写真は、真夏の或る日(先月)、散歩の途中で。 /ケータイ撮影。
『 Hopi族 』の神話
参考文献/先史文明研究家 浅川嘉富 抜粋 www.y-asakawa.com
/ホピ族 宇宙からの聖書 フランク・ウォーターズ
以下、ホピ族の神話は北アメリカ先住民族研究家、
ランク・ウォーターズ著書『ホピ・宇宙からの聖書』を要約したものです。
「第2の世界」の創造と滅亡
「第1の世界」が滅びた後、地球が冷えるまでには時間がかかった。
冷え終わった後、ソツクナングはそこを清め、「第2の世界」の創造に取りかかった。
かつて海であったところは陸に、陸であったところは海に変え地上の様子を一変させた。
すべてが完了したところで、ソツクテングは蟻塚の屋根をたたき、
避難していた人々に外に出るよう呼びかけた。
ソツクナングは人々にいった。
「わたしの造ったこの第2の世界に入りなさい。
前ほどは美しくないが、それでも美しい世界である。
増え、幸せに過ごしなさい。
しかし、創造主とその掟を心にとめなさい。
創造主に対する讃美の歌が聞かれるうちは、あなた方はわたしの子であり、わたしに近い」
こうして、人々は「第2の世界」に現われた。
そこは広大な陸地で、以前の世界とは一変していたために、
かつての悪しき世界については何も思い出すことがなかった。
人々は急速に増えて地の四隅に広がり、地球の裏側にまで広がっていった。
「第2の世界」では、
頭頂の中枢がまだ開いていたので互いの心の中を見ては話すことができた。
また、彼らはソツクナングを身近に感じ、創造主タイオワを称える歌を歌い続けた。
「第2の世界」は以前のそれに比べて自然の幸に恵まれておらず、
動物たちも離れてしまったために、人は自ら仕事に励み手で物を作り、食料を集め、
家を建てねばならなかった。
次第に村が出来、その間を結ぶ道路もでき、交易が始まり、
互いに物を売買するようになっていった。
ところが、交易が盛んになるにつれて、得れば得るほどますます物を欲しくなりだし、
創造主への賛美を忘れ、売り買いし蓄えた物に対して賛美をするようになっていった。
その結果起こるべきことが起こり、人々は争い始め、村同士の戦いが始まった。
創造主は再び世界を滅ぼすことを決め、
心の中で創造主に祈る者だけを再び蟻人間のキヴァに導いた。
人々が安全に避難すると、ソツクナングは南極と北極をそれぞれ守っている
双児のポカングホヤとハロンガウホヤに持ち場を離れるように命じた。
双児が持ち場を離れると、世界はバランスを失い、回転が狂って二度も引っくり返った。
山々は大音響とともに海になだれ込み、海と湖は陸に覆いかぶさった。
そして、それらが冷たい生命なき空間を巡る間に、世界は厚い氷に閉ざされた。
「第2の世界」はこうして終わりを告げた。