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クーガーから山を越えてオークリッジ(OAKRIDGE)の街へたどりつく。 ガイドではこの街から林道(FOREST SERVICE)24号を9マイル行けとなっているのだが、どうしてもその24号がみつからないのだ。 街をあちこち、そう30分は楽にロス。 結局、詳しい地図がなければ無理と判断、街中のスーパーへ。 ここで売っていた詳しい地図を見て、ようやく確認した。 結局、24号を北西に10マイルほど進むと、左へ林道1934号が分かれていく。 これをとって左へ砂利道をいく。 500メートルほどで左手にトレイルのマーク。 しかし、温泉の案内はない。 車は1台。 ここしかない。 入っていくことにする。 林の中を小川の左岸を進んで行く。 しかし、こんなムードでこの先に温泉があるとはどうしても思えない。 が、入っていく。 道が気持ち谷に接近すると行く手に人。 目が悪いので首をかしげたが、どうやら女性のようだった。 近くによって木の陰から見るとショーツ一枚であることがわかる。 乳房が揺れていた。 気配に気づいてか、彼女が振り向いたので、やむなく、前進する。 すると、風呂にたどりついた時はすでに彼女は丸裸で湯の中に片足を突っ込もうとしていた。 若そう。 30歳ぐらいか。 形のいい乳房に黒い陰毛。 しかも、一人なのだ。 どうなってんの?と思いながら、声をかけ、こちらも服を脱いで入ろうとすると一人の男性が上流側の木陰から現れた。 結局、裸で3人で入る。 すぐに話になった。 彼はエリック、そうして彼女はキムという。 彼はすごい風呂好きで、国中を旅行しているようだった。 とにかく、めちゃくちゃ詳しいのだ。 米国中の温泉を巡っているようだった。 彼に推薦の温泉を聞き、たくさんの情報をいただいた。 しかも、彼は関西学院大学へ10年前に1年間留学していたというではないか。 いまは、ミュージシャンをしているという。 彼らが川で冷やした白ワインをいただき、最高の気分。 そうこうしているうちにまたカップルが現れた。 2人もまた素っ裸。 30半ばだろう。 彼女もまたためらいもなく裸になる。 桃色の乳首が印象的。 陰毛は薄く、割れ目が見えそうだ。 なんてことよりも、風呂のことだ。 川の脇にシャベルかなにかで円形に土を掘り返して作った風呂は楕円形。 縦3メートル、横5メートルぐらい。 深さは座ると首が気持ち上向きでないとだめで、幾分疲れそうだ。 湯は36ー37度。 少々ぬるいが夏はいいだろう。 底から泡がいくつも出ていて、地面の方があたたかいことがわかる。 最初にお尻の穴があたままるのだ。 苔もはえているが、快適。 温めであるために10時間でも入っていられそうだ。 沢の音が心地よい。 一時的に雨がひどくなったが、すぐに上がって太陽も差し込む。 気分は最高だ。 やっぱり、これぐらい静寂でないとね。 エリックはとても感じのよい人で、2人はいやがらずに写真を撮らせてくれた。 やはり、まず親しく声をかけあい、そのうえで、写真を撮るというのでなければだめなのだろうね。 アメリカに来て初めての裸の付き合いとあいなった。 (7月4日訪問) *ガイドブックの解説
オレゴン名物の森に囲まれたあたたかい湯。 一年中入れる。 湯は体温とほぼ同じぐらいだ。 |
オレゴン州
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ガイドによると、正確な場所は尋ねる方がいいというので、レンジャーステーションで確認すると、ここの地図にしっかりと載っていた。 138号からトケティー(TOKETEE)湖の左岸をいく。 入り口に温泉まで4・5マイルとある。 続いて分岐点。 右に取る。 ここにはあと2マイルとある。 砂利道になる。 日本の林道のようなうっそうたる林の中ををいく。 2・1マイルほど行ったところで左に駐車場。 車は4台。 しかし、なんの標識もない。 でも、川には橋がかかっている。 多分、そうだろうと歩くことにする。 橋を渡ると右は急傾斜の細い道。 これがそうかねえ、と首を傾げつつ登る。 平坦になって、そんな気配になってくる。 やがて、見えてきた。 ガイドの通り。 ひとつは屋根がかかっているあずま屋のよう。 でも、破れ目が多いため青色のビニールシートがかかっていて、いささか工事現場風でもある。 もうひとつの風呂は屋根なしで上部にある。 ちょうど、川から20メートルほど上の斜面にあるのだ。 南向き。 雨だが素晴らしい眺望だ。 対岸もうっそうたる森。 鳥のさえずり。 せせらぎの音。 ここにはステファンという40前ぐらいの白人が一人いた。 風呂の中の掃除をしたところらしく、一緒に入る。 風呂は岩場をくりぬいた岩風呂。 4人で一杯と小さい。 温度はちょうどいい。 わずかな硫黄臭。 塩からい。 でも、湯はなめらかで最高。 ちょうど南に向いて入ると、もう極楽そのもの。 彼はここには200回は来ていると言うクレーターレークの南に住む人だった。 日本の風呂の話から、米人女性はヌードだったり、水着だったりするのはなぜかという疑問をぶつけた。 女性はとにかく美しい存在で、服を着ていること自体がおかしい。 しかし、女性は知らない男女がたくさん入っていたり、しかも酔っている男がいると、レイプを連想してとても裸になれない。 要はその時のムードだと言っていた。 そうなんだろうな。 これも一種の慣れだ。 特に女性の乳房は美しいものだし、ヘアも悪くない。 女性の性器自体はもちろん、エッチなものだが、直立した時の男のように露出しないのだ。 雨はひどくなり、もし屋根がなければ(それでも雨漏りは激しいが)とても長居はできなかったろう。 ステファンが帰って誰もいなくなった。 雨のおかげで他のお客はこないのだろう。 30分以上に渡ってこの至福の世界を独り占めにした。 (7月5日訪問) *ガイドブックから ウンパカには源泉にたどりつくまでの道作りにいささかの歴史がある。 数年前は温泉好きにとっては温泉に浸かるまでに苦労が多かった。 大きく対岸をジープで回り込み、そのうえでやぶの深い踏み跡を川近くまで降りるしかなかった。 あるいは滑りやすい泥の道や丸太をロープを使って降りていた。 それから数年後、フォレストサービスが対岸から温泉まで快適な道を切り開いてくれた。 このルートは静かな森の中の涼しい散歩気分を味わわせてくれるだけでなく、快適で安全なアクセスを約束してくれた。 温泉に入るには順番待ちが必要なこともある。 特に夏の週末は。 水着持参が望ましい。 標高2640フィート。 |
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ユージーン(EUGENE)の街から西へ向かう州道126号をいく。 ブルーリバー(BLUE RIVER)の集落を過ぎて数マイル、右にクーガー貯水池の案内板が現れる。 右折する。橋を渡り、すぐに分岐。直線に向かう道を捨て、右の方へといく。 道は登り気味となり、やがて、ダムサイトへ。 ここでガイドでは右折せよとあるのだが、ダムを渡って右折なのか、あるいはダムサイトを渡らずに右折なのかがいまひとつわからず、立ち往生する。 いちかばちかで、道の州道58号へ向かう右への道を選ぶ。 案内ではサイトから3マイルとなっており、にもかかわらず、何も現れないので、こりゃあだめかなと思いながらもなおもいくと、案内通りに右に小沢をダムにしてせき止めた池が現れる。 向かって左手には滝があって、案内通り。 行く手には駐車場もあるし、池の手前にはホットスプリングの看板まである。 ただし、日中の利用のみとある。 駐車場には汚い車(僕のレンタカーが一番美しい、走行距離が2000マイルもいっていないのだから当たり前か)が15台。 ここも有名のようだ。 車をとめ、池の右脇を川の左岸に沿って登っていく。 500メートルぐらいか。 左手下に現れた。 風呂は5段に分かれて5つの風呂がある。 ここは完全にヌードの世界。 女性も丸裸で皆一緒になごんでいる。 20人ぐらいいるが、女性の中には若そうな子もいる。 一人だけ水着をつけているのが返って違和感がある。 湯は岩間から流出している。 かすかに硫黄の臭いがするが、色は特にない。 うっそうたる森林に囲まれた素晴らしい環境だ。 全部で50人は利用できるのではないか。 ここでも写真を撮ろうとしてストップをかけられた。 異邦人でこちらの一挙一投足を見ていることもあり、これではどうしようもない。 隠し撮りをしたが、果たして・・・。 湯の温度はまったくの適温だ。 入り口から5分。 ここも連れが必要なムードだ。 でも、見知らぬ人たち同士でなごんでいる人たちがいるかと思えば、浅い所に寝そべって本を読んでいる人もいて、いろいろだ。 評価 ★★★★★(7月4日訪問) ******* ●ガイドブックの解説 中央オレゴンの南を流れるマッケンジー川の森林をさまよっていると、ふと私たちはファンタジックな温泉に出会った。 そこは重厚な樹皮と野生の花々とユージンの近くにあるオレゴン大学の学生たちで飾られていた。 源泉は小さな沢のまさに中央から流れ出している。 そうして熱い湯がほとばしり出て、冷たい川の水とまぜあわさり、浸かるにはまさに最適な温度になっている。 加えて、湯は3つの分かれた湯船を段々に落ちていくので、誰もが自分の最も好みの温度の温泉に入れるというわけだ。 それだけでは不十分なように、クーガーは果てしもない常緑樹の海と巨大な灰色の花崗岩の玉石に囲まれている。 そうして本当の意味での自由を思いきり味わわせてくれる雰囲気を漂わせている。 私たちは一緒に入った数人の若者たちと雑談をした。 彼らは道路が閉鎖にならない限り、一年中楽しめる場所であると教えてくれた。 ある若者はむしろ、粉雪の中をとぼとぼと歩いてたどりつき、そうしてあたたかい風呂に飛び込むことほど楽しいものはないと話してくれた。 *湯太郎の汚い手書きのルート図 ******** ★別のガイド本から クーガー貯水池からちょっと歩くだけで、牧歌的なお風呂がいくつもある。 裸の可能性が高い。 標高2000フィート。 原始時代の森の薄暗い雰囲気に包まれて、クーガーは高い木の上から降り注ぐ斑模様の光の中にある。 巨大な丸太によって区分けされた5つの澄んだお風呂が、急傾斜の渓谷の中にレイアウトされている。 温泉は直接、一番上のお風呂に流れこみ、一番熱い風呂を作っている。 冷たい川の水は樋を通ってシャワーのように風呂に流れ落ちる。 岩と砂利でできたそれぞれの風呂は下へいくほどに少しづつ温度が下がり、一番上で108度(華氏。摂氏42度ぐらい)から始まり、一番下で95度にまでなる。 森林サービスとともに有志が丸太の階段を作り、手すりを作ってくれている。 こうした施設の痛みやすい環境の中にあって、是非、配慮ある使用を期待したい。 利用者が増えるとともに、荒れた使い方をする人も少なくなく、そうした場合の手直しの仕事もたいへんなのだ。 もし、この素晴らしい環境の価値を理解するのなら、温泉利用の基本を知っておいてほしい。 石鹸やシャンプーはだめ。 ガラス容器の使用も禁止。 持ってきたものはすべて持ち帰ること。 歩道の土にはやさしく。 クーガーはそうした配慮をすべて求めている。 |
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ポートランドから州道224号でエスタカダ(ESTACADA)へ。 ここから車でさらにクラッカマス川の渓谷へと入っていく。 森と美しい渓流の谷だ。 天気もよく本当に最高だ。 やがて、マウントフッド(HOOD)の森林地区にはいる。 次々とキャンプ場が現れる。 そのうち、道路の左側にリップルブルック(RIPPLEBROOK)レンジャーステーションがあった。 車を止めて地図をもらうと同時にここのパンフレットを見ていると、バグビー温泉のパンフレットがあったではないか。 よしよし。 この先は分岐点ごとに温泉への案内板が登場するので迷いようはないが、最初の分岐を46号をとる。 続いて左へ46号を見送って右に63号へ入る。 次に左へ63号を送って70へ入る。 キングフィッシャー(KINGFISHER)、ペグレグフォールズ(PEGLEG FALLS)の両キャンプ場を過ぎて、まもなく、左に一大駐車場が登場する。 車はすでに20台はある。 こりゃあ、温泉も混んでいるだろうから、裸は無理と判断、ここで水着をパンツの中に着て、さあ、出発。 入り口から1・5マイル。 2・5キロぐらいあるだろうか。 好ましい米松林の下のよく踏まれた渓流沿いの道をいく。 20分近く歩くと右岸へ移る。 そうして道は左手の山の上へと伸びていく。 川沿いではないのだ。 意外だなと思いつつ、登っていくと、若者らしい喚声。 こりゃあ深刻だ。 ところが風呂は数カ所あって、驚き。 右手奥の円形風呂は満員だった。 左手はもっと大きくて個室が5つ、そうしてその下に公衆型で、ここに騒いでいる若者たちがいた。 水をかけあったり、ほとんど過剰なはしゃぎよう。 他人の迷惑省みずというのはだいたい洋の東西を問わずというやつか。 ここは縦型の湯船は長さ2メートル以上あって、まるで棺のよう。 太い木をくりぬいたやつでとっても風情がある。 オレゴン松の木の風呂ってわけだ。 ここでは老若男女がひしめきあっていた。 みな水着を着用。 女性の裸を拝めるかもという望みはついえた。 湯の温度は最適。 40度だろう。 源泉がこの小屋の上、数メートルのところにあり、これを傾斜を利用して、各風呂へ流し込んでいるというわけだ。 いくぶん、つるつるするが、それ以上の感触や臭いはない。 ここが静かな時期があるのかどうか知らないが、そんな時、来たら最高だろう。 ま、個室を利用すれば、カップルで二人切りで裸で入れるという意味では人気があるのは当たり前か。 写真を撮ったら「ダメ」と言われた。 入り口から徒歩25分、ゆっくりだと40分か。 評価 ★★★★(7月3日訪問) ********* ★レンジャーステーションにあったパンフの翻訳★★ ここから駐車場まで14マイル。 日中の利用のみが認められている。 バグビーはバグビー基金の有志によって復興、維持されている。 ★入手した情報★ ここの風呂は79年に火災で消失した。 しかし、自称バグビー友の会の活動によって再び一般の人も利用できるようになった。 友の会は同時にこの地区の警備および維持管理もしている。 風呂の利用は無料だが、寄付は歓迎する。 往復3マイルの楽しいハイクです。 水着は不要。 バグビーはポートランドの南東70マイルの所にあります。 天然温泉の素晴らしい経験をするために、是非バグビーへ行きましょう。 地元の有志が森林サービスとともに3つの風呂場を建ててくれています。 源泉は2つ。 風呂は毎日、有志によって掃除されています。 そのうえ彼らはベンチを作り、歩道を整備してくれています。 このユニークなグループはこの地域を保護することに理解を示してくれる人たちを歓迎しています。 彼らは温泉を一般に広く公開するとともに、ボランティアの活動によって風呂を無料で提供するようにしているのです。 温泉への1・5マイルの歩道はそれ自体、素晴らしいものです。 背の高いダグラスファーとシーダー、その下につる性のかえでが広がっています。 苔むした倒木が点々と転がり、それが道を妨げる場合は、その直径5フィートもある木をカットして、道を切り開いています。 渓流沿いの道からは早瀬とその間にあるエメラルドグリーンの淵が見えかくれします。 2つの橋を渡り、そして流れから離れて左の丘にある温泉へと登っていきます。 川上の方にある風呂は83年に作られたもので、直径6フィートの円形のシーダー製の浴槽で、最小限の木の壁と果てしない木々に囲まれている。 天井はけがれのない空だけ。 ここは家族や気のあった仲間たちがプライバシーを保ちながら、楽しむのに格好です。 丸太の樋が150フィートの長さあり、この中を135度の湯が浴槽へと流れ込むようになっている。 また、簡易な蛇口があって、温度調節ができるようになっている。 共同タイプの浴場は84年に完成。
やはり、簡素な木の壁と果てしない樹林とより大きな空があります。 3つの巨大なシーダーの丸太はくり貫かれて長くて狭い浴槽を作り上げている。 これが1フィートごとに並ぶ。 この木造りの浴槽は79年の火災で残った昔からある浴槽である。 そしてその端にあるのが直径6フィートの円形浴槽。 さらに86年にはここに隣接して浴場が建てられた。 焼失した浴場の複製で、5つの手作りの丸太風呂になっている。 よく考えられて設計した給湯システムによって135度のお湯が各浴槽に流れ込むようになっている。 そして、それぞれの湯船の入り口には源泉の湯量を調節できるようになっている。 あふれた湯は別の排水口から樋を通って浴場の下を通るように。 最後の樋は浴場の中央に設けた井戸に集められ、ここにはバケツが置かれて冷たい水を浴槽に運べる。 バグビーでの野営は禁止されている。 しかし、さらに0・5マイルいったシャワークリークでのキャンプは認められている。 |




