朴思堂だより

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いのち

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不戦の像

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   (不戦の像)

山あいの小さな村に

不戦の像が建っていた

幼い子を背負い

小さい男の子を連れ立つ若い母親の像

どこにでも見られた五十年前の日本の姿だ

この母親はかつての私の母であり

男の子は 私たちの子どもの姿であった


像の前には二本の老いた松が

枝を広げていた

父や 夫や わが子が戦場に行く時

村中で見送る場であったという


おとうさん行かないで

おとうさん死なないで

おとうさん帰ってきて

母と子が

声をかぎりに叫びたかったであろう

あふれる涙は腹の奥深くのみこんで

笑いをやっとこつくり

最後の別れをしたのだった


おとうさん おとうさん


像の上で小さい男の子が

右手を空に突き上げて叫んでいる声が

山あいの村から聞こえてくる


五十年の歳月は歴史を風化する

不戦の像とのめぐり逢いは

忘れかけた自分を取りもどしてくれた

あの悲惨さとむなしさを


       M・Y さん詩



 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


久しぶりに若い人たちと南佐久郡南相木村(あいきむら)を訪ねた

村の入口に建つ「不戦の像」

M・Yさんの詩をかみしめつつ

かつてこの像のもとへ

足繁く通われたN・Kさんを偲んだ


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