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写真は、「ナギソミツバツツジ」。
/(4/24)長野県南木曽町の「天白公園」にて。
「つつじ」(赤)の花言葉は、「恋の喜び、初恋、情熱、愛の喜び」など。
美しき乙女の化身
風早〈かざはや〉の 美保の浦みの 白〈しら〉つつじ 『風早の美保の海辺には白つつじが美しく咲き匂っている。
その花を見ても、亡くなった人の悲しみを思うと、少しも心がなごまない』
この歌の題詞には
「河辺宮人、姫島の松原の美人〈をとめ〉の屍〈しかばね〉を見て、
哀慟〈かな〉しびて作る歌」とあります。
旅は常に危険と背中合わせであったことは容易に想像できます。
万葉集にも旅の途中で不幸にして病に倒れ、
道ばたに屍をさらすことになってしまった人を悲しむ歌が何首かあります。
しかし、この歌はそうした旅人を詠んだものではないようです。
「姫島」は、淀川の河口にあった島の名ではないかといわれ、
「美保」とは「三穂」つまり和歌山県日高郡美浜町三尾にある
岩窟の名だとする説があります。
しかし、いずれの説も定かではありません。
当時、「サクラ」項で紹介した
「桜児伝説」に似た話が日本各地に伝わっており、
万葉集にもそのいくつかが紹介されています。
姫島にも同じような伝説があり、この歌はその姫島伝説に題材をとった
物語的な歌ではないかといわれています。
そして、伝説では「白つつじ」は
美人〈をとめ〉の魂の化身とされていたのではないでしょうか。
ツツジは、
古くから日本の山野に自生しており人々にも親しまれていたようです。
万葉集にもツツジを詠んだ歌が9首あり、
「つつじ花のにほへる君(3-443)」
「……つつじ花にほへる少女……(13-3309)」などと、
若さと美しさのシンボルとして詠まれているケースが多いようです。
/万葉の花(ツツジ)
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