ほつまのともしび

四季折々の気ままに撮った風景や花

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軟蘇(なんそ)の法

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 一休さんや沢庵和尚と並んで、庶民に親しまれた江戸中期の名僧に
「 白隠禅師(はくいんぜんじ)」(1685〜1768)がいます。

「駿河には、すぎたるものが二つあり。一に富士山、二に原の白隠。」と歌われ、
昔から人々の間で親しまれ、語り継がれてきました。
 白隠禅師は、日本臨済宗中興の祖と称される高僧ですが、
徳川五代将軍綱吉の世に沼津市の原で生まれています。

 猛烈に禅修行をし過ぎた為に、「禅病」という病にかかりました。
(頭はのぼせ上り、両腕両脚が氷雪のように冷えて、心は疲れ切って、
夜も眠ることができず、幻覚を生ずる)ようになったといいます。
 悩み抜いたあげくの果てに、山中に棲む白幽という仙人から、
養生と病気の予防についての秘法を教えられ、やっと克服することができたそうです。
 その体験談を、七十三歳のときに『夜船閑話(やせんかんわ』という書で紹介しています。

 禅師が唱えた健康法は、仰臥禅(寝禅)というもので、内観法、「軟蘇(なんそ)の法」と言い、
(下腹部から下肢および足の裏まで温かくし、気持良くする観想法)によって養生する、
腹式呼吸法によって「頭寒足熱」を促進し、呼吸器病、神経症、不眠に特によい方法として、
現代でも多くの人の関心をとらえるようになっています。


写真は、安藤広重の東海道五十三次ノ内「原」の絵と、白隠の『達磨図』(万寿寺蔵)。

*広重の東海道五十三次ノ内「原」の絵は、『朝之富士』とも云われ、
東海道で富士山が真近に見える原宿と吉原宿の間の構図になっています。
「高さを誇張するあまり、頂上が枠外にはみ出てしまった絵」としても有名です。
 また、江戸時代の浮世絵師は洒落っ気があったようで、
広重もこの絵の中の人物に仕掛けをしています。
 荷物をかついでいる男性の着物柄の模様の中に、
広重の名の頭文字、「ヒ」が「ロ」の字の中に入っています。・・・

**白隠の「達磨図」の左上には「直指人心(じきしにんしん)
見性成仏(けんしょうじょうぶつ)」との賛が書かれています。
 『自己の心をまっすぐつかみ、自己の本性を徹見して悟ること。
煩瑣な教学にとらわれないで、人間が本来持っている仏性を直ちに体得すること。』
と云う意味だそうです。

以下のURLも御覧下さい。
http://blogs.yahoo.co.jp/hotsuma816ohari/10274861.html  (生死は表裏一体)

閉じる コメント(2)

下半身入浴などは最適なのでしょうね。恵那山、雪が少ないので、厳冬期の登山に最適の年かもしれませんね。

2007/2/12(月) 午前 9:36 とっさ

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とっささま、「軟蘇の法」は、仰るように下半身入浴に通じるものがあるようですネ!/この冬は暖冬で、恵那山にも雪が少ないとの事ですが、ありがたくもありありがたくもなしかも知れませんね。・・・

2007/2/13(火) 午後 1:39 [ hotsuma816owhari ]


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