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ボイリング温泉のキャンプ場の脇をまっすぐいくと、すぐにどんづまりとなる。 車は4台。 ここに止めて柵を抜けて出発。 しばし、幅の広い林道をいく。 草原の向こうにログハウスが現れる。 目をこらすと、その左手の岩場から湯が湧いて流れ落ちている。 これがボイリング温泉だ。 がけの下に本当に小さな風呂があって、デブ3人組が全面積を占領している。 ま、記録に値するほどのものではない。 上流から下ってきた登山者らしい人二人に、駐車場で見かけた4人組が話を聞いている。 こちらが追いつくと、「2マイルもあるんだってさ」とおじさん。 思わず「アイノウ」と言ってすり抜ける。 温泉への道は右岸をひたすらいく。 川の蛇行で2度ほど高巻きのようにして上へ登る。 川は幅が広く、しかも草原が広がり、このうえなく美しい。 足元ではバッタがカタカタ飛んだかと思えばリスが走り回る。 草原の花はほんの少ししか残っていないが、本当に好ましい遊歩道だ。 2度の高巻きを過ぎると平坦な林の中の道と草原道が交互に現れる。 そろそろかなと思うと少しぬかるみみたいなところがあって、いきなり左手から沢が現れる。 ダッシュクリーク(DASH CREEK)というらしい。 沢ぞいに左へと入っていく。 すぐに左手にプールが現れる。 湯気が上がっていないので首をかしげながら手をつけるとこれがちょうどいい。 ここが案内書にあるムーンディッパー(MOON DIPPER)だ。 ここで左岸へ渡りかえして上流へ。 すぐに開けて石とモルタルで作ったお風呂が現れる。 入って見る。 ぬるい。 縦3メートル、横1・5メートルほどの楕円形の風呂は、床下からドクドクと何カ所というより、そのほとんどからあふれでてきている。 これが熱い。 なのに温いのは川の水の引き入れ過ぎとわかって石組みを変え、水の流入をおさえる。 すると、今度は一気によくなる。 尻が焼けそうになるのが玉にキズ。 これじゃ尻焼温泉だ。 下流側の下部に木の栓があった。 水を2割ほど抜くとむしろ熱くなりすぎた。 今度は川の水を増やしたりとなかなか理想的にするのは難しいものだ。 でも、最高。 風呂の脇の小川はせき止められていて、あったまったらこちらへドボンとできる。 ひとっこひとりいない中でこうして裸で風呂の脇の岩の上でペンを走らせている。 風が心地よい。 とにかく、極楽の気分。 といっているうちに人が現れた。 でも、少しは来るよな。 男性3人だった。 今日は女性なしだ。 彼らはオレが熱くし過ぎたこともあって、初めはとても入れずに回りに座り込んでいた。 そのうち、上流の水の取り入れを増やし出して、ようやく入浴を開始していた。 周囲の木々はシダと赤松。 ここは素晴らしい環境だし、風呂も深いので、日本的に入れるが、温度調節の難しさが問題だ。 (8月23日訪問) (ガイド本から) 往復4マイル。 迷う余地なし。 裸と水着がミックス。 温泉の標高4080フィート。 ムーンディッパーとパインバールはどちらも小川のバンクから120度で流れ出している。 両者は200ヤード離れているに過ぎない。 どちらも水位が高くなると川の中に沈んでしまう。 ダッシュクリークにたどりついたら、西岸を入っていく。 すぐに岩の間にムーンディッパーが見つかるでしょう。 大きな砂の底のプールは美しい眺めと静けさを温泉好きに提供してくれるはずです。 パインバールは川上へ少し曲がった所にあります。 静かな雰囲気を楽しみたい2人には完璧なスポットです。 この風呂は下流側をコンクリート製のダムにしてあり、その4人のボランティアの名前が誇らしげに彫ってあります。 もし、湯が熱すぎるようであれば、上流側の岩を調節して温度を整えることができます。 |
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2013年05月22日
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