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ザイオン国立公園のロッジを後にして国道9号を下っていく。 目的のハリケーンが近づくと谷を渡る。 そろそろかなと注意して走ると左手に新しい小型の看板がたっていた。 左に下りながら簡易舗装の道をいく。 下りきった所に建物。 左には橋がかかっているが、通行止めだ。 建物の脇をさらに奥へ進もうとすると、建物の前にいたお兄ちゃんが手で止まれと合図する。 ここが受け付けだったのだ。 一人5ドル。入り口の看板には毎週火曜と水曜はプライベートな利用となっていて、一般は入れないらしい。 ラッキーだった。 駐車場はさらに20メートルも進むとあった。 車は10台程度止められるかどうかだ。 車を降りて砂利の小道をまっすぐに進む。 やがて、行く手に簡易な更衣室らしき建物とその手前にセメントで仕切ったお風呂がいくつも並んでいた。 硫黄臭が漂う。 お湯は右手の岩の割れ目から湧いているようで、それがいくつものセメント製浴槽を流れながら最後に左手の川に流れ込むというわけだ。 浴槽は5、6個あるが、実際に使用しているのは4つ。 いずれもきれいな湯。 温度も源泉に一番近いのが40度ぐらいか。 段差を生かした下の風呂はもう少しぬるめ。 いずれも快適。次の浴槽へ流れこむ出口の所には一様に湯の花が積もる。 日本だったらこれをかき集めること請け合いだ。 河原に降りてみる。 風呂場よりも2メートル程度下がったところが河原。 なにやら川面がぶくぶくしていると思ったら、これがすべて温泉なのだ。 すごい。 川の左岸のこうした泡で感動していると、川の流れの反対側にいわゆる別府の地獄のように泥状の砂の何カ所かがブクブクと大きな泡を膨らませている。 なんだと接近すると、これがまたすべて源泉なのだ。 すごいすごい。 こんなのはじめてだ。 片足を突っ込もうとすると、どうも深そう。 連れの手をおれがしっかり持って彼女に足を入れさせる。 結局、深さは50センチぐらいだった。 これが4つある。 どれも最高。 体を突っ込むとちょうどぴったりとはまりこむ。 しかも、その湧いてくる湯の力で体がその泥の中でぷかりと浮くのには驚いた。 こうして遊んでいる最中、20分は連れと二人切り。 こんな天国、絶対に味わえない。 日本人でこの幸福を知ったのは俺と連れが初めてだろう。 対岸に木製の階段があるので、登るとここはプライベートなコテージと風呂があるようだった。 川は全体が温泉。 どこもかしこも快適なのだ。 川を遡っていくと、各所に源泉が湧いている。 ほんと、こんな温泉、世界にも数少ないだろう。 次にやってきた若いにいちゃん2人は飲物を持って上流へ。 遅れて続々と客が登場。 親子連れの子供にこの泥地獄を見せたら、我々が帰るころはすっかり気に入ったらしく、飽きずになんども遊んでいた。 それから駐車場脇のプールへ。 砂が水着に入ってしまったので、連れにプールの中で裸になるよう指示して、そうして彼女が裸になるやいなや、他のお客が現れて大騒ぎ。 慌ててまた水着着用でした。 でも、ここの温泉は最高。 絶対にもう一度来る!と決意したのだった。 評価 ★★★★★(7月16日訪問) ★パンフレットの説明 何世紀にもわたってパーテンパは平和な湯治場として、愛すべきオアシスとして、世界各国の紛争などからは縁遠い地としてその存在を続けてきました。 私たちの目的は貴方や貴方の家族、そして友達に健康でリラックスした楽しい経験をしてもらうことです。 これを実現するために利用者の皆様にご協力をお願いしています。 どうぞ、トラブルや問題がありましたら、事務所に連絡してください。 ★ガイドブックより ここは温泉狂いの人であれば、一生に少なくとも1回はいくべき場所です。 適度な大きさの川にのしかかるように迫る岩崖。 そしてその崖の各所から湧きだす温泉を想像してください。 熱い滝が冷たい川へ流れこむさまを。 それがパーテンパです。 温度といい、湯の量といい、そうして川の流れといい、すべてが楽しめます。 私たちは特に首の周りのマッサージにもなる湯滝を好みました。 家族連れを喜ばせるリゾートのひとつと言える。 子どもたちは浅い川で水しぶきを上げて楽しむでしょう。 その間、親たちは涼しい岩穴に用意された暖かい岩風呂でのんびりできる。 パーテンパは世界的にも有名です。 湯の噴出量だけみても驚くべき量だ。 最近の調べでは1分間に5000ガロンという。 また、鉱物の含有率も高い。インディアンが湯治に使ったのがさもありなんである。 ★別のガイドブックから
ここは新しいオーナーによって改装されたリゾートで、バージン川の渓谷の底や脇から温泉が流れ出る素晴らしい場所である。 標高は3000フィート。 自然の温泉が岩の割れ目や川底から湧いていて、温度は華氏105度から110度。 塀に囲まれた温泉プールは100度。 7つの川に沿った浴槽は102度から106度。 二つのプライベートなハイドロジェット型プールは105度に設定されている。 湧出量が多いため、化学処理を施す必要がない。 水着の着用が求められている。 |
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ウォールクリークでエリックたちと別れてオークリッジ(oakridge)から国道58号を東へ向かう。 エリックの言った「マイル表示を見ていけ」という指示にしたがってそればかり見ながら進む。 45を過ぎて46が近づくと右手に大きな駐車場。 彼は46を過ぎてと言ったがひょっとして彼が言うのは上流から下流に向かって走ってのことかなと思いつつ、1マイル行くが案の定ない。 戻る。 駐車場にはサインはないが、川へ降りてみる。 よく踏まれた道がある。 100メートルで河原。 そして、大きな円形プール。 広さは半径6、7メートル。 山側から二カ所100度近いお湯が湧いている。 このプールは広いけど、浅くて、女性だと胸が出てしまうほど。 湯は熱い、熱い。 川寄りが少々ましか。 東洋人一人、白人2人だった。 ここはほかにもう一つと、対岸に3つのプールがある。 こちら側の方が熱い。 それに川を直接渡るのは女性だと少々難しいかもしれない。 対岸にはカップルがいた。 河原は広く、明るい伸びやかな温泉だ。 (7月4日訪問) (ガイドから) この温泉は広い川と国道にサンドイッチされた所にある。 泡がわきだし、しかも温度範囲は95度から105度。 パーティプールの広さは15×20フィートで、膝の深さほどある風呂の底は砂っぽい泥かとがった岩やガラスのかけらまでいろいろだ。 マックレディはいつでもパーティができる。 平日でも週末でもあるいは夜暗くなってからでもいい。 一年中いつでもいける。 幾分、温い風呂が川の反対側にもある。 足を濡らさずにたどりつくには国道をさらに0・5マイルほどいき、それからシャディギャップ(shady gap)で橋を渡って1マイル下ればいい。 そうしてしっかりとした道を0・25マイル下って川へ降りればいい。 |
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クーガーから山を越えてオークリッジ(OAKRIDGE)の街へたどりつく。 ガイドではこの街から林道(FOREST SERVICE)24号を9マイル行けとなっているのだが、どうしてもその24号がみつからないのだ。 街をあちこち、そう30分は楽にロス。 結局、詳しい地図がなければ無理と判断、街中のスーパーへ。 ここで売っていた詳しい地図を見て、ようやく確認した。 結局、24号を北西に10マイルほど進むと、左へ林道1934号が分かれていく。 これをとって左へ砂利道をいく。 500メートルほどで左手にトレイルのマーク。 しかし、温泉の案内はない。 車は1台。 ここしかない。 入っていくことにする。 林の中を小川の左岸を進んで行く。 しかし、こんなムードでこの先に温泉があるとはどうしても思えない。 が、入っていく。 道が気持ち谷に接近すると行く手に人。 目が悪いので首をかしげたが、どうやら女性のようだった。 近くによって木の陰から見るとショーツ一枚であることがわかる。 乳房が揺れていた。 気配に気づいてか、彼女が振り向いたので、やむなく、前進する。 すると、風呂にたどりついた時はすでに彼女は丸裸で湯の中に片足を突っ込もうとしていた。 若そう。 30歳ぐらいか。 形のいい乳房に黒い陰毛。 しかも、一人なのだ。 どうなってんの?と思いながら、声をかけ、こちらも服を脱いで入ろうとすると一人の男性が上流側の木陰から現れた。 結局、裸で3人で入る。 すぐに話になった。 彼はエリック、そうして彼女はキムという。 彼はすごい風呂好きで、国中を旅行しているようだった。 とにかく、めちゃくちゃ詳しいのだ。 米国中の温泉を巡っているようだった。 彼に推薦の温泉を聞き、たくさんの情報をいただいた。 しかも、彼は関西学院大学へ10年前に1年間留学していたというではないか。 いまは、ミュージシャンをしているという。 彼らが川で冷やした白ワインをいただき、最高の気分。 そうこうしているうちにまたカップルが現れた。 2人もまた素っ裸。 30半ばだろう。 彼女もまたためらいもなく裸になる。 桃色の乳首が印象的。 陰毛は薄く、割れ目が見えそうだ。 なんてことよりも、風呂のことだ。 川の脇にシャベルかなにかで円形に土を掘り返して作った風呂は楕円形。 縦3メートル、横5メートルぐらい。 深さは座ると首が気持ち上向きでないとだめで、幾分疲れそうだ。 湯は36ー37度。 少々ぬるいが夏はいいだろう。 底から泡がいくつも出ていて、地面の方があたたかいことがわかる。 最初にお尻の穴があたままるのだ。 苔もはえているが、快適。 温めであるために10時間でも入っていられそうだ。 沢の音が心地よい。 一時的に雨がひどくなったが、すぐに上がって太陽も差し込む。 気分は最高だ。 やっぱり、これぐらい静寂でないとね。 エリックはとても感じのよい人で、2人はいやがらずに写真を撮らせてくれた。 やはり、まず親しく声をかけあい、そのうえで、写真を撮るというのでなければだめなのだろうね。 アメリカに来て初めての裸の付き合いとあいなった。 (7月4日訪問) *ガイドブックの解説
オレゴン名物の森に囲まれたあたたかい湯。 一年中入れる。 湯は体温とほぼ同じぐらいだ。 |
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ガイドによると、正確な場所は尋ねる方がいいというので、レンジャーステーションで確認すると、ここの地図にしっかりと載っていた。 138号からトケティー(TOKETEE)湖の左岸をいく。 入り口に温泉まで4・5マイルとある。 続いて分岐点。 右に取る。 ここにはあと2マイルとある。 砂利道になる。 日本の林道のようなうっそうたる林の中ををいく。 2・1マイルほど行ったところで左に駐車場。 車は4台。 しかし、なんの標識もない。 でも、川には橋がかかっている。 多分、そうだろうと歩くことにする。 橋を渡ると右は急傾斜の細い道。 これがそうかねえ、と首を傾げつつ登る。 平坦になって、そんな気配になってくる。 やがて、見えてきた。 ガイドの通り。 ひとつは屋根がかかっているあずま屋のよう。 でも、破れ目が多いため青色のビニールシートがかかっていて、いささか工事現場風でもある。 もうひとつの風呂は屋根なしで上部にある。 ちょうど、川から20メートルほど上の斜面にあるのだ。 南向き。 雨だが素晴らしい眺望だ。 対岸もうっそうたる森。 鳥のさえずり。 せせらぎの音。 ここにはステファンという40前ぐらいの白人が一人いた。 風呂の中の掃除をしたところらしく、一緒に入る。 風呂は岩場をくりぬいた岩風呂。 4人で一杯と小さい。 温度はちょうどいい。 わずかな硫黄臭。 塩からい。 でも、湯はなめらかで最高。 ちょうど南に向いて入ると、もう極楽そのもの。 彼はここには200回は来ていると言うクレーターレークの南に住む人だった。 日本の風呂の話から、米人女性はヌードだったり、水着だったりするのはなぜかという疑問をぶつけた。 女性はとにかく美しい存在で、服を着ていること自体がおかしい。 しかし、女性は知らない男女がたくさん入っていたり、しかも酔っている男がいると、レイプを連想してとても裸になれない。 要はその時のムードだと言っていた。 そうなんだろうな。 これも一種の慣れだ。 特に女性の乳房は美しいものだし、ヘアも悪くない。 女性の性器自体はもちろん、エッチなものだが、直立した時の男のように露出しないのだ。 雨はひどくなり、もし屋根がなければ(それでも雨漏りは激しいが)とても長居はできなかったろう。 ステファンが帰って誰もいなくなった。 雨のおかげで他のお客はこないのだろう。 30分以上に渡ってこの至福の世界を独り占めにした。 (7月5日訪問) *ガイドブックから ウンパカには源泉にたどりつくまでの道作りにいささかの歴史がある。 数年前は温泉好きにとっては温泉に浸かるまでに苦労が多かった。 大きく対岸をジープで回り込み、そのうえでやぶの深い踏み跡を川近くまで降りるしかなかった。 あるいは滑りやすい泥の道や丸太をロープを使って降りていた。 それから数年後、フォレストサービスが対岸から温泉まで快適な道を切り開いてくれた。 このルートは静かな森の中の涼しい散歩気分を味わわせてくれるだけでなく、快適で安全なアクセスを約束してくれた。 温泉に入るには順番待ちが必要なこともある。 特に夏の週末は。 水着持参が望ましい。 標高2640フィート。 |
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ユージーン(EUGENE)の街から西へ向かう州道126号をいく。 ブルーリバー(BLUE RIVER)の集落を過ぎて数マイル、右にクーガー貯水池の案内板が現れる。 右折する。橋を渡り、すぐに分岐。直線に向かう道を捨て、右の方へといく。 道は登り気味となり、やがて、ダムサイトへ。 ここでガイドでは右折せよとあるのだが、ダムを渡って右折なのか、あるいはダムサイトを渡らずに右折なのかがいまひとつわからず、立ち往生する。 いちかばちかで、道の州道58号へ向かう右への道を選ぶ。 案内ではサイトから3マイルとなっており、にもかかわらず、何も現れないので、こりゃあだめかなと思いながらもなおもいくと、案内通りに右に小沢をダムにしてせき止めた池が現れる。 向かって左手には滝があって、案内通り。 行く手には駐車場もあるし、池の手前にはホットスプリングの看板まである。 ただし、日中の利用のみとある。 駐車場には汚い車(僕のレンタカーが一番美しい、走行距離が2000マイルもいっていないのだから当たり前か)が15台。 ここも有名のようだ。 車をとめ、池の右脇を川の左岸に沿って登っていく。 500メートルぐらいか。 左手下に現れた。 風呂は5段に分かれて5つの風呂がある。 ここは完全にヌードの世界。 女性も丸裸で皆一緒になごんでいる。 20人ぐらいいるが、女性の中には若そうな子もいる。 一人だけ水着をつけているのが返って違和感がある。 湯は岩間から流出している。 かすかに硫黄の臭いがするが、色は特にない。 うっそうたる森林に囲まれた素晴らしい環境だ。 全部で50人は利用できるのではないか。 ここでも写真を撮ろうとしてストップをかけられた。 異邦人でこちらの一挙一投足を見ていることもあり、これではどうしようもない。 隠し撮りをしたが、果たして・・・。 湯の温度はまったくの適温だ。 入り口から5分。 ここも連れが必要なムードだ。 でも、見知らぬ人たち同士でなごんでいる人たちがいるかと思えば、浅い所に寝そべって本を読んでいる人もいて、いろいろだ。 評価 ★★★★★(7月4日訪問) ******* ●ガイドブックの解説 中央オレゴンの南を流れるマッケンジー川の森林をさまよっていると、ふと私たちはファンタジックな温泉に出会った。 そこは重厚な樹皮と野生の花々とユージンの近くにあるオレゴン大学の学生たちで飾られていた。 源泉は小さな沢のまさに中央から流れ出している。 そうして熱い湯がほとばしり出て、冷たい川の水とまぜあわさり、浸かるにはまさに最適な温度になっている。 加えて、湯は3つの分かれた湯船を段々に落ちていくので、誰もが自分の最も好みの温度の温泉に入れるというわけだ。 それだけでは不十分なように、クーガーは果てしもない常緑樹の海と巨大な灰色の花崗岩の玉石に囲まれている。 そうして本当の意味での自由を思いきり味わわせてくれる雰囲気を漂わせている。 私たちは一緒に入った数人の若者たちと雑談をした。 彼らは道路が閉鎖にならない限り、一年中楽しめる場所であると教えてくれた。 ある若者はむしろ、粉雪の中をとぼとぼと歩いてたどりつき、そうしてあたたかい風呂に飛び込むことほど楽しいものはないと話してくれた。 *湯太郎の汚い手書きのルート図 ******** ★別のガイド本から クーガー貯水池からちょっと歩くだけで、牧歌的なお風呂がいくつもある。 裸の可能性が高い。 標高2000フィート。 原始時代の森の薄暗い雰囲気に包まれて、クーガーは高い木の上から降り注ぐ斑模様の光の中にある。 巨大な丸太によって区分けされた5つの澄んだお風呂が、急傾斜の渓谷の中にレイアウトされている。 温泉は直接、一番上のお風呂に流れこみ、一番熱い風呂を作っている。 冷たい川の水は樋を通ってシャワーのように風呂に流れ落ちる。 岩と砂利でできたそれぞれの風呂は下へいくほどに少しづつ温度が下がり、一番上で108度(華氏。摂氏42度ぐらい)から始まり、一番下で95度にまでなる。 森林サービスとともに有志が丸太の階段を作り、手すりを作ってくれている。 こうした施設の痛みやすい環境の中にあって、是非、配慮ある使用を期待したい。 利用者が増えるとともに、荒れた使い方をする人も少なくなく、そうした場合の手直しの仕事もたいへんなのだ。 もし、この素晴らしい環境の価値を理解するのなら、温泉利用の基本を知っておいてほしい。 石鹸やシャンプーはだめ。 ガラス容器の使用も禁止。 持ってきたものはすべて持ち帰ること。 歩道の土にはやさしく。 クーガーはそうした配慮をすべて求めている。 |




