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温泉に行くための駐車場となっている広場には、なんと車が20台はとまっている。 これは大混雑だ。 対岸の高みにそれらしきものが見える。 双眼鏡でのぞくと人が結構いて、しかも、服を着たまま見ている人さえいる。 とにかく、行ってみようと対岸へ渡ろうとするが、どこが渡り口かわからず、しばし、苦労する。 結局、駐車場の下流側の低い場所をめざしておりると、丸太の橋がかかっていて、温泉へいけるようになっている。 のぼり切った大きな広場の下側に風呂がある。 2段になっている。 下は4ー5人、上は10人は楽に入れる規模だ。 上の風呂の山側の岩穴から湯が湧いているのだ。 すごく澄んでいてとてもきれいな風呂だ。 先着のヒスパニックの家族はGパンや短パンで入っていて裸になっていない。 その婦人は上にTシャツも着ていて、驚く。 一方、長髪のヒッピー風の客8ー10人はみな裸。 中にその手の雰囲気ではない黒髪の美人がいる。 温度は至ってちょうどいい。 顔を湯でばしゃばしゃと洗ってすっきりすると、ヒッピーの一人が接近してきて、 「顔を洗うのはエチケットで禁止」と言われてしまう。 驚きました。 でも、確かに風呂の水をいつまでも清潔にしておこうと思えばそうするのがいいのだろう。 風呂はひょうたん型。 湯を岩でせき止めてあり、結構、深さもある。 ヒッピーは1・5メートルもあるような木のホルンを使ってブーブーとまるで騒音を立ててうるさいことこのうえない。 彼はそのうち、湯の湧き出している穴に向かってホルンを吹いて、その反響を楽しんでいる。 それだけかと思っていたら、そのうち、演奏会の様相を呈してきた。 各種の楽器が登場し、ついにはアンプとカセットデッキまで。 このわけのわからない、民族音楽のような日本の音楽に影響されたような音楽を録音しているのだよ。 笑ってしまう。 とにかく、うるさいのだが、ヒッピー関係者以外もその異様な雰囲気に圧倒されてか、聞き入ってしまう。 当然、ヒッピーはますます悪のりすると言う次第だ。 彼らはこの風呂の上部にある広場で毎日、野宿しているようで、薄汚い寝袋がいくつも並ぶ。 温泉自体は清潔で、温度も最適で文句ないのだ。 こんな輩が住み着いていなければ、最高なのに、と残念だった。 そうこうしている間にも観客は増え続け、50人近くが風呂の周囲を取り囲む異常事態となり、我々は早々に退散したのであった。(7月11日訪問) ★ガイド本の解説
標高は6000フィート。 湧出場所の温度は106度(華氏)。 水量が豊富なおかげで、風呂の湯は104度前後で年間を通して一定している。 ここは一時営林署が木、金、土は水着着用、日、月、火、水は自由と定義したようだが、現在は一年中を通して、各自の自由となっている。 |
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2014年02月19日
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