米国 天然温泉(野湯)探検

米国には日本に負けず劣らず、たくさんの天然温泉が各地に自然湧出しています。探検記録を紹介します。

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2013年07月

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 スタンレーからサンビームへ向かっていくと、サンビームの手前0・5マイルほどにある。
 かつてここにはバスハウスがあったとかで、その建物がそのまま史跡になっている。
 いやがおうでも場所はわかる。

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 バスハウスの上流側と下流側2カ所に石で組んだ風呂がある。
 下流は温度はまあまあだが、浅すぎる。
 上流は2つあって、一つは母親と娘たち2人が風呂の縁に腰掛けて足を差し入れているだけだ。
 何となく近寄っていきにくい雰囲気がある。
 入るなら入れ。入らないなら入るな、と言いたい。

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 ここは観光地に近く、とてものんびりと静かな雰囲気で入れるものはない。
 むしろ、子供連れできて、川で遊んだり湯で遊んだりするところだろう。
 源泉は山の中腹で湧き、これが道路の下をくぐって流れてきて、それで池に入る。
 自然の温泉ではある。

 渓谷はそれほど深くはなく、右岸はしっかりとした森、
 左岸は面積の半分ぐらいが木という感じ。
 東からのぼった太陽が谷を一面に照らし出し、めちゃくちゃ明るいムードが漂う。

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 湯量は豊富。
 無味無臭だが、さすがに硫黄の臭いもする。
 しかし、湯量のせいで風呂は明るく、透明できれいだ。
 川の水面とほぼ同じ高さにあるので、増水したらおしまいか。

 3人連れが行ってしまったあとに入ってみるとこれがいける。
 最高。
 何かでしっかりと掘ったらしく、深さも十分にある。
 周囲に息子の姿を写す母親がVTRを回していたのでためらったが、ここで下着を脱いで水着に着替えてしまった。
 このプールは相当工夫して回りをうまく砂で固め、そのうえで川の水と温泉を巧妙に同じ場所から流入させて温度調節を図っているのだ。
 遅れて父母、娘2人の4人連れ。
 娘は高校と中学か。
 靴だけ脱いで足をつけて遊んでいるうちに下の娘はバランスを崩してドボンと腰から下をずぶ濡れにした。
 おっちょこちょい娘とは彼女のことか。
 笑いをこらえるのに苦労した。
(8月25日訪問)

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(ガイド本から)
 標高6100フィート。
 スタンレーから11マイル。
 スタンレーからシャリスまでのサロモン川沿いの温泉群の東端にある。
 沸騰した湯が道路をくぐって川の縁にある風呂へと流れ込む。
 入浴者は石を動かして望ましい温度に調節ができる。
 下流側には手作りの木の風呂がある。
 長く伸びたホースで一人が入れる大きさの風呂に湯を注ぎ、そうして脇においてあるバケツで川の水を入れて混ぜる。
 水を加えないことにはとても熱くて入れない。
 バケツがある幸運を祈ります。
 スタンレーの街を7時30分すぎに出発して21号を再び東へ。
 谷筋がまっすぐ伸びていることもあって、朝日を真正面から受ける。
 でも、まぶしいのもいい。
 朝は0度近くまで冷え込んだようで、車内のガラスにはびっしりと霜がおりていた。
 昨日行った温泉はどこもすごい湯気。
 また、この後いく予定のサンビームは道路左手の斜面から川まで幾筋ももうもうと湯煙をあげている。

 やがて、右手にスレートクリークの看板。
 地図ではここに橋があるはずだが、ない。
 おかしい。見過ごしたかと思って戻るが、全くないのだ。
 流されてしまって、もう歩くしかないのか。
 それなら7マイルの徒歩となり、ちょっとお手上げだ。

 もう一度東へいくとサルモンリバーを橋で右岸へ渡る。
 するとその向こうにあった。
 そうか、そうでしたと、ちゃんとガイドを読まなかったことを反省する。

 ここからは日本の林道を連想させるような車一台の、しかもデコボコ道。
 とても時速20マイル以上は出せない。
 途中、牛が道路の中央を占拠、申し訳ないがどいてもらう。

 そんなことをしつつ、6・5マイルまで行ったところにキャンピングカーが止まっている。
 そのあと、さらにちょっといくと、行く手にゲート。
 そこで、その手前で車を止めて出発する。
 すぐに行く手に白いガケのようなものと車、建物が見えてくる。
 まっすぐの、車にはいささか厳しいのぼりだ。
 初めはその白い建物が温泉かと思っていた。
 というのもガイドもそうなっていたので。
 ところがその手前、左手に湯気が上がっていた。

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 湯煙の上がる池の上部に木で作った浴槽があった。
 どうもこれのようだ。
 以前、この風呂には囲いがあったのかもしれないが、今はなし。
 湯はその木の浴槽のちょっと上から3本のパイプを通してとうとうと流れている。
 これがトタン板でまず源泉池に集まり、そこから木の浴槽をはさむように西側を流れていく。
 浴槽にはほんの少ししか入ってこないようになっている。

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 沢筋から引いたホースが伸びてきていて、申し訳程度に浴槽にチョロチョロと入ってくる。
 浴槽は横1メートル、縦2メートル弱。
 深さは膝まで。
 膝をかかえて3人、横になれば2人でいっぱいだ。

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 温度ははじめ外気の冷たさに慣れてしまって熱かったが、本当は42、3度でちょうどよかった。
 かすかに硫黄臭はするが、湯の華はない。
 流量は結構あるが、浴槽の下の池はものすごい苔と泥が繁茂して、とても入れない。
 ということは浴槽が込んでいれば、待たされるというわけだ。

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 たった一人の朝湯は気持ちがいい。
 まだ太陽が差し込まない谷でビールを飲みながら朝を迎えるというのは、幸せの一語に尽きる。

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 そうしているうちに朝日が差し込んできた。
 ここは川の音だけ。
 車の騒音もなく、別天地の趣きだ。
 昨日、長湯したところで背中を焼きすぎて焼けるように痛い。
 それにしても、去り難い雰囲気。
 一日いたい。
 米松の木々に囲まれた小沢の温泉だった。
(8月25日訪問)

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(ガイド本から)
 標高は7040フィート。
 スタンレーからルート75で東へ23マイル。
 スレートクリーク通り(林道666)を右折。
 ちょうどサロモン川の橋を渡った先に入り口。
 そうして荒れた道を7マイル。
 行き止まりまでいく。
 ゲートをまたぎ、数百ヤードいくと到着。
 スタンレーから東へ7マイル。
 ベイスン・クリークキャンプ場を過ぎて、道は右カーブして、高みへのぼる。
 この頂上付近で右へ川身に接近する砂利道を入る。
 正式なものではないが、ここはキャンプ場になっている。
 ややきつめの坂道を下って行く。
 ガイドの案内にはデッドエンドと書いてあるから、切り返して行き止まりまで行ったところ、どうも違う。
 どうやら、切り返しの角の先らしい。

 戻ってみると、そう、男一人女二人の中年組が寝湯をしていた。

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 ここは湯は少量。
 温度は体温と同じぐらい。
 川の水の注入なしで風呂になっている。
 半径は3メートルほど。
 温度はちょうどいい。
 湯船の底が砂地で、お尻にはやさしくていいが、湯量が少ないことも手伝って、湯全体が濁っていることはマイナス要素と言える。
 この辺の兼ね合いは本当に難しい。

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 ここは川の水面よりも30ー50センチ高い。
 下流側のカーブしている道路からまる見えということもあり、ここも裸は厳しいものがある。
 ただ、オジサンたちはさっさと出て行ってしまったので、オレは今日最後ということもあり、裸になる。

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 風が心地良い。
 今日も文句ない快晴だった。
(8月24日訪問)

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(ガイド本から)
 標高は6100フィート。
 この半分、人里離れた場所はケム(KEM)温泉としても知られている。
 スタンレーの東のソロモンリバー沿いにある一連の温泉の中では一番の場所かもしれない。
 車の往来の激しい道路の下の川沿いにある。
 多くの旅行者たちは、そこに温泉があることを知らない限り、気づかないで通り過ぎてしまう。
 2つの家族風呂規模のプールがあるが、往々にして満員であることが多い。
 石組みを直せば137度(華氏)の湯を川へと放出したり、逆に川の水を入れることもできる。
 増水期には風呂は水面下に沈み、石も流されてしまう。
 このため、これを組み直すボランティアの腕によって、夏になって現れる風呂の形が変わってしまうという事態となる。
 スタンレーから東へ7マイル。
 左から川が合流する手前にベイスンクリーク(BASIN CREEK)キャンプ場がある。
 この中へ入り、キャンプサイト4番の奥を沢へと進んでいくと、ブッシュがトンネルになって沢に出る。
 木の橋かかっていて、あっけなく温泉が登場する。

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 湯は左岸の岩の穴からドクドクと出ている。
 ここも熱い。
 川の水とのミックスをしているが、なかなか混ざらず、お隣のエルク温泉と同じで、放っておくと、すぐに表面が焼けるようになってしまう。
 しかも、浅くて完全に体を横にしないとダメだ。
 上下2つのプールがあって、どちらも半径2メートルほどだが、上は熱すぎ、下は冷たすぎで、これは調整が難しそうだ。

 川と完全に同じ高さにあり、川の中に入っているような錯覚に陥る。
 誰もいなかった。
(8月24日訪問)

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(ガイド本から)
 温泉はキャンプ場のなかに隠れるようにしてある。
 標高は6100フィート。
 日中の裸での入浴はお薦めできない。
 多くの人たちがこの温泉を見つけられないのは、キャンプサイトを横切った小川のほとりに小さな温泉としてあるからだ。
 やぶっぽい木々が素敵なお風呂を外部から遮断している。
 
 湯の温度は川に沿っておいてある石を移して調整ができる。
 公衆のキャンプ場の中にある半分私的な場所なのです。
 スタンレーから21号を東へ2マイル。
 マイルポスト182から0・6マイル行った、気持ち沢に突き出た側に車が2台止まれるところがある。
 普通に走っていると気づかないが、本当に道路のすぐ脇にある。

 正確にはおそらく道路の山側に湧出場所があるのだろう。
 湯はやっぱり、すごい熱さ。
 はっきりいってやけどしそう。
 木製の風呂があって、一人入れるが、とても熱くて無理。
 その上、ガイドに書いてあったようにバケツのない不運に見舞われた。

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 やむを得ずにその下にあるプールに入る。
 これはとてもクリアーできれいだが、やっぱり熱い。
 川の水を入れたり、いろいろ工夫を加えてみたら、よくなった。
 と思ったら、今度は熱くなりすぎ。
 難しい。

 だれもいないのをいいことに、裸で入る。
 車が通る脇でのヌードは乙なものだ。
 湯は無味無臭無色。
 プールは半径4メートルほどはあるが、温度が安定していないので、2、3人入るのが限界かな。
 川とほぼ高さが同じなので、おそらく水位が上がればこのプールはダメになるだろう。

 明るく広い谷。
 夕陽がいい。
 上がろうとした時、3人の男組。
 洗面器でリレーしたが、どうしても入れなさそう。
 こりゃあ、熱すぎる。

 環境は車の音が玉にキズだが、他のポンイトは文句なしだ。
(8月24日訪問)

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(ガイド本から)
 標高6100フィート。
 スタンレーの東のサルモン川(SALMON)に沿った一連のいくつかの温泉群の最初に登場するのがこの温泉です。
 いくつかの浅いプールと人が一人入れるバスタブが道路から眺められる所にある。
 136度(華氏)の超熱い湯が道路の下をくぐってタブへと入っている。
 この熱い湯をさますには川から水をバケツで何度も往復する以外に方法はない。
 もし、だれかが持って行ってしまっていたら、あなたは不運ということです。

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