写真は、「サポナリア」(5/4)と「大輪ガザニア」(5/9)。
/ご近所にて。
受け継がれる人間と自然の「聖なる」関係
幸田 どのようにして教えるのですか。
バンクス
私は木から始めます。
樹木が繁殖しているところにわれわれも繁殖する。
これは誰もが持っていなければならない基本的な理解です。
この関係に少し焦点を当ててみようと問いかけます。
木も私たちもお互いの呼吸で結ばれている。
私たちのはき出した息を木は吸ってくれて、
彼らがはき出した息を私たちは吸う。
樹木がなければ私たちは生きていけない、死んでしまう。
これが「聖なる」関係であるというふうに伝えます。
幸田 バンクスさんご自身は幼いころ、
ご両親や大人からどのようにして教わったのですか。
バンクス
魚、アヒル、ワイルドライス(まこも、イネ科の多年草)、
メープルシロップ、この四つとともに私は育ちました。
私たちは漁業民族なので、湖で魚を釣ります。
また、ワイルドライスも収穫します。
祖母は船で刈り取った
ワイルドライスの一部を再びまいていました。
アヒルにも分け与えなくてはいけないと話していました。
魚釣りに行くと祖父は土地にたばこを置いていました。
魚を与えてくれる土地に感謝をしているのです。
幸田 神への捧げものがたばこなのですね。
バンクス
そうです。
「申し訳ありませんが、魚をとります。
生きるために少しいただきます」と祈ります。
春にメープルシロップをとるときもたばこを捧げて、
1本1本の木に触れながら感謝し長い祈りを捧げます。
幸田 バンクスさんの部族の名前は。
バンクス
アニシナベ(Anishin Abe)族です。
米国とカナダに8万人ずつくらい住んでいます。
幸田 アニシナベ族はどのような文化、
歴史を受け継いでこられたのですか。
バンクス
森に暮らす部族です。 基本的には漁業と狩猟。
クマ、シカ、エルク、アメリカヘラジカ、ビーバー、
ブルーベリー、ラズベリー、野生のりんご、プラムやぶどうなど、
私たちを支えている基本的な食べ物です。
(1999年1月23日東京都内にてインタビュー)
/デニスバンクスナワ カミックさん
(アメリカインディアンリーダー)より
/シャーミンのエコインタビュー
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