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スタンレーとケッチャム(KETCHUM)間、マイル表示146の気持ち東側に山側に登る砂利道がある。 ここを20メートルも入ると駐車場広場があり、車を降りて左手の細身の松の木がいくつか集まっている方へ歩いていく。 周囲は大草原。 この林の中央にあった。 湯はガイド通り温すぎて入れない。 この朝の寒さでは。 しかし、もし、夏の日中であればいいかもしれない。 人工的に掘って作った風呂はひざ上の深さがあって、しかも、底からプクプクと泡が間断なく浮き上がる。 なんとも素敵な風呂だ。 水は澄んでいる。 半月状の風呂は6、7人は入れるだろう。 林と横たえた木のおかげで道路を走る車は気づかないだろう。 それにしてもこれで温度がしっかりあったらなあと心から惜しまれる。 (ガイドから)
標高6900フィート。 丸太の積み上げが風呂を交通量の激しい道路から見えないようにしている。 泥の底は湯をかき回しやすい。 温度は85度(華氏)前後。 この小さな温泉が意外にも人気なのは目だたないことに加えて、次の温泉まで相当距離があるためだろう。 |
アイダホ州
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ガイドに従って国道21号をスタンレーから西へ。 そうしてファークリーク(FIR CREEK)へと向かう。 到着したと思うと分岐があって、キャンプ場を右へ分ける。 すぐにどんづまりの車止めへ。 キャンピングカーが1台あるのみだ。 橋を渡り、緩やかな流れの川の左岸を行く。 はじめは川が河原一杯を流れ、その端を行くが、そのあと、いったん川から離れて草原の中を行く。 それから再び川沿いとなり、続いてもう一度川と離れる。 今度は林の中の快適な道かと思いきや、倒木が多く、幾分歩きにくい。 そして再び川に近づくが、今度は川がよってくるというより、川によっていく感じで、やがて、川岸一杯にとる。 幾分中洲のイメージだ。 そうしてここで踏み跡が急速に小さくなる。 ここが渡渉点なのだ。 ここまで20数分。 結局、幅10メートルほどの川をずぶずぶ入っていくことになる。 対岸に渡り、木立の中を行く。 まもなくして川は左へさよならしてしまう。 高みへと登って行ったうえで平坦道となる。木立の中、ほぼ直線道だ。 さわやかな道。 やがて、再び川が真下に見えてくると道も川も大きく右へカーブする。 そして沢を渡る。 渡ったあと、ジグザグでまた高みへ。 そしてあとは再び左へ傾いた感じの道を奥へと分け行っていく。 沢をもう一つ渡ると近い感じがしてくる。 だが、なかなかたどりつかない。 ようやく林の中、道が右と左に分かれる。 右の方が明瞭だが、左の踏み跡を取る。 すぐにかすかな硫黄の臭いがしてくる。 あるある。 右手の沢と思った流れはすべて湯なのだ。 河原に降り立つと小さなプールが一つ。 湯加減はいいが、ガイドにはこれで失望するな、そのままもっと下流へ行けとある。 下流方向には河原に突き出すようにして林がある。 どうやらあっちの方だ。 確かにこの木立の中ではキャンプができそうだ。 まず木立の右の方へ振るともう一つの沢。 そう、これもまた熱々の温泉なのだ。 このまま突っ切ろうとすると犬が吠える。 人間のいる証拠だな。 まず河原へ出て、そこから回り込もうとすると、いたいた。 犬が吠えるので不信に思った主人たちをやりすごして風呂に到着する格好になった。 風呂には帽子をかぶり、サングラスをはめた人がひとりいたので、男と思ったが、よく見ると背中が真っ白で美しい。 夫婦連れの妻でした。 第2の温泉は川の本流よりも30メートルほど奥で、そこから別の流れを作って川に注ぐ。 この合流地点に石を組んで素晴らしい温泉が並んでいる。 正確に表現すれば手前中央に大きな風呂。 これはビニールで流れをしっかりとせき止めてあるおかげで深くて最高。 温度は気持ち熱めで、やけた背中が熱いが、それでも気持ちは文句なくいい。 しかも一緒に入った奥様は顔はわからないが、スリムな背中が美しい。 そうこうしているうちに横になって、淡いピンク色の乳首が見えた。 胸はスリムな分、小さい。 米人女性の胸がでかいというのは嘘だ。 小さい人もたくさんいる、というのがこのごろ得た感想かな。 湯はその大浴場(6、7人まとめてオーケー)の下に4、5つもある。 いちばん、川に近いのは川の水位に影響されそうだ。 「今年は干ばつで水が少ない」という旦那の話では、場合によっては最上部の風呂だけになる時もあるということか。 もし、そうだとしたら、あのオレンジ色のひもが申し訳程度に着いていた渡渉地点は渡れないだろう。 湯は無味無臭無色。 湯量が文句なく多いため、湯船はどこも完璧に近くて澄んで透明だ。 確かにここは来る価値が十分にある。 ポカテロから来たという夫婦の旦那によると、 「ここはいても2カップルぐらい。週末は知らないが」ということだった。 ここまで1・5時間かかったとのこと。 そうでしょう。 一方の妻はというと、愛想なしでずーっと本を読んでいる。 夫も相手にせず、旦那は所在なさげ。 石を投げたり、森の方へいったりと落ちつかない。 ただ、妻が風呂から出てタオルを巻いている時はいいが、タオルをとって、風呂の中に裸で横たわって乳と陰毛を公表すると、とたんにこちらの様子を伺う。 いい勘しているよ。 できれば、彼女のヌードを入れた温泉の写真を将来の出版のためにとっておこうとおもったのに。 谷は狭くなく広くなく、木立がたくさんあって明るい。 川は幅7、8メートル。 冷たい。上空をタカらしき大型の鳥が旋回している。 最初吠えていた犬とは仲良くなり、ビーフジャーキーをあげた。 (8月25日訪問) (ガイド本から) 徒歩で7マイル。 標高は6200フィート。 スタンレーから国道21号を西へ21マイル。 林道82、579を右折、ブルース・ミードース(BRUCE MEADOWS)とバンダリークリーク(BOUNDARY CREEK)方面へと向かう。 約八マイルでファークリークキャンプ場へのサインを見つけて右折する。 どんづまりが駐車場になっている。 最適な湯温の清らかな風呂に体を横たえ、次々に風呂を替える。 そんな光景を想像してみてください。 このアイダホでも最大規模ともいえる温泉は川沿いで、しかも太陽に暖められた石に縁どられているにもかかわらず、うっそうたる森に囲まれて静かな雰囲気を漂わせている。 このため、開放的な気分にひたれる。 その環境は自然が与えてくれる最上のものとも言える。 ベアバレークリークはこの温泉ではない別のことで名を馳せている。
この川は下流でマーシュクリーク(MARSH CREEK)に合流して、ミドルフォークサロモン川の源流となる。 ノーリターン自然保護区における景勝地のひとつである。 この川沿いの道はかつてサルモンの漁師たちによって頻繁に使われていた時代もあるが、この10年は産卵するサケの保護の為の禁漁が決まってほとんど利用されなくなった。 このため、温泉をひとりじめに出来る可能性が高い。 |
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スタンレーからサンビームへ向かっていくと、サンビームの手前0・5マイルほどにある。 かつてここにはバスハウスがあったとかで、その建物がそのまま史跡になっている。 いやがおうでも場所はわかる。 バスハウスの上流側と下流側2カ所に石で組んだ風呂がある。 下流は温度はまあまあだが、浅すぎる。 上流は2つあって、一つは母親と娘たち2人が風呂の縁に腰掛けて足を差し入れているだけだ。 何となく近寄っていきにくい雰囲気がある。 入るなら入れ。入らないなら入るな、と言いたい。 ここは観光地に近く、とてものんびりと静かな雰囲気で入れるものはない。 むしろ、子供連れできて、川で遊んだり湯で遊んだりするところだろう。 源泉は山の中腹で湧き、これが道路の下をくぐって流れてきて、それで池に入る。 自然の温泉ではある。 渓谷はそれほど深くはなく、右岸はしっかりとした森、 左岸は面積の半分ぐらいが木という感じ。 東からのぼった太陽が谷を一面に照らし出し、めちゃくちゃ明るいムードが漂う。 湯量は豊富。 無味無臭だが、さすがに硫黄の臭いもする。 しかし、湯量のせいで風呂は明るく、透明できれいだ。 川の水面とほぼ同じ高さにあるので、増水したらおしまいか。 3人連れが行ってしまったあとに入ってみるとこれがいける。 最高。 何かでしっかりと掘ったらしく、深さも十分にある。 周囲に息子の姿を写す母親がVTRを回していたのでためらったが、ここで下着を脱いで水着に着替えてしまった。 このプールは相当工夫して回りをうまく砂で固め、そのうえで川の水と温泉を巧妙に同じ場所から流入させて温度調節を図っているのだ。 遅れて父母、娘2人の4人連れ。 娘は高校と中学か。 靴だけ脱いで足をつけて遊んでいるうちに下の娘はバランスを崩してドボンと腰から下をずぶ濡れにした。 おっちょこちょい娘とは彼女のことか。 笑いをこらえるのに苦労した。 (8月25日訪問) (ガイド本から)
標高6100フィート。 スタンレーから11マイル。 スタンレーからシャリスまでのサロモン川沿いの温泉群の東端にある。 沸騰した湯が道路をくぐって川の縁にある風呂へと流れ込む。 入浴者は石を動かして望ましい温度に調節ができる。 下流側には手作りの木の風呂がある。 長く伸びたホースで一人が入れる大きさの風呂に湯を注ぎ、そうして脇においてあるバケツで川の水を入れて混ぜる。 水を加えないことにはとても熱くて入れない。 バケツがある幸運を祈ります。 |
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スタンレーの街を7時30分すぎに出発して21号を再び東へ。 谷筋がまっすぐ伸びていることもあって、朝日を真正面から受ける。 でも、まぶしいのもいい。 朝は0度近くまで冷え込んだようで、車内のガラスにはびっしりと霜がおりていた。 昨日行った温泉はどこもすごい湯気。 また、この後いく予定のサンビームは道路左手の斜面から川まで幾筋ももうもうと湯煙をあげている。 やがて、右手にスレートクリークの看板。 地図ではここに橋があるはずだが、ない。 おかしい。見過ごしたかと思って戻るが、全くないのだ。 流されてしまって、もう歩くしかないのか。 それなら7マイルの徒歩となり、ちょっとお手上げだ。 もう一度東へいくとサルモンリバーを橋で右岸へ渡る。 するとその向こうにあった。 そうか、そうでしたと、ちゃんとガイドを読まなかったことを反省する。 ここからは日本の林道を連想させるような車一台の、しかもデコボコ道。 とても時速20マイル以上は出せない。 途中、牛が道路の中央を占拠、申し訳ないがどいてもらう。 そんなことをしつつ、6・5マイルまで行ったところにキャンピングカーが止まっている。 そのあと、さらにちょっといくと、行く手にゲート。 そこで、その手前で車を止めて出発する。 すぐに行く手に白いガケのようなものと車、建物が見えてくる。 まっすぐの、車にはいささか厳しいのぼりだ。 初めはその白い建物が温泉かと思っていた。 というのもガイドもそうなっていたので。 ところがその手前、左手に湯気が上がっていた。 湯煙の上がる池の上部に木で作った浴槽があった。 どうもこれのようだ。 以前、この風呂には囲いがあったのかもしれないが、今はなし。 湯はその木の浴槽のちょっと上から3本のパイプを通してとうとうと流れている。 これがトタン板でまず源泉池に集まり、そこから木の浴槽をはさむように西側を流れていく。 浴槽にはほんの少ししか入ってこないようになっている。 沢筋から引いたホースが伸びてきていて、申し訳程度に浴槽にチョロチョロと入ってくる。 浴槽は横1メートル、縦2メートル弱。 深さは膝まで。 膝をかかえて3人、横になれば2人でいっぱいだ。 温度ははじめ外気の冷たさに慣れてしまって熱かったが、本当は42、3度でちょうどよかった。 かすかに硫黄臭はするが、湯の華はない。 流量は結構あるが、浴槽の下の池はものすごい苔と泥が繁茂して、とても入れない。 ということは浴槽が込んでいれば、待たされるというわけだ。 たった一人の朝湯は気持ちがいい。 まだ太陽が差し込まない谷でビールを飲みながら朝を迎えるというのは、幸せの一語に尽きる。 そうしているうちに朝日が差し込んできた。 ここは川の音だけ。 車の騒音もなく、別天地の趣きだ。 昨日、長湯したところで背中を焼きすぎて焼けるように痛い。 それにしても、去り難い雰囲気。 一日いたい。 米松の木々に囲まれた小沢の温泉だった。 (8月25日訪問) (ガイド本から)
標高は7040フィート。 スタンレーからルート75で東へ23マイル。 スレートクリーク通り(林道666)を右折。 ちょうどサロモン川の橋を渡った先に入り口。 そうして荒れた道を7マイル。 行き止まりまでいく。 ゲートをまたぎ、数百ヤードいくと到着。 |
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スタンレーから東へ7マイル。 ベイスン・クリークキャンプ場を過ぎて、道は右カーブして、高みへのぼる。 この頂上付近で右へ川身に接近する砂利道を入る。 正式なものではないが、ここはキャンプ場になっている。 ややきつめの坂道を下って行く。 ガイドの案内にはデッドエンドと書いてあるから、切り返して行き止まりまで行ったところ、どうも違う。 どうやら、切り返しの角の先らしい。 戻ってみると、そう、男一人女二人の中年組が寝湯をしていた。 ここは湯は少量。 温度は体温と同じぐらい。 川の水の注入なしで風呂になっている。 半径は3メートルほど。 温度はちょうどいい。 湯船の底が砂地で、お尻にはやさしくていいが、湯量が少ないことも手伝って、湯全体が濁っていることはマイナス要素と言える。 この辺の兼ね合いは本当に難しい。 ここは川の水面よりも30ー50センチ高い。 下流側のカーブしている道路からまる見えということもあり、ここも裸は厳しいものがある。 ただ、オジサンたちはさっさと出て行ってしまったので、オレは今日最後ということもあり、裸になる。 風が心地良い。 今日も文句ない快晴だった。 (8月24日訪問) (ガイド本から)
標高は6100フィート。 この半分、人里離れた場所はケム(KEM)温泉としても知られている。 スタンレーの東のソロモンリバー沿いにある一連の温泉の中では一番の場所かもしれない。 車の往来の激しい道路の下の川沿いにある。 多くの旅行者たちは、そこに温泉があることを知らない限り、気づかないで通り過ぎてしまう。 2つの家族風呂規模のプールがあるが、往々にして満員であることが多い。 石組みを直せば137度(華氏)の湯を川へと放出したり、逆に川の水を入れることもできる。 増水期には風呂は水面下に沈み、石も流されてしまう。 このため、これを組み直すボランティアの腕によって、夏になって現れる風呂の形が変わってしまうという事態となる。 |





