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パゴサスプリングスのレンジャーステーションで地図を入手して行くようにと案内の本には書いてあったが、そのレンジャーステーションのありかがわからない。 Kマートに入って地図を探すがない。 こりゃ困ったなあと思いながらふと入口のところに積まれている町のパンフレットをつまんでめくっていると、町の拡大地図があって、ここにありました。 レンジャーステーションに入って地図を3ドルで買う。 ついでにおばさんレンジャーにもう一つの温泉のありかを聞くと、説明してくれたが、 「ここのところ雨で増水しているのでダメだと思う」といわれる。 そうか、ダメか。ま、明日のことだと思いつつ、レインボウ温泉の方を探す。 あった、地図に載っていた。 ただ、説明書の通り、車を置いてから5マイルはしっかりある。 これは相当の歩きの覚悟が必要のようだと気を引き締める。 ウルフ峠へ向かう160号で北上、山が行く手に迫って、山の中腹を道が登っていくのが見えた。 左の谷へと向かう林道に入る。 まず、キャンピングカー専門のキャンプ場を過ぎ、次にウエストフォーク(WESTFOLK)キャンプ場の案内があるが、ここは門が閉ざされていた。 林道が右岸に渡ってさらにいくと、駐車場。 これ以上は車では入れない。 10台ほどの車が止まっていた。 行く準備を整える。 雲行きがよろしくなく、果たして雨に降られずに済むのかという不安がよぎる。 ゲートの脇からスタート。 しばらくは私有地の中の林道で、頻繁に「私有地につき、トレイルをはずれるな」の看板が現れる。 ゲートを過ぎて200−300メートルほどいくと、大きな門構えで「BORN LAKE LANCH」とある。 車を降りた時の馬のいななきは空耳ではなかったのかな。 木立の間からログキャビン風の建物が2,3軒見え隠れする。 大方、抜けたかなといったところに案内図。 温泉まで4マイルとある。 ここのところ、雨が多いのか、針葉樹の森の下の道は砂利が敷いてあるところはいいが、所々激しくぬかるんでいて、歩きにくい。 道はサンジュアン川の右岸を進むが、川は相当下だ。 いったん、背の高い木のない草原状のところに出るが、ここはコバイケイソウやシャジン、キンポウゲ、それにトリカブトの仲間が乱れ咲いている。 やがて、道は右岸の谷へとジグザグを切りながら降りていく。 降り立ってしばらく進むと、真新しい木製の橋で左岸に移る。 続いてちょっといくと、右にビーバークリークを送るため、再び新しい橋を渡る。 サンジュアン川の本流よりもこちらの方が水量は若干多いのではないだろうか。 ここで道は両方の沢の中央の高みへと急登する。 このコース一番の登りだ。 このあたりからついに雨がパラパラ落ちてくるようになる。 やばいけど、ここまでくれば引き返しはない。 濡れ鼠であったとしても、前進だ。 地図があるからかろうじて不安にならないが、そうでなければどこかで断念したくなりそうだ。 上着が濡れてくる。 右に山の上への道を分け、しばしいくと、おにいちゃん二人連れが温泉はまだだろうか、と聞いてくる。 あと、0・5マイルぐらいだろうと、地図を見せつつ説明する。 そうして2つ目の沢を横切ってすぐに分岐。 明らかにここだ。 左の踏み跡で沢へ近づく。 ところが、道は錯綜しているし、20メートルほど下の川までは切り立った崖だ。 おかしいと思いつつ、それでも身を乗り出して川をのぞくと、人ではなく、犬が2匹うろうろしている。 いずれにしろ、風呂があることの証だ。 もう少し、上流へ行きながら少しずつ高度を下げ、ようやく川の脇まで降り立つ。 あとは下流側へ向きを変え、10歩も行くと湯気が昇る。 いよいよだと前進すると、ふいに肌色が動いた。 一瞬でよくわからなかったが、裸の女が木陰に隠れてタオルをまいたようだった。 たどりつくと、事情がのみこめた。 若い、まだ15前後の女の子が二人、タオルをまいていた。 その横にオヤジさんらしき人。 オフクロさんは悠然と風呂からあがってくるところ。 もちろん、隠そうとする気配さえない。 米人にしては小振りの胸だった。 風呂のほうに目をやると、これまた若い男女のカップル2組。 もちろん、裸。 水面にピンク色の乳首が揺れている。 迷わず私めも裸になって入る。 ちょうど、家族連れ4人は帰るところだったようで、残念ながらまだ熟れる前のヤンキー娘の裸はおがめなかった。 湯は川の水面から上、5,6メートルの崖の岩の割れ目からドクドクという感じで流れ出ている。 これが岩の斜面を流れ落ち、まず中段のテラスに木と石をはめこんで無理矢理一人分の体を横にできるように作った浴槽に流れ込む。 次にここをあふれた湯が、川の流れのすぐ脇に石組みで作られた風呂に入っていくという寸法だ。 温泉は割れ目の出口を出た時で40度ぐらいか。 上段の風呂はまずはちょうどいい。 下の風呂は36度前後のようで温かい。 冬場はちょっと無理かもしれない。 しかも水はいくぶん濁り気味。 脇を川が流れる中、周囲はうっそうたる針葉樹の林。 雨もやんで気分は上々。 そのうえ、2組のカップルは「ハーイ」と声を交し合うと安心したのか、警戒心を解いて女性二人もはしゃぎ出す。 彼といっしょに冷たい川の流れで遊ぶ。 当然、丸裸のままで。 2人は1人が金髪。一人が栗毛色。 この栗毛色の彼女は元気いっぱいで、裸をさらすのに抵抗はゼロ。 細身の癖に豊かな乳房をしている。 もう一人の金髪の方はややおとなしめ。 乳房は小振りだ。 2人とも風呂から出る時に後ろ向きにかがんで出るので、尻の割れ目からヘアがのぞく。 でも、こう開放的だと興奮はしないね。 下の風呂は7,8人収容か。 幅2メートル、奥行き7,8メートルか。 2組のカップルは犬2匹を連れていて、これが両方とも好奇心があるくせに臆病そう。 4人が「二匹ともチキンなの」と言っていた。 でも、かわいい。 それにしても、こういうカップルたちを見るにつけ、やっぱり、オレも連れがいないと不公平だなと思う次第だ。 温泉は入口からぶっとばしで1時間50分という遠隔地。 評価は星3つがいいところだろう。 (7月25日訪問) (ガイドから)
原始的な川の脇にある温泉。 標高は9000フィート。 一年中利用は可能。 自然の温泉は温度が104度(華氏)で、サンジュアン川のほとりにボランティアが作った岩と泥の風呂に直接流れ込む。 風呂は常に100度以上になっている。 水着の着用は自由。 いちばん近いキャンプ場から6マイル。 食料などを調達できる町から25マイル離れている。 |
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2013年03月13日
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