朴思堂だより

打てば響く世界を朴の木の下で思う

戦争と平和

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  座間味島(ケラマブルー)


沖縄は観光で行く場所ではない

長い間そう思って生きてきた


中学時代に沖縄の女子中学生Kさんと2年余り文通したことがあった

彼女は基地の島沖縄の現状を

新聞や雑誌の切り抜きと共に

手紙で知らせてくれた

私は南国の少女と文通できる

ただそれだけで嬉しくて

送ってもらった写真を友達に見せたり恋人気取りでいた

私は好きな野球のことや

こんな遊びに夢中だよ・・・といった

なんでもない日々の暮らしを綴っていた


Kさんは真実一生懸命に

辛い沖縄の現状を訴えていた

戦争のこと 平和のこと 基地のこと

それに伴い沖縄の人たちが

どんなに虐げられた立場であったか

感じて欲しいというメッセージが

いつも込められていた


まだまだ幼稚であった私は

Kさんの思いをくみ取ることもできず

「なんか、たのしくないなあ〜」と

やがて一方的に返事を書かなくなってしまった


いつの間にか絶えてしまったKさんとの文通

けれど心のどこかに

Kさんにすまないという思いがずーとあった

身勝手な自分を心のどこかで責めていた

そんなことからか

何度か沖縄旅行のチャンスはあったが

躊躇していた


三十代半ば チャンスは思いがけず訪れた

京都・一燈園の石川洋先生から

「沖縄慰問研修の旅」のお誘いが掛ったのだ

石川先生は沖縄復帰前から

遺骨収集のため

なんども沖縄を慰霊訪問されているお方である

先生と一緒になら願ってもない沖縄である

沖縄本島南部戦跡

あこがれの島 慶良間諸島・座間味島巡り

本島北部にある伊江島では

ヌチドゥ(いのち)宝の家主宰

阿波根昌鴻さんにもお会いできる


今こそ行く時!

Kさんへのお詫びの思いも抱きながら

私は、初めての沖縄訪問を決めた

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ご無沙汰です。

沖縄、きれいな海ばかりに心惹かれますが、

>沖縄は観光で行く場所ではない

深くこころに感じ入っています。

私はいつも沖縄タイムズや琉球日報の記事をインターネットのニュースで見ていますが、沖縄と本土とのあまりの温度差(マスコミを含め)を強く感じます。

Kさんとのこと、hounokiさんの心に若い日の心の痛みとして残っているのですね。
Kさんに、今のhounokiさんの思いが伝わればいいのに・・・・。

沖縄の痛みは、私たち日本人一人一人の痛みであることを噛みしめねばいけないですね。
ありがとうございました。

2010/8/3(火) 午前 7:45 [ haihaisan ]

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haihaisanこんばんは。

お久しぶりです。コメントありがとうございました。
沖縄の地元紙は切々と書いていますね。本土の大新聞はなんとお粗末な切り込みでしょう。
マスコミは死んだ!そう叫んだ人の心意気を思います。

後日談ですが沖縄旅行のあとKさんの所在が分かり、思いがけず電話でお話ししたことがあります。
20年ぶりに初めて電話でお話しできました。こういうことも人生にはあるのですね。

2010/8/4(水) 午後 9:28 [ hounoki508 ]

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私は南の海が大好きで沖縄本島・久米島・宮古島・石垣島・西表島等々に数回にわたってスケッチ旅行を若い日にしたことがありました。いまでも鮮明にそれぞれの島の景色が浮かびます。そのことを題材にして一昨年『愛ゆえに人は・・』(文芸社)と言う拙い純愛小説を発表したことがありました。そこでは久米島が舞台でした。そのことを思い出しました。

2010/8/8(日) 午後 3:22 [ kabanotakara ]


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