿いにゆるくくだっていく。
 谷が開け、美しい牧草地が広がる。
 さて、どこにあるのかと地図を見ながら運転していると、道を大きくはずれ、右の境界ポストにあと一息でぶつかりそうになる。
 ハンドルを急に切らなかったせいでスピンもせず脱出。
 よかった。

 胸をなでおろしているうちに町の中心へ。
 やむを得ずスタンドで給油しつつ、またそのあたりのパンフレットをあさる。
 カウンターのところにこの地区の地図があった。
 その中の広告に町よりウーレイ方面へ1マイル、その右とある。
 Uターンしていく。

 正確には1・3マイルぐらいあって、道がゆるく右カーブした右手に北に向いて小さな看板があった。
 砂利道を100メートルも入ると建物がある。
 ここだ。

 声をかけると2階でベッドメイクをしていたおねえちゃんがやってきた。
 初めてだというと、いろいろ規則を説明する。
 アルコールはダメ。
 インドアの風呂は水着を着ること。
 外の風呂はヌードでもいいとのことなど。

イメージ 1

 7ドル支払って地下の更衣室でとりあえず水着を着る。
 まずは外へ出て、北西側にある大きなプールへ。
 すでに14人がいた。
 プールは直径10メートルの円形。
 いちばん深いところは1・2メートルはあろう。
 周囲は板ばりのところもあって、ちょうどプールを囲んで半分ほどは寝転がって楽しめるようになっている。
 湯は気持ち温い。

イメージ 2

 客は水着組とヌード組が半々。
 中年の2組のカップルは夫人も堂々と素っ裸。
 若いスタイルのいい女性が2人いたが、彼女らは黒の水着を着ていた。
 黒の水着の女性の友人らしき女性は妊娠中らしく、すごい出腹。
 なのに白いパンツに白いTシャツを着て入っている。
 乳首が透けて見える。

イメージ 3

 風呂の周囲はさらに高くなって一部には木の柵で覆ってある。
 小振りのひまわりやコスモスの花が美しい。
 客が多すぎてそれぞれの交流というものは希薄だ。
 湯の温度は38−39度か。

 建物の方へ戻る。
 すぐ西側にやはり木の塀に囲まれてサウナと2,3人が入れる円形風呂がある。
 この風呂は熱い。
 水はキラキラできれいだが。

イメージ 4

 建物の地下にある個室は3つのうち、2つが使用可能。
 長方形の大きな浴槽があり、家族4,5人でオーケーだ。
 ただし、鍵は保安上の理由からか、かからないようだ。
 最後がインドアのプール。
 ここは円形で直径6メートル。
 ひざ立ちで顔が出る。
 はじに腰掛けもある。
 プールと同じで温めだ。でも、大変心地よし。
 気持ち外が暑いせいか、日陰のこの部屋が心地いい。
 風が入り、鉄製の風鈴がかすかな音をたてて、風情もある。
 しかも清潔だ。(7月26日訪問)

イメージ 5

(ガイドブックから)
 住所1585COUNTY RD #3 RIDGWAY
 CO 81432 303−626−5324
 小さくてしかもかわいらしいロッジに隣接して温泉がある。
 マウンテンバレーの中に位置する。
 標高は7000フィート。
 ミネラルウオーターは数ヶ所から112−127度(華氏)の範囲で湧き出している。
 そしてこの湯をパイプを使ってそれぞれの風呂へと送り込んでいる。
 化学処理はいっさいしていない。
 宿泊客だけでなく、日中の使用は一般にも広く開放している。
 個室式の風呂も4つあり、温度は105−109度に保たれている。
 排水はきちんとしており、いつも清潔になっている。

イメージ 6

 サウナと連結してある石組みの風呂は105から108度。
 セメント作りのインドアの風呂は3フィートの深さ、直径は25フィート。
 温度は101度。
 冬場は104度に調整されている。
 さらに屋外最大の風呂は深さは6フィート。
 直径は30フィートある。
 温泉は常に底と横の壁から湧き出している。
 温度は103度から105度。
 インドアプールを覗いて水着の着用は自由。
 パゴサスプリングスの街は、かつてインディアンが愛用した自然噴出の温泉地だったようだ。

イメージ 1 

 街の中心部に湯の湧き出す様を人工的な山型のフォーメーションにしている。
 ぶらぶら散歩するだけで楽しいようになっている。
 中心地のモーテルの多くはこの温泉を引き湯した風呂を持っているが、やはり本命は源泉の脇に建つこのモテルの風呂だ。

イメージ 2

 ここにはいわゆる8角形の風呂が4つ。
 もう一つは湯が流れ込む大きな池を見下ろすようにして自然の風呂を模したようになっている。
 脱衣場もある。
 ここは水着着用義務だろう。

イメージ 3

 入場料は4・5ドル。
 朝6時半から午後11時までやっている。
 カウンターで券を受け取って入る。
 
イメージ 4

 湯は硫黄の臭いをしっかりさせているが、濁りはない。
 心持ち湯の花が踊る。
 温度は42度ぐらいか。
 年寄り夫婦が一組いた。
 
 朝8時半、朝陽を浴びながらの入浴もまた気持ちのいいものだ。
 明るく開放的な分だけ秘湯のムードからは縁遠い。(7月26日訪問)

イメージ 5
 パゴサスプリングスのレンジャーステーションで地図を入手して行くようにと案内の本には書いてあったが、そのレンジャーステーションのありかがわからない。
 Kマートに入って地図を探すがない。
 こりゃ困ったなあと思いながらふと入口のところに積まれている町のパンフレットをつまんでめくっていると、町の拡大地図があって、ここにありました。

 レンジャーステーションに入って地図を3ドルで買う。
 ついでにおばさんレンジャーにもう一つの温泉のありかを聞くと、説明してくれたが、
 「ここのところ雨で増水しているのでダメだと思う」といわれる。
 そうか、ダメか。ま、明日のことだと思いつつ、レインボウ温泉の方を探す。
 
 あった、地図に載っていた。
 ただ、説明書の通り、車を置いてから5マイルはしっかりある。
 これは相当の歩きの覚悟が必要のようだと気を引き締める。
 
 ウルフ峠へ向かう160号で北上、山が行く手に迫って、山の中腹を道が登っていくのが見えた。
 左の谷へと向かう林道に入る。
 まず、キャンピングカー専門のキャンプ場を過ぎ、次にウエストフォーク(WESTFOLK)キャンプ場の案内があるが、ここは門が閉ざされていた。
 林道が右岸に渡ってさらにいくと、駐車場。
 これ以上は車では入れない。
 10台ほどの車が止まっていた。
 行く準備を整える。
 
 雲行きがよろしくなく、果たして雨に降られずに済むのかという不安がよぎる。
 ゲートの脇からスタート。
 しばらくは私有地の中の林道で、頻繁に「私有地につき、トレイルをはずれるな」の看板が現れる。
 ゲートを過ぎて200−300メートルほどいくと、大きな門構えで「BORN LAKE LANCH」とある。
 車を降りた時の馬のいななきは空耳ではなかったのかな。
 木立の間からログキャビン風の建物が2,3軒見え隠れする。
 
 大方、抜けたかなといったところに案内図。
 温泉まで4マイルとある。
 ここのところ、雨が多いのか、針葉樹の森の下の道は砂利が敷いてあるところはいいが、所々激しくぬかるんでいて、歩きにくい。
 道はサンジュアン川の右岸を進むが、川は相当下だ。
 
 いったん、背の高い木のない草原状のところに出るが、ここはコバイケイソウやシャジン、キンポウゲ、それにトリカブトの仲間が乱れ咲いている。
 やがて、道は右岸の谷へとジグザグを切りながら降りていく。
 降り立ってしばらく進むと、真新しい木製の橋で左岸に移る。
 続いてちょっといくと、右にビーバークリークを送るため、再び新しい橋を渡る。
 サンジュアン川の本流よりもこちらの方が水量は若干多いのではないだろうか。
 ここで道は両方の沢の中央の高みへと急登する。
 このコース一番の登りだ。
 このあたりからついに雨がパラパラ落ちてくるようになる。
 やばいけど、ここまでくれば引き返しはない。
 濡れ鼠であったとしても、前進だ。
 
 地図があるからかろうじて不安にならないが、そうでなければどこかで断念したくなりそうだ。
 上着が濡れてくる。
 右に山の上への道を分け、しばしいくと、おにいちゃん二人連れが温泉はまだだろうか、と聞いてくる。
 あと、0・5マイルぐらいだろうと、地図を見せつつ説明する。
 
 そうして2つ目の沢を横切ってすぐに分岐。
 明らかにここだ。
 左の踏み跡で沢へ近づく。
 ところが、道は錯綜しているし、20メートルほど下の川までは切り立った崖だ。
 おかしいと思いつつ、それでも身を乗り出して川をのぞくと、人ではなく、犬が2匹うろうろしている。
 いずれにしろ、風呂があることの証だ。
 もう少し、上流へ行きながら少しずつ高度を下げ、ようやく川の脇まで降り立つ。
 あとは下流側へ向きを変え、10歩も行くと湯気が昇る。
 
イメージ 1

 いよいよだと前進すると、ふいに肌色が動いた。
 一瞬でよくわからなかったが、裸の女が木陰に隠れてタオルをまいたようだった。
 たどりつくと、事情がのみこめた。
 若い、まだ15前後の女の子が二人、タオルをまいていた。
 その横にオヤジさんらしき人。
 オフクロさんは悠然と風呂からあがってくるところ。
 もちろん、隠そうとする気配さえない。
 米人にしては小振りの胸だった。

イメージ 2

 風呂のほうに目をやると、これまた若い男女のカップル2組。
 もちろん、裸。
 水面にピンク色の乳首が揺れている。
 迷わず私めも裸になって入る。
 ちょうど、家族連れ4人は帰るところだったようで、残念ながらまだ熟れる前のヤンキー娘の裸はおがめなかった。

イメージ 3

 湯は川の水面から上、5,6メートルの崖の岩の割れ目からドクドクという感じで流れ出ている。
 これが岩の斜面を流れ落ち、まず中段のテラスに木と石をはめこんで無理矢理一人分の体を横にできるように作った浴槽に流れ込む。
 次にここをあふれた湯が、川の流れのすぐ脇に石組みで作られた風呂に入っていくという寸法だ。

イメージ 4

 温泉は割れ目の出口を出た時で40度ぐらいか。
 上段の風呂はまずはちょうどいい。
 下の風呂は36度前後のようで温かい。
 冬場はちょっと無理かもしれない。
 しかも水はいくぶん濁り気味。

イメージ 5

 脇を川が流れる中、周囲はうっそうたる針葉樹の林。
 雨もやんで気分は上々。
 そのうえ、2組のカップルは「ハーイ」と声を交し合うと安心したのか、警戒心を解いて女性二人もはしゃぎ出す。
 彼といっしょに冷たい川の流れで遊ぶ。
 当然、丸裸のままで。
 2人は1人が金髪。一人が栗毛色。
 この栗毛色の彼女は元気いっぱいで、裸をさらすのに抵抗はゼロ。
 細身の癖に豊かな乳房をしている。

イメージ 6
 
 もう一人の金髪の方はややおとなしめ。
 乳房は小振りだ。
 2人とも風呂から出る時に後ろ向きにかがんで出るので、尻の割れ目からヘアがのぞく。
 でも、こう開放的だと興奮はしないね。

イメージ 7

 下の風呂は7,8人収容か。
 幅2メートル、奥行き7,8メートルか。
 2組のカップルは犬2匹を連れていて、これが両方とも好奇心があるくせに臆病そう。
 4人が「二匹ともチキンなの」と言っていた。
 でも、かわいい。
 それにしても、こういうカップルたちを見るにつけ、やっぱり、オレも連れがいないと不公平だなと思う次第だ。
 
 温泉は入口からぶっとばしで1時間50分という遠隔地。
 評価は星3つがいいところだろう。
(7月25日訪問)

イメージ 8

(ガイドから)
 原始的な川の脇にある温泉。
 標高は9000フィート。
 一年中利用は可能。
 自然の温泉は温度が104度(華氏)で、サンジュアン川のほとりにボランティアが作った岩と泥の風呂に直接流れ込む。
 風呂は常に100度以上になっている。
 水着の着用は自由。
 いちばん近いキャンプ場から6マイル。
 食料などを調達できる町から25マイル離れている。

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