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今回のオレゴン温泉行は連れとの二人旅。 シカゴからポートランドの飛行機は前回と違って定刻の出発、到着となった。 窓から見えるレーニエ山が美しかった。 ポートランドで待望のフォードエクスプローラーを借りる。 4000ccはある大型のランクルだ。 前回と同じ道を進む。 エスタカダの街でビールとワインクーラーを仕込み、進む。 前回、地図をもらったレンジャーステーションを過ぎるあたりから道路の表面にうっすらと雪が敷かれ、周囲のモミの木は一気にクリスマス気分。 もう、まるで日本のスキー場のようだ。 やがて、道はワダチを除いて雪だらけ、銀世界に変わる。 でも、こちらは4WD。 心配はない。 前回来た駐車場に着いたのは2時20分。 完全装備をして出発。 雪と氷を踏みしめながらの進行となる。 平野ではあれだけ強かった風が全くない。 青空が広がる。 前回も遠いなあと思ったが、今回もそうだった。 橋まで22分。 幾分、汗ばむ。 ここでカップル一組。 道が左の高みへと登っていくと見えてきた。 バグビーは前回来た時と比べてウソのような静けさ。 左手の大きな風呂は5つあるうちの1つの戸が閉まっており、使用中。 共同使用の円形風呂は栓が抜かれていて人気さえなかった。 ここにしようかどうしようかと迷いつつ、もうひとつの南側にある風呂へ行ってみる。 人の声がして、顔を出すと、円形風呂に3人、男2人、女1人の構成で、もちろん、今日は裸。 こちらが何か言う前に「今出るところだから、待ってくれれば使えるよ」と言ってくれた。 おことばに甘えることにする。 駐車場から40分かかった。 早速、ザブンと入る。 円形風呂は深さは1メートル近くある。 ヘリに沿って腰かけ部分があって、程よい深さになる寸法だ。 湯はいささか温くなっていたが、源泉からひかれた湯はもっともっと熱く、加熱は容易だ。 静けさが広がる。 音がないのだ。 時折、ほんとうにたまに小鳥がチイチイと鳴くだけ。 入れ違いになった3人連れによると、スカンクとかタヌキとかもいるということだが・・・。 連れと写真をとったり、いちゃついたりしていると、30分もしてから、2人連れが現れる。 40前半のカップルのようだった。入っていい?と聞かれるので、「どーぞ、どーぞ」。 円形風呂は頑張れば5、6人入れるが、4人がちょうどいい。 円形で向かい合うため、いやでも会話が始まる。 すぐにワインクーラーをプレゼントすると喜ばれ、一気に親しくなる。 彼はハーブといい、彼女はマリア。 2人はそれぞれ子供がいるが、ともに離婚しているようで、今、付き合っている最中らしい。 彼女は全体がすでに肥満の域に入っており、その割には胸の膨らみは並みという感じなのだが、彼女ははしゃいでバケツに雪をつめてもってきたりする。 こちらもそれを受けて風呂の頭上にさしかかっている木の枝々に雪がのっかっているのに目をつけ、木の幹をけとばして雪を落として遊んだ。 そうこうしているうちにハーブたちが、 「よかったら、夜ポートランドの街で夕食を一緒にしないか」 と誘ってきた。 翌日のことを考えると、ややためらったが、でも、旅は道連れというし、そうした人との出会いこそ、旅の醍醐味ともいえる。 明日の出発を少し早めればいいと決めて付き合うことにする。 一緒に風呂を出るころにはすでにあたりは薄暗くなっていた。 記念写真をとって出発。 彼らは僕らが止めた駐車場よりもさらに林道を奥へ行ったところに車をとめて近道をしてきたというのでついていくことにする。 橋を渡って5、6分行ったところで左へ踏み跡があった。 しかし、ここから林道までは結構な距離だった。 あたりには夜のとばりが降りてくるし、2人はちょっと1、2カ所で首をかしげて道を修正する。 まさか悪意があるとは思えなかったが、いざという時はこちらにはライトもあるし、と思いつつついていった。 林道にあった車は普通の乗用車サニーのクーペだった。 こんなんでよく登ってきたなあと感心する。 後部座席の後ろに連れとともに乗せてもらって駐車場へ。 ここで落ち合う店と彼の電話番号を聞いて別れる。 そうして夜8時、ショージ(SHOJIS)という鉄板焼き屋で集合。
一緒に楽しい食事をした。 彼らは次にダンスへでもいかないかとさそってくれたが、2人とも少々疲れていたので、辞退させていただいた。 しかし、住所も聞き、ポートランドの街に一組の友人ができた一日だった。 (12月4日訪問) |
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2013年09月25日
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