米国 天然温泉(野湯)探検

米国には日本に負けず劣らず、たくさんの天然温泉が各地に自然湧出しています。探検記録を紹介します。

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2013年05月

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 クロウチ(CROUCH)の街を過ぎてすぐに右手にレンジャーステーションがある。
 ここで車をとめ、フォレストマップをもらう。
 地図を見るとホットスプリングというキャンプ場があるのだ。

 多分ここだろうと行くと、すぐに左手にキャンプ場。
 右手に駐車場があって、車が3台。
 この西寄りに看板がある。
 この看板が温泉の看板だった。

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 川の両岸の数カ所に湧出場所があるようだが、そのうち駐車場真下の岩の割れ目から出ている湯を、中腹に人工的に作った石垣&青のビニールシートに流し込んでいる。
 パイプで引っ張って一部を湯滝にしている。
 風呂は横1・2メートル、縦3メートルほど。
 狭いうえに底に苔が大量にあって心地よくない。

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 温度は42、3度でちょうどいい。
 ここであふれた温泉はさらに下へ下って川のすぐ横にも風呂があるが、多分、相当温いだろう。

 夫婦連れと息子とオヤジが入っていたが、すぐに夫婦連れが出て、入れる余地ができた。
 ただし、全員水着着用であった。

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 日暮れが近く涼しい。
 周囲には小振りのひまわりがたくさんある。
 このあたりの川は水量も多く、本流の貫禄がある。
 対岸の高みには家も点々とある。
 これでは裸は無理だね。
(8月23日訪問)

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(ガイド本から)
 ふたつのとても熱い(華氏185度)湯が川の崖から流れ落ちている。
 長いドライブの後のリラックスと汗を流すのに最高の場所。
 キャンパーの間では評判の場所だが、それに値する。
 ボイリング温泉のキャンプ場の脇をまっすぐいくと、すぐにどんづまりとなる。
 車は4台。
 ここに止めて柵を抜けて出発。
 しばし、幅の広い林道をいく。
 草原の向こうにログハウスが現れる。
 目をこらすと、その左手の岩場から湯が湧いて流れ落ちている。
 これがボイリング温泉だ。

 がけの下に本当に小さな風呂があって、デブ3人組が全面積を占領している。
 ま、記録に値するほどのものではない。
 上流から下ってきた登山者らしい人二人に、駐車場で見かけた4人組が話を聞いている。
 こちらが追いつくと、「2マイルもあるんだってさ」とおじさん。
 思わず「アイノウ」と言ってすり抜ける。

 温泉への道は右岸をひたすらいく。
 川の蛇行で2度ほど高巻きのようにして上へ登る。
 川は幅が広く、しかも草原が広がり、このうえなく美しい。

 足元ではバッタがカタカタ飛んだかと思えばリスが走り回る。
 草原の花はほんの少ししか残っていないが、本当に好ましい遊歩道だ。
 2度の高巻きを過ぎると平坦な林の中の道と草原道が交互に現れる。

 そろそろかなと思うと少しぬかるみみたいなところがあって、いきなり左手から沢が現れる。
 ダッシュクリーク(DASH CREEK)というらしい。
 沢ぞいに左へと入っていく。
 すぐに左手にプールが現れる。
 湯気が上がっていないので首をかしげながら手をつけるとこれがちょうどいい。

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 ここが案内書にあるムーンディッパー(MOON DIPPER)だ。
 ここで左岸へ渡りかえして上流へ。
 すぐに開けて石とモルタルで作ったお風呂が現れる。
 入って見る。
 ぬるい。
 縦3メートル、横1・5メートルほどの楕円形の風呂は、床下からドクドクと何カ所というより、そのほとんどからあふれでてきている。

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 これが熱い。
 なのに温いのは川の水の引き入れ過ぎとわかって石組みを変え、水の流入をおさえる。
 すると、今度は一気によくなる。
 尻が焼けそうになるのが玉にキズ。
 これじゃ尻焼温泉だ。

 下流側の下部に木の栓があった。
 水を2割ほど抜くとむしろ熱くなりすぎた。
 今度は川の水を増やしたりとなかなか理想的にするのは難しいものだ。
 でも、最高。
 風呂の脇の小川はせき止められていて、あったまったらこちらへドボンとできる。

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 ひとっこひとりいない中でこうして裸で風呂の脇の岩の上でペンを走らせている。
 風が心地よい。
 とにかく、極楽の気分。
 といっているうちに人が現れた。
 でも、少しは来るよな。
 男性3人だった。
 今日は女性なしだ。
 彼らはオレが熱くし過ぎたこともあって、初めはとても入れずに回りに座り込んでいた。
 そのうち、上流の水の取り入れを増やし出して、ようやく入浴を開始していた。
 周囲の木々はシダと赤松。
 ここは素晴らしい環境だし、風呂も深いので、日本的に入れるが、温度調節の難しさが問題だ。
(8月23日訪問)

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(ガイド本から)
 往復4マイル。
 迷う余地なし。
 裸と水着がミックス。
 温泉の標高4080フィート。
 ムーンディッパーとパインバールはどちらも小川のバンクから120度で流れ出している。
 両者は200ヤード離れているに過ぎない。
 どちらも水位が高くなると川の中に沈んでしまう。
 ダッシュクリークにたどりついたら、西岸を入っていく。
 すぐに岩の間にムーンディッパーが見つかるでしょう。
 大きな砂の底のプールは美しい眺めと静けさを温泉好きに提供してくれるはずです。

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 パインバールは川上へ少し曲がった所にあります。
 静かな雰囲気を楽しみたい2人には完璧なスポットです。
 この風呂は下流側をコンクリート製のダムにしてあり、その4人のボランティアの名前が誇らしげに彫ってあります。
 もし、湯が熱すぎるようであれば、上流側の岩を調節して温度を整えることができます。

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 案内図通りにたどりつく。
 左岸にいくつかプールがあるが、いずれも熱すぎてダメ。

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 先客の黒い水着のお母さんとビキニの娘がいたが、彼女たちも「熱くてダメ」という。
 確かにチンチンだ。
 しかも緑の藻が多くて、とても入る気はおこらない。
 彼女がいうにはこの奥の温泉は素晴らしいとのこと。
 ここはスキップして向かうことにする。
 (8月23日訪問)

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(ガイド本から)
 クローチから林道698号を北上する。
 約15マイル。
 ロッキーキャニオンから2・5マイル。
 671号を右に分ける所にトレイルクリークキャンプ場がある。
 この分岐を左にとって0・3マイル。
 そして左へ別れる道へはいる。
 円形になったどんづまりは川のすぐ横でその右手に温泉はある。
 クローチ(CROUCH)の町から北へいく。
 突き進むといった感じだ。
 道は簡易舗装の広い林道。
 思いのほか飛ばせる道は、はじめは右岸を走るが、やがて、左岸へ渡り返し、すぐにハードスクラブル(HARD SCRABBLE)キャンプ場。
 
 ここから1・6マイルぐらいか。
 左に突き出たところに車が2台とまっていた。
 ここは川床との落差は4メートルほど。
 車を止めて対岸を見渡す。
 すると、対岸の坂を登っていくおばさん一人。
 犬も一緒。

 川床から6メートルほど上に木がいくつも横になっていて、そこに温泉があるらしい。
 川の横へ降りて、渡る。
 幅は10メートルほど。
 これが結構、冷たいのだ。
 渡りきると犬が迎えてくれて、ワンワンと吠える。

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 ふと横を見ると、川の脇に石垣で組んだ円形(直径は2メートルほど)の風呂があった。
 そこに息子がいたのだ。
 どうやら2段構えのようだ。
 多分、上部が熱いのだろう。

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 水はとにかく、輝くように美しい。
 風呂の床は花崗岩の細かな石で少々お尻が痛い。
 しかも、浅いのだ。
 いわゆる寝湯向きか。
 それで2、3人がいっぱいだ。
 上の様子はわからないが、おばさんの仕草を見ると相当、苔があるようだ。
 湯はいささか温めだが、夏はいい。
 花こう岩の粒が真っ白だけでなく、緑もあり、桃色もあって、美しい宝石のようだ。

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 赤くて小さな糸状のミジンコらしき動物もいる。
 ここは林道から丸見え。
 女性の裸は厳しいかもね。

 湯は無味無臭。
 アメリカの温泉はほとんどがこれだ。
 ここは増水すれば、渡れなくなって閉鎖だろう。
 川幅が広く、とても明るい温泉だ。
(8月23日訪問)

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(ガイドから)
 水着必携。
 標高は3440フィート。
 クローチから林道698を北東へ12・5マイル。
 温泉は120度(華氏)で川に向かった斜面から流れ出る。
 カスケードのホテルを朝6時過ぎに出発。
 まだ暗い中、昨日走った道を行く。そして林道474号のモリーズ方面とは逆の北行に入る。
 ここから4・5マイルだ。

 林道をどんどんと進むが、しばらくして、というか、ちょうど半分ほどしてから行く手が通行止めとなる。
 ゲ。
 マイル表示を見ると残りは1・9マイル。
 ま、歩くべき距離と判断、足ごしらえをして出発。   

 まだ明けきれない薄暗い林道をただひたすらテクテクといく。
 30分と踏んでいたが、35分ぐらいで川の右岸に沿っていた林道が離れる。
 というか、川が大きく左へ蛇行している。
 林道はまっすぐ伸びている。

 やがて、十字路。
 どうもこれらしい。
 説明にあるようなクリークを渡ってはいるが、水がなく、これがそうなのかどうかは心許ない。

 左折してみる。
 最初の300メートルほどは車が入れる広さだが、4WDでなければだめだろう。
 どんづまりに焚火の跡もある。
 ここからは普通の踏み跡になる。
 川を真下に見おろしながらいくと、ひとつ湯気が見えてきた。
 と、その途端、それよりもちょっと左手上流にドボーンという音がする。
 人間が飛び込んだのかと思ったが、対岸にはねあがったのはムースだった。
 まったく驚かせる奴だ。
 と思うが、向こうも同じことを考えているだろうな。
 
 その湯気の所へ降りてみると川の脇の岩の割れ目からとうとうと熱い湯が湧いている。

 しかし、その湯はそのまま川に流れ込んでおり、とてもちょうどいい湯加減のところはない。
 とするとこれではないのでは、と思いつつ、もう一度、上へ上がって先へ行く。

 あった。モウモウと白い湯煙があがっている。

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 見おろすと広い河原に石で囲った風呂もある。
 下へ降り立つ。
 湯は対岸も含めて5、6カ所から湧き出している。
 目につくのは右岸の岩の中腹から湧き出て滝となって落ちている湯だが、その近くの風呂に入ってみると、熱くてとてもだめ。
 川に近い奴は温すぎるときている。

イメージ 2

 やむを得ず、もう少し下流の大きな倒木の脇の所へ行くと、ここがちょうどいい。
 これはその岩場の湯が流れてきて温くなっているのかと思ったが、そうではなく、水の底の各所からかすかな泡を出しながら湧いているのだった。
 すごい。
 砂利の下は温泉というわけだ。

イメージ 3

 苔がひどいので、一度、ひっくりかえしてきれいにし、あとはのんびりと浸かる。
 川のせせらぎと湯滝の音。
 時に飛行機の音がするだけで、人気はまったくない。
 結局、あそこを通行止めにしてくれることはいいことなのだ。
 いつの間にか上空は雲ひとつない青空が広がった。
(8月23日訪問)

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(ガイドブックから)
 標高4800フィート。
 裸歓迎。
 林道474号を北上して4・4マイル。
 ニッケルクリークを過ぎたところを左折。
 しっかりとした広い道はすぐに踏み跡へと変わる。
 方向を北へと変えてまもなくすると崖を急降下してプールへとたどりつく。

 沸騰した湯が崖の途中から流れだし、蛇行した川のそばにある石と砂でできたプールへと流れ込む。
 対岸にもたくさんの湧出場所を見つけることができる。
 ペニーは利用者が少なく、しかも増水時にはプールは水面下に沈む。
 豊富な湯は自分で望ましいお風呂を作りたいという有志を歓迎している。
 その気があるのなら、シャベルを持参するといい。
 ワームレークから林道を来るとまず対岸にツービット、シックスビットの沢が現れ、続いてこちら側にダイム、ニッケルと過ぎ、この温泉の先にはダラー沢がある。
 その間にあるこの温泉はペニーはペニーでも潜在力の大きなペニーだ。

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